2009年6月27日土曜日

保育所の待機児童、性教育、中学校給食について

議会始まる直前に、青森の父の具合が悪くて娘と帰省。
顔をみて、声も聞けたのですが、大きな存在だった父が、身体もすっかり小さくなって...今はゆくゆくは人工呼吸器をどうするか...という話もありますが、様子をみてる状態です。
高校卒業で弘前を離れ、以来同居することなく、親孝行せずのままでした...


そんなこんなで、次の日からは6月定例議会。

今回は補正予算があり、はじめての総務常任委員会。副委員長となり、緊張しました。昨日で議会は終わりました。只今議会報告の市議団ニュースを作成中です。報告会と生活相談も予定しますので、決まり次第お知らせします。

一般質問は、なんとかしてほしい!と相談の多い保育所の待機児童解消について、中高生の親としては性教育と中学校給食は切実な要求ということでとりあげました。長くなりますが、紹介します。主な答弁も加えました(読みにくいかも、すみません)。是非ご意見をおよせください。


















日本共産党を代表いたしまして、一般質問を行います。

最初のテーマは
保育所の待機児童解消についてです。


保育所に預けたくても預けられない、というお母さんたちが本当に増えています。

「保育所に入れないと東京の実家に預けて子どもと別々に暮らすことも考えなければならない」「保育所が決まらなければ、一ヶ月単位で育休の延長をするか、保育料の高い無認可保育所を選ぶかになり、本当に困る」といった切実な保育所の相談が、昨年から私たち議員団にも寄せられます。

小泉政権時代、待機時ゼロ作戦を打ち出してきましたが、このとき保育所は増やしていません。定員125%増を許し、詰め込み保育をやってきました。公立保育所の民営化をすすめ、企業参入を許してきました。その結果、経営が成り立たなくなって突然保育事業を撤退し、子どもとその親たちが路頭に迷うような事態もなっています。

「こんなに可愛い子どもを産んでも、入りたい保育所に入れず、子育てが大変になるなんておかしい」と子育てと仕事の両立に頑張っている若いお母さんは話してくれました。

いまやるべきことは、安心して預けられることができる保育所の新増設を国と自治体が責任もって計画的にすすめてくことです。同時にマンション建設が進んでいる地域では、子育て世代が増えて保育所の入所を希望する家庭が増えています。市内においても今年4月の待機児童はこの9年間で一番多くなっています。待機児童解消のための緊急対応は最優先の課題です。

*上のグラフは2001年度から2009年度までの9年間の保育所の入所児童数、保育所の定員、待機児童の数を棒グラフで表したものです。真ん中の太い線は保育所の定数、下の棒は入所児童、上の棒は待機児童です。

入所児童の数が2006年の浜風夢保育所開設で60人、翌年2007年山手夢開設で120人と増え、これで一気に待機児童解消ということになるはずでした。しかし、入所の申し込み数は年々増え、山手夢が開設の前年2006年は前年度に比べ9人増。2008年は95人増、2009年度は84人増となり、不況の影響で働き始めようと申し込む人が一気に倍に増えたと考えられます。来年春に春日町で私立保育園が増設されると、今度は入れるかもしれないとさらに入所の申込者数が増えると考えられます。


①  そこでおたずねします。今年度4月、保育所の待機児童は公立102人、私立84人の計186人とのことでした。現在は何人でしょうか。

入所却下の通知を受け取り、やむなく無認可保育所に預けて働きに行かざるを得ない保護者もひとりや二人ではありません。費用が高い無認可保育所にやむなく入っている子どもたちも多く、本来は保育環境もいい認可保育所を希望しています。しかし、働くには無認可保育所に預けなくてはならないのです。無認可保育所に入っている子どもたちの中にも、認可保育所の待機児童がかなりの数いると考えられます。さらに伺いますが、働くため、生活するためにやむなく子どもを市内無認可保育所に入所させているという家庭は4月現在で何人いるのでしょうか。

*市長答弁/
国基準は36人、申し込みは6/1現在で180人 無認可6/10現在で357人。


② 二つ目は、保育所の運営のあり方検討委員会での検討状況についてです。

先週の民生文教常任委員会で民間保育所が新設されることになったとの説明がありました。この間、行財政改革特別委員会では、保育所の運営のあり方を検討するために検討委員会を設置して、待機児童の問題を中心に検討するという報告がされていました。有識者や市民の代表も含む検討委員会にするということでしたが、委員会が発足されて検討がはじまったのでしょうか、また今回の春日町にできる民間保育所建設の経過を伺います。


③ 三つ目は、入所基準はより家庭の実情を反映するような基準にしていただきたいということです。

希望する保育所が定員オーバーの場合、保育所入所の基準によって、保育の必要度が高いか低いかが決められていて、定員に空きが出れば必要度の高い順から入所できます。いつまでたっても入所できない保護者は、窓口に何度か足を運んで相談するなかで、入所の基準がどのようになっているのか知り、自分の保育必要度の基準はどのようになっているのか、客観的に判断されているのだろうかと不安になります。

実は、その入所基準については、自治体によって多少違いがあります。親がどんな働き方をしているのか、協力者といわれる子どもを見てくれる人が何時間働いているのか、現在の保育状況はどうなのかなど保育者や保育の実態を細かく把握します。それを点数でランクをつけて保育の必要度に反映させることで保護者自身も一定納得ができるのですが、芦屋は西宮と比べて、その点ランクづけが細かくなっておらず、保育の必要度を反映した点数の違いが出にくくなっているのではないでしょうか。

例えば、芦屋と西宮と比較した場合、普段保育にあたる人がパート勤務の場合、芦屋では8時間以上、6時間以上、4時間以上の3ランクですが、西宮はさらに4時間以上の次に4時間未満というランクがひとつ多くなっています。就労が内定し、保育所が決まれば働けるという人の場合、西宮では内定した職場の勤務時間も判断基準になり、今申し上げた同じ4ランクで区別されます。芦屋では内定しているかどうかだけで、どんな勤務かの基準はありません。

入所基準で点数が同じような時は、個々の事情の内容の対比により、優先順位をつけることになっています。この場合も西宮に比べて、芦屋ではおおざっぱです。

例えば、西宮では同居の親族などがいて、その人が64歳以内だと1点の減点です。自営業の場合、芦屋では本人が主たる従事者かどうかの1ランクのみですが、西宮は本人の勤務時間によって3ランクの区別を設けています。

入所申し込み時に、保護者から詳しく聞き取り、保育の状況を考慮していただいていると思いますが、幼い子どもを抱えての保育所探しや共働きで協力者が県外となると、子育ての負担は重くのしかかります。もう少し実態が反映されるような基準の分け方や配慮を検討していただきたいのです。いかがでしょうか。

*市長答弁/
就労だけでなく、入所理由は多様化している。公平になるよう検討する。


④ 四つ目は、子育てを頑張っていこうとしている保護者をもっと応援してほしいのです。

保育所入所を希望する家庭は、どの家庭も必要だから申し込んでいるわけです。申し込む親は、窓口の職員の方にその実情を詳しく話しながら、入所できなければ働きに行けない、生活ができなくなるという切羽詰った状況をわかってもらいたいという思いがあります。子育て応援していますよという職員の思いを積極的に伝えていただきたい。親身な相談体制を望みますがいかがでしょうか。


⑤ 待機児童の解消について、最後の質問です。

この不況下で働かざるをえない家庭がさらに増えることも予想されるなかで、来年春開所にむけて民間保育所が建設され、定員60人が入所できるようになったことは良かったと思います。しかし、それでも入所を待っている子どもはおよそ120人です。今後待機児童の解消をどのようにお考えでしょうか。民間任せにせず、自治体の役割として保育が必要な子どもや親のために公立の保育所の増設を求めますが、いかがでしょうか。

*市長答弁/
民間誘致などコストのかからない方法で検討する。公立保育所の考えはない。


二つ目のテーマは
食育推進計画における中学校給食について。

戦後始まった学校給食は、2005年食育基本法が成立したことで「食育」という考え方が加わり、「栄養をまかなう」ことから「何をどう食べるのか」に変わってきました。

東京農業大学の美土呂知之さんは「食育」について次の4点を大事にすべきであると指摘しています。①文化の要素=地域食をめぐる知恵と伝統、農産物の生産や貯蔵保存、調理方法、②ホンモノの味=とれたての「旬」の味、健康なえさで育った肉、魚介、③共生・共食=いのちの恵をいただくことの意味を知る、④味覚の形成=五感・感性を発達させるという内容です。

「食育」は知識だけではなく、確かな味覚をつくり、生産地域のくらしや加工や調理をまなぶ総合的な取り組みだということです。

食育基本法の前文には、『子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要である。食育を生きるうえでの基本とし、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている』が『一方で、社会経済情勢がめまぐるしく変化し、日々忙しい生活を送るなかで、「食」の大切さを忘れがちである』と食生活や食の安全の問題、食料自給率の向上も指摘されています。そして、なにより、家庭や学校、保育所、地域等を中心に取り組んでいくことが課題だとされているのです。

地方公共団体は、その区域の特性を生かした自主的な施策を策定し、実施する責任があるとして、芦屋市も食育推進基本計画の作成にむけていま市民の意見を募集している最中です。

芦屋では、保育所や小学校では自校方式のおいしい手づくり給食が自慢であり、地元兵庫の農産物や国際色豊かなメニューなどにも積極的に取り組んでいただいています。しかし一般的にいわれているように、一人で食事をする孤食や欠食、肥満など健全な食生活が失われ、食の安全の問題、「食育」への課題解決も急がれているところです。


① そこで、おたずねします。いま芦屋市として取り組もうとしている食育推進計画には、どのような理念と内容が盛り込まれていくのでしょうか。

全国的にも進んでいる芦屋の学校給食に、「食育」をさらに積極的に盛り込んでいくような取り組みが強調されていると思います。「何をどう食べるか」が問い直されているこの機会に、いま子どもたちがどんな食習慣で、どんな食品をとっているのか、その実態をもとに、改善あるいは拡充することが必要ではないでしょうか。食育基本法での学校での役割について、食育推進計画ではどのように位置づけられているのかおたずねします。

*教育長答弁/
様々な経験を通じて、一貫性のある食育をしている。


② 二つ目は、中学校での食育の課題を伺います。

芦屋の小学校給食の評価は大変高く、手間と工夫を重ねておいしい給食を作っていただいていることに感謝しています。小学校での成果のうえに、さらに中学校ではどのように「食育」が取り組まれていくのでしょうか。健康増進計画には、「中学校では、保護者弁当になるため、自分でも弁当が作れるような指導をする」とありますが、中学校での食育の課題を伺います。


③ 最後に、「食育」をすすめて健康増進をめざすというこの計画に、中学校給食実施のための検討を加え、中学校給食をぜひ実施していただきたいということです。

中学生・高校生といえば、よく食べ、よく運動する年頃ですが、気分次第で、好きなものを好きな時に好きな分食べるという食習慣は、肥満や「やせ」につながり、栄養不足をサプリメントなどで補う傾向にはしりがちです。

さらに思春期の食生活で深刻な問題として指摘されていることは、少子化の中で個別化した食ということです。一人で食べる孤食が当たり前になり、「そのほうが気を遣わずに済むから、むしろ楽しく満足している子どもが多い」といったアンケート結果をどう読み取ったらいいのか、さいたま・生協とくらしの研究所、片野るみこさんは次のようにコメントし、「こどもが一人の食事を楽しいと感じる根底には、人との接触を拒む心の動きがうかがえ」この状態が続けば「自分だけの世界に閉じこもるおとなになりかねない」と指摘しています。「同じ釜の飯を食う」ことで、つまり給食にかかわる人々、栄養士や調理員、生産者とのかかわりのなかで子どもたちは自分と他人、地域とつながっていることを学び、変わっていくことができるのではないでしょうか。

県内中学校357校のうち169校、47.3%で完全給食が実施されており、西宮では全ての小・中学校で自校方式の学校給食になっています。人と地域をつなぐ食育を中学校給食でぜひ実現していただきたいと思います。市長の中学校給食へのお考えを伺います。

*市長答弁/
有効な手段である(今の)弁当の給食続ける。



最後のテーマは
健康増進計画における学童・思春期の性教育について。
 
性情報について、これまで思春期の子どもたちは、学校や親に聞く以外はおよそ雑誌やテレビ、あるいはビデオやDVDを通じてその情報を得ていました。しかし今は、インターネットや携帯の発達によって、ゆがんだ性情報があふれています。簡単に有害サイトにつながり、規制をしていても有害サイトの入り口には進み、十分な性教育を受けないままで信じ込んでしまうとしたらとても危険なことです。子どもだけでなく若い人もゆがんだ性情報にさらされているわけで、誤った性情報は普通の生活でも、男女関係に影響を及ぼす可能性が高いと指摘もされています。

さらに、性産業での悪質な手口の商売が後を絶たちません。全国消費者生活相談員協会が契約トラブルで相談を受けた結果には、一番多かった「運輸・通信サービス」に関する相談のうち、ほとんどが携帯電話のアダルト情報サイトや出会い系サイトに関するものだったということです。こころと身体のアンバランスが精神的に不安定にさせ、マスメディアからの影響も受けやすい思春期の時期、ゆがんだ性情報に流されないように、正確な情報の提供や悩みや疑問に寄り添った相談体制や取組みが是非とも必要です。思春期での学びや男女平等の感覚は、その後も大きく人間関係に影響するからです。

この3月、内閣府男女共同参画局は、「男女間における暴力に関する調査」結果を発表しました。日本での男女間における暴力の実態を把握することが目的で実施されているものですが、20年度の調査では、配偶者から身体的暴行、心理的攻撃、性的強要のいずれかの被害経験があったという人の合計は女性で33.2%、男性で17.7%。また、これまでに配偶者から何らかの被害を受けたことのある人うち、女性の13.3%、男性の4.7%が命の危険を感じたと回答しています。内閣府の調査で、DVの被害を受けた女性に、受け始めた時期を聞いたところ、結婚してからが55.9%と最も多く、次に育児中12.4%、妊娠中4%出産直後2.4%となっています。

結婚し、子どもが生まれる前後に暴力関係がはじまっていることが明らかになったことに神戸のある助産師は注目し、DV被害者の立ち直りや被害に遭わないためにも助産師の役割が重要であると次のように話されています。「妊娠、出産は女性にとっても家族にとっても、生まれてくる赤ちゃんにとってもとても素敵で偉大なイベントです。その前後に暴力関係が始まるというのではこんなに悲しいことはありません。生きる力を奪うDVは、絶対あってはならないことです。しかし、すべての人には立ち上がる力が備わっています。その力を信じて、いつの日かすべての女性や子どもたちが自分の人生を自分らしく歩んでいけることを、心から祈っています」と。いま助産師の方はさまざまな世代にむけて活動をしています。


① そこで、今計画を進めている芦屋市健康増進計画について市としての考え方を伺います。

計画では、思春期保健対策の充実が掲げられ、相談体制の充実や関係機関の連携が課題としてあげられています。どの世代にとっても重要な課題ですが、やはり、ゆがんだ性情報がマスメディアから絶えず流されている日常のなかに過ごしている子どもたちにとってこれが当たり前なんだと思い込まされてしまうその影響ははかり知れません。先に述べたDVの状況からみても、性に関する専門家である保健師、助産師、医師などの役割発揮が求められているのです。

学童や思春期の子どもたちには自分の身体や心、「性と生殖」や「健康や権利」について、正確な情報を伝える場、相談の場が必要です。親や子どもが学び、悩みや疑問を解決するということは、今回の計画のなかでどのように位置づけられ、学校や地域での取り組みをどのように進めようと考えておられるのでしょうかお聞かせください。

*市長答弁/
新規に健康課と教育課で協議をし、専門家の指導者育成をおこなう。


② 二つ目は、小学・中学・高校へと進むにつれ、活動や人間関係、情報は広い範囲に及びます。芦屋での実態を把握してこそ、本当に必要な対策や計画が立てられると考えます。芦屋市において、学童・思春期の性に対する意識や実態調査はしておられるのでしょうか。まだであれば、その予定をお聞かせください。


③ 三つ目は、幼稚園や学校では養護教諭のいる保健室が子どもたちの身体も心も受け止めてもらっている場所だと思います。保健室では性の悩みなどに養護教諭がどのように対応していただいているのでしょうか。子どもたちの実態の把握や対応の方法を伺います。


④ 四つ目は、健康増進計画には性教育が盛り込まれ、実施されることが必要だということです。学童や思春期にこそ、歪んだ性情報に流されない、男女の平等感覚を身につけることが必要です。今回の計画では、取り組みの目標値は、そうした中でのごく一部にとどまり、そのための具体的な姿が見えてきません。性教育を盛り込み、実施することをぜひ書き込んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。


2009年6月3日水曜日

眠れない夜が続いて

中3の長女「30分寝るから、1時に起こして!」と言うので、起こしたのですが...
案の定「明日の朝やる!」と机の上を片付けてお布団の中に。
おかげでこちらは目が冴えて、眠れません。

新型インフルエンザでの影響で、休校前予定の中間テストは先週の小テストに変わり、今週末には実力テストがあるのです。受験勉強をする気になった娘と議会準備で落ち着かなくなった私とで、日替わりのように夜更かしになっています。

さらに、4日からは延期になった小学校の修学旅行で、三男は寝る前にやっと準備開始。もはや11時をまわってから...

6月議会の議案説明が1日ありました。専決処分の3報告と12議案、総務委員会関係が多くなりそうですが、正副議長や委員会の正副委員長、委員など決まっていきます。今回も...一般質問の準備がなかなか進まず、眠れない夜がまた続く...


そうだ! そんな時は、絵本を眺めるのが一番!

今年度の小学校での読み聞かせが、来週からやっとスタートします。
潮見小の読み聞かせボランティアは18人。今日は練習兼ねて「読み合いっこ」しました。絵本大好きお母さんたちセレクトの本は、どれも素敵な絵本でした!

さて、なにか読んで寝ることにしましょう。

来週から私が読む本は、
「がまんだ がまんだ うんちっち」
梅田俊作/佳子/海緒 作・絵 岩崎書店

2009年5月28日木曜日

やっといつもの生活に...

芦屋浜在住の画家松井美保子氏の個展に行ってきました。会場は芦屋市男女共同参画センター ウィザスあしや。大きなキャンバスに男性の肖像画は迫力がありました。
松井美保子氏は、芦屋九条の会で平和の活動もされているとても素敵な方です。松井氏の隣のテーブルで、お昼ぬきでひたすら本を読んでいたら、そっとキャンディを差し出してくださって...柔らかな色のチューリップのはがきをいただいてきました。

今日は、阪神芦屋駅で平野貞雄政策・自治体部長、木野下議員、後援会のみなさんと朝立ち。午前は調査活動と松井氏の個展へ。夕方は陽光町で支部の方と訪問活動し、夜は浜風コミスク・スポーツ21の総会にと慌ただしい一日でした。でも嬉しいことに夫は休みということで、三度の食事と子どものお弁当二つ、洗濯とかたづけを担当してくれたので、今日は久しぶりに早い時間にMacに向かうことができました。

中学、高校は中間試験の最中とあって、夜のにぎやかなテレビはついていません。先週までは新型インフルエンザで休校だったので、テレビはつけっぱなし状態、遅寝遅起でゴールデンウイークの続きのようでしたが、25日からの登校とコミスクの活動再開で、ようやくいつもの生活に戻りました。浜風コミスクの総会で教頭先生が「子どものいない学校はほんとにさびしいものでした」と話されていましたが、学校や幼稚園、保育所にとっては長く感じた一週間でしたよね。
春に小学一年生になった子どもをもつお母さん
「やれやれ、やっと普通の生活に慣れてくれるかな」と話してました。
そうですよね...入学して、少し慣れたら新年度連休、やっと給食が始まったと思ったら、また1週間のお休みだったものね。
我が家の三男は
「学校に行くのがめんどくさい」とつぶやいてます。6年生という責任の重さをいろんなところで感じているのでしょう。疲れも出る頃です。末っ子で甘えん坊の三男なので、その試練が子にもそして親にもやってきているのかも。親離れ、子離れの入り口といったところでしょうか。さて、彼はどんなふうに変わっていくのでしょうか、少し離れて見守りましょう...


2009年5月20日水曜日

研修二日目〜「住民とともにすすめる財政再建の基本」

中三の長女は新型インフルエンザ拡大前に沖縄の修学旅行から戻りました。貴重な体験をし、カバンはお土産でいっぱいでした。でも今は、次ぎ出かける予定だった友人が延期で行けず心痛めています。

小6三男の修学旅行は28日からの予定。学校や幼稚園、保育所などの再開とあわせて、どうなるのか...子どもやお母さんたちは、修学旅行の準備しながら、行かせたいが行けるかどうかと不安を隠せません。

先週の土曜から数えてもはや5日間。我が家の子どもたちもそろそろじっと家には居れなくなりました。パズルも完成間近。近くの公園で遊んだりしているようですが...
国や県の方針がせめて明日にでも決まれば、週末でも動ける金曜日には対応できるのですが。きょうだいの子どもを置いて仕事に出なければならない家庭も、厳しい状況にあります。保育所や学童で相談にのってくださっているといいのですが
研修も終わったので、明日は調査に出かけなくては。
お断り:昨日の奈良で確認は訂正します。

研修二日目
自治体の予算・決算制度と財政民主主義から自治体財政の役割を講義で聴き、さらに地方財政を健全化するために健全化法を学びながら自治体財政を住民の手に乗せるには...と初村氏の講義はていねいで分かりやすかったです。

「格差の拡大を埋めることができない日本の財政」のテーマでは、
・世界の中で日本の財政はいかに機能不全をおこしているか。世界10カ国中、所得の再分配前の格差が最も小さいが、再分配後の格差もさほど変化はない。つまり、税や社会保障によっても格差縮小の効果が最も小さく、財政の再分配効果機能が働いていない
・なぜ日本の財政は格差の是正ができないのか?不公平税制と不十分な社会保障
*橘木俊詔『格差社会』岩波新書より

財政の原則は「出ずるを量って、入るを制す」
・これまで自治体は「入るを量って、出ずるを制す」だったが、いま自治体が財政運営につまずいている原因はここにある。家計や企業収入は市場経済で決められ、支出はその範囲内で行わざるをえない。でも、財政では支出と収入は政治的過程で決まる。国や自治体は不足する収入を増税や料金値上げで追加徴収することができる。
・では、その財源はどこに求めるのか。初村氏は、国民負担率(税と社会保障)の国際比較と企業負担(民間医療負担・社会保険料・不動産課税・地方の事業課税・法人所得税)の国際比較(対GNP比)の二つのグラフで説明
あとは、私たちがいかに住民(国民)とその合意をつくっていくかだと大きな宿題を示して、すべての講義は終了しました。

二日間通いの研修は疲れましたが、自治体財政のまとまった講義は本当にありがたいものでした。家に帰ると、次男の気分転換兼ねての夕食買い出し!長女は珍しく自主的に掃除機がけ、子どもが多いとこんな時分担できて大助かり!期待のお土産は、鹿さんキュウーピーとせんとくんホルダー、柿の葉寿司でみんながご機嫌の一日でした!やれやれ...

2009年5月19日火曜日

地方自治を基礎から学ぶー議員研修会へ

6月議会を前に、地方自治を基礎から学ぶということで自治体問題研究所が企画する「第6回市町村議会議員研修会」に参加してきました。
場所は奈良、既に新型インフルエンザ発症が市内でも確認されていて、修学旅行の学生はほとんどマスク、観光客の半分以上はマスクでした。感染力は弱いとしても、拡大のスピードは速い。

議会前の研修は、最新の情報に出会えることや頭の中を議会モードに切り替えて整理するのに必要です。
近鉄奈良まで直通となり、高校の修学旅行以来の奈良はぐっと身近になり、能楽堂での講演は気分転換にもなりました!

今日は全体会・記念講演
「地方分権改革と道州制」
鶴田廣巳氏 関西大学商学部教授

地方分権改革の動きと背景、道州制の歴史的意味、究極の構造改革としての道州制、...次々と手元の論文の資料を見て、講演を聴きながら理解していくには内容の濃いものでした。格差社会とナショナルミニマム、ヨーロッパ地方自治憲章の意義とスエーデンの雇用政策としての特徴「人にお金をつかうシステム」は閉塞感のある日本でも雇用創出や内需の活性化につながる...教授の指摘が少しは理解できるようになりました。
最後に、「教育・福祉・科学研究・環境保全への支出は現在および未来への投資」とまとめてあり、自治体の役割が明確に。裏付けとなる分析の資料も揃っているので役に立ちそうです。

現場レポート
「土地開発公社問題がなげかけたもの」
浅野詠子氏 ジャーナリスト・分権サロン<奈良>主宰

自治体が出資・設立した土地開発公社のピークは、1999年1597団体
現在は、解散が進み1075団体。公社経由で自治体が保有している市有地や県有地が事業化されず休遊地のままでの問題。「あらゆる公有地」を連結した取得・売却・賃貸などの全庁的なルールづくりが急がれる。その情報をどのように地域住民と共有化していくのか試されている。
浅野氏の議会への注文もあり、聞きながら、芦屋では福祉センターの土地売却問題でどれだけ地域住民に情報公開をし、利用において共有できたか...これから建っていく福祉センターは市民のねがいかなうものにしていかないといけないし、土地の売却の影響を確認し続けなければ...などと思いました。

明日は一日選科の講義。帰りに奈良見物の気力が残っているでしょうか...
「基礎から学ぶ、自治体の予算・決算」
初村尤而氏 社団法人大阪自治体問題研究所研究員

2009年5月18日月曜日

新型インフルエンザで申し入れ

休みあけの今日は、新型インフルエンザでの対応に一日追われました。

昨日心配だった保育所や学童での様子を、市立私立の保育所、学童保護者に電話でたずねてみると主なもので;

保育所では、
  • どうしても預かってほしいという保護者はおらず、保育士さんがクラスの保護者に休所の連絡と様子を電話で聞いているので、まだ混乱はない。しかし、休所が22日金曜日より先に長引けば、どういう状況になるかわからない
  • 今はなんとかなっているという家庭も、実際にはどれだけ大丈夫なのかは個々事情が違うので、なんともいえないところもある
  • 一時保育でどこか預けられるところはないか問い合わせがあった
保育所利用のあるお母さんは、
  • 大阪の友人に娘を一週間預かってもらえるよう頼んだ。もし断られたら、東京の実家に連れて行かなければならないところだったと
学童では、
  • 実家が近い人は連れて帰り、預かってもらっている
  • 子どもだけで留守番させているので、仕事の途中で電話して様子を確認している
それぞれに、おおむね混乱はないようでも、休所が延期されると事態は深刻になるのではないでしょうか。その前に、早い対応が要ります。

夕方、木野下議員と平野氏の3人で対策本部をたずね、市長宛に市会議員団と西宮芦屋地区委員会政策・自治体部長平野貞雄名で申し入れました。市内で発症が確認され、今後も拡大が予想されるなかで、職員の方は対応に追われ、お疲れのようでした。本当にご苦労さまです。

申し入れの内容はつぎのとおりです;

1、市民に対して、新型インフルエンザへの対応、生活用品の備蓄も含めて、適切な情報提供を行い、注意喚起を強化するとともに、マスク、消毒液などを、市民が入手できる対策を講じること
2、患者、家族をはじめ、関係者のプライバシー、人権に配慮するとともに、経済的負担の軽減と、心のケア体制をとること
3、市内の医療施設に対して、発熱外来スペースの拡張や簡易検査キットの供給等、医療体制を強化すること
4、健康相談窓口、発熱相談センターなどの相談窓口の人員増を含む相談体制を強化すること
5、学校や保育所の休校や休園(所)、また介護施設の通所サービスの休止などによって、保護者、介護者が勤務先に休暇を申請した場合には、それを認めるとともに、そのことを理由に不利益な対応をしないよう、企業等に申し入れること
6、保育所、留守家庭児童会等を休所・休会する場合、相談に応じられるよう窓口を設置し、各児童の家庭事情を十分に考慮して必要な対応をすること
7、介護サービスが休止されるおそれのある高齢者に対して、必要な介護サービスを確保する対策を早急にとること
8、福祉施設の事業所が休所・休業によって経営上の影響を受ける場合の支援策を検討すること
9、感染拡大の防止に全力を挙げるとともに、体制づくり等における自治体の財政負担について国・県に強く支援を求めること
以上

2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザ対策で・保育所問題

13日の行財政改革特別委員会の報告を...と思いながらも毎日バタバタとしてたら、すぐ隣の神戸市で新型インフルエンザ感染者確認のニュースに病状とその影響が心配になり、今日17日夜には、芦屋市内在住の高専生1名が確認されたため、市民むけ市長の発言が議会事務局から議員に届けられるなど、今回の事態の広がりに、適切な対応がなされるようにと思いながら、とにかく明日の議員団には情報を集めて...と考えているところです。

まず心配したのは、保育所や学童も休所になり、通う子どもや親はどうしたらいいのかということ。22日まで5日間子どもだけの留守番になっては心配です。保育所の幼い子どもを預けるところがない人で仕事を休めない人は、どうなるのか。保育所に預けている知り合いのお母さんに連絡して状況を聞きました。
「最初の3日間は私が休んで、あと2日は実家の母に頼んだけど、母の体力がもつかどうか...でも預けられない人は大変だと思う」
アルバイトやパートだと休みにくいこともあるでしょう、無認可保育所に急きょ申し込んでいる人が多いと聞くし、ファミリーサポートセンターは受け入れを止めています。明日、市の対応を確認しなくては。

高齢者や障害者の施設も通所サービスが休みとなれば、利用者さんの家庭でも5日間大変になることでしょう。やむを得ないとはいえ、感染者が増えている状況で、この生活がいつまで続くのかと思うとそれぞれの家庭はじめ施設事業者や商売業者など経済への影響も心配です。


この間の行財政改革特別委員会の報告を「芦屋市議団からこんにちは」から紹介します。

待機児童が173人、保育所が足りない!
5月13日、行財政改革特別委員会が開催されました。行政改革の項目にあげられている中でも民生文教関係のテーマに絞っての審査です。

一番の焦点は、保育所の問題です。待機児童の解消ということで浜風(3〜5歳児60人)と山手(0〜5歳児120人)に夢保育園がこの間つくられてきましたが、今年の5月1日現在の待機児童は、なんと173人。4月に64人入所しても5月にまた新たに増えてこの数字です。保育所に入れない子どもたちの数の増え方は急激です。
この不況でさらに収入が減り、夫婦二人とも働かないと家計が厳しく、また片親家庭が増え、子供を預けて働かなければならないなど「いま保育所を必要としている」家庭の深刻さを、増える生活相談のなかで感じます。

保育所の増設待ったなし!であることは間違いないのですが、市には緊迫感は全くなく、空き店舗の活用など何らかの手立てを緊急にとるという話も出てきません。幼稚園児の減少を見込んで、幼稚園を活用しようと考えているのではないかと思われますが、それでは遅すぎます。

まずやるべきは、保育所の増設
私は、「保育所の運営のあり方を検討するという検討委員会が、待機児童解消について重点的に検討するというのなら、まずは保育所の増設をすることが必要である。同時に活用できる施設の検討や定員の空きが出たら待機の緊急度に応じて入所させるなど今できることをすぐにやることが求められているのではないか」と市の対応の遅さを指摘しました。
福祉部長は「何もやっていないわけではない。保育所事業者の公募も考えられる。実は、福祉法人から市内で土地があるか打診もある」と答弁しました。

市内の無認可保育所は9カ所、定員400人ですが、現在何人入所しているのか市は把握していないことも明らかになりました。認可保育所に入れずにやむを得ず利用している人もかなりいることをふまえれば、待機児童は173人どころではありません。今保育所を必要としている保護者や子どもたちのために思い切った対策を早急にとることが強く求められています。

2009年5月7日木曜日

憲法を生活にいかす

「鳩笛」ってご存知ですか?息を吹きかけると「ホーッ」とやさしい音がして大好きなんです。
5月3日憲法記念日に、ふと思い出しました。
素朴で可愛い鳩でしょう!ふるさと津軽の民芸品です。弘前の市街地の真ん中を流れる土渕川(つちぶちがわ)の河原の土で焼く焼き物で、「下川原焼」のひとつなんです。息を吹きかけると「ホーッ」とやさしい音がして津軽の澄みわたる空にぴったりです。
写真は、去年二十数年ぶりで訪ねた時に撮ったもの。たくさんの鳩笛が窯がある家の塀の上に置かれて訪問者をやさしく迎えてくれてます。
小学時代は、この川のすぐ側に住んでいたので、鳩笛やら鬼瓦やらを乾かしているのを見かけたっけ。実は小4の時、目をつぶって歩いても真っすぐ歩けるという自信がなぜかあって、ひとり川に落っこちたことがありました。
1970年、弘前の街はのんびりとしかも活気があったように思います。

5月5日こどもの日
夙川には鯉のぼりが泳いでました。

どの子にも一人ひとりに名前があり、その子の人生があります。大人は子どもの「しあわせに生きる権利」をしっかり守っていかなければなりません。でもそうなっていない現実があって、胸が痛みます。子どもが病気の時お財布の中身を気にしながら病院にいかなければならない、ゆっくり育てよと思いながら親子で競争のレールに乗らざるをえない教育の現状、保育所待機児童が芦屋でも180人に...この現状、なんとかして!の声が広がっていると感じます。
この現状をみれば、憲法を守り、生活に生かす努力は行政側がすべきことです。私たちは、今の生活が憲法で保障されていない!と声をあげていくときです!

2009年5月1日金曜日

いのちも食も、からだを大切に守ることに

4月24日の民生文教常任委員会で「健康増進と食育の計画」について論議されました。
「健康増進法」(03年)と「食育基本法」(05年)が施行されたことにより、国・県では保健対策や食の安全安心に関する施策が進められています。それを受けて、芦屋でも今年度から4年間の「健康増進・食育推進計画」が策定されるので、その素案が示されたのです。
計画素案には、妊婦さんから赤ちゃん、児童・思春期から高年期まですべての市民を対象に家庭や地域・学校や事業所、行政などが取り組む施策とその目標があげられています。

例えば、思春期保健対策では、教育の実施や相談体制の充実、家庭や地域と学校、保健機関などとの連携強化の必要性をあげて
家庭や地域では→「悩みを打ち明けられる友だちをつくる」「子どもが自分のからだを大切にするよう普段から話しをして子どもの話しを聞き、受け止めようとする」ことが求められ、
行政や関係団体では→「健康課や青少年愛護センターでの普及啓発活動に取り組む」ことになっています。
その目標値として「性感染症を正確に知っている高校生を100%に」「避妊法を正確に知っている高校生を100%に」とあります。

食の問題では、食習慣の確立や食文化の継承、食の選択力を養うとの課題に
「毎日3度の食事をとる」「行事食を学ぶ」「食品表示の知識や新鮮な食品の選び方の知識を高める」とし、
目標値は「朝食を食べる人100%に」「行事食を食べる人100%にする」としています。

芦屋市は今高齢化率21.8%、65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、一人暮らしは3割。また、夫婦のみや母子・父子家庭が増えているが、その特徴を反映させた計画になってはいない。「友だちをつくります。親子の時間を増やします」など個人責任の内容が多く、行政の役割がはっきりしないことなど委員会で指摘しました。
5月にはパブリックコメントがあるので、是非多くの意見を反映させた計画に見直しさせていきましょう!

実は私、長男や次男が小学・中学の時、同級生のお母さん達と一緒に学校に助産師さんを招き「いのちについて」「性について」わかりやすく話してもらうという取り組みをしたことがあります。神戸北区ひよどり台にある「マナ助産院」永原郁子助産師が中心となって「いのち語り隊」の活動をはじめられた頃でした。助産師さんが「あなたのいのちはかけがえのないものなんよ」「正しい知識をもって」と熱く語ってくださる内容はどれも子どもや親、教師にまっすぐ届きました。保育所や幼稚園、小中学校などでこんな取り組みを是非毎年やってほしい!行政はそこを応援してほしいなと思います。
安全な食べ物の問題だって、偽装されてしまえば選ぶ力をつけるどころの話しではなくなります。新社会党の山口議員が指摘していましたが、思春期のやせが芦屋の特徴なら、そこへの対策がいると。全国一の小学校給食を中学校にも続けてほしいという声は委員会でも、地域でもあがっています。そこにきて、目標に行き着くまでの行政の支援がなかなか見えてこないのです。
それぞれの世代の生の声を届けましょう!

2009年4月21日火曜日

3回目の全国学力テストの日

 三男は小6、長女は中3ということで、今日は二人とも学力テストを受けて帰ってきました。
実は、昨日から三男「明日のテストドキドキや〜。一時間目から四時間目までずっとテストやで〜」とやや緊張気味でした。
夕方、彼がまず最初に言ったことは「この問題用紙めっちゃ紙ムダに使ってんで〜見てみい、一ページに問題がこんだけしかないねんで。しかも生活態度のとこは合計77問やで、質問攻めや!」
入学受験のようだったのでしょうか、少し興奮してお疲れの様子でした。
渡された問題用紙を見てみると、ぱらぱらめくるページには余白が多くとられたレイアウトで問題や注意書きが印刷されていました。そうか...彼は問題を解くたびにページをめくらなければならないことにこだわったか...紙がもったいない、めくるのにめんどくさいと思う彼のこの感覚ってなかなか生活感があるなあ!

生活調査では、朝食を毎日食べているか、毎日同じくらいの時間に寝て、起きているか、読書をどれくらいしているか、誰とご飯を食べるかなどなどプライバシーにかかわる問題にもこたえなければなりません。学校のきまりを守っている、友だちとの約束を守っている、人が困っているときは進んで助けている...わかっていてもできない気持ちのときだってあります。そんな時、どうしたらいいのか、どんな行動をとったらいいのか子どもが考えられる条件を整えていく、例えば少人数の学級や先生にゆとりを保障して、さらに子育ての格差解消に向けた努力をしていくことがまず優先と思います。

学校間では去年より点数アップのためにと取り組まれる全国学力テスト、総額57億円かけて実施するより、こどもに直接還元される就学援助や奨学金の充実に使っていくほうが誰もが納得できるはず。学校や先生、こどもや親も教育競争にかりたてられて、豊かな教育が構築されていくはずはありません。

2009年4月16日木曜日

「集会所トーク」はじまる

第一回目は、今日の大原集会所。5月22日まで計14回、各集会所でよる7時半から9時まで開かれます。市長、副市長や教育長、行政経営部長、都市環境部長らが揃い、市長は今年度の主要施策の説明。要望・苦情などなんでも受け付けますと言う市長に
出された主な要望や意見は
  • 船戸町マンション建設問題...昨年12月議会で請願が採択された重みがある。建設業者に対して実効ある行政指導を求める。
  • 介護保険について...施設介護にするのか、在宅介護に重きをおこうとしているのか。
  • 子どもが携帯を持ってメールをやっていたら、本を読む暇がない。中学生の携帯をどう考えているのか。
  • 街灯明るくなったら、道路の未補修箇所が目立つ。
  • 山手幹線、阪急芦屋側付近のバリアフリーを早くしてほしい。
  • 南潮芦屋浜の「文化交流施設」工事の突然すぎる。
  • 景観地区と地区計画の指定について...今回のマンション問題では、もっと行政指導を。工法も含めて住民は情報を知らされてこなかった。業者と住民の話し合いの場を求める。
マンション問題では、市側は業者が法をクリアしていたら市は許可をせざるをえないと説明、一方住民側は説明会は終わったととらえていない、納得できないので行政指導してほしいと市側に要望するなど切実な要望が出されました。他にも、市長の聞き置きだけでなく、具体的な説明や理由を聞きたいなどの意見も。

北海道美幌から見事な毛ガニが届きました!
4月春休みに、次男の高校ラグビー部の交流で美幌高校の二人をホームステイ2日間引き受けたN君から。初日から太もも強打で晴れ上がり、夜間救急で診察。松葉杖で帰ったのに翌日、鍼で歩けるように回復したのです。今まだリハビリ・トレーニング中とのこと。お礼の毛ガニでした。
何十年ぶりかで食べるこの味! そういえば、子どもの頃、もう40年ほど前の弘前のさくらまつり(当時は観桜会と言ってたなあ)には、いなり寿司とバナナと毛ガニが定番でした。父がしゃぶるようにほおばっていたっけ...なつかしい味がしました。ありがとう! N君!

2009年4月15日水曜日

保育所と幼稚園へ

 桜が終わるとりんごの季節。臨港線のりんご並木がうすピンクの花びらで彩られてきました。ほんのり甘い香りがします!


 木野下議員と山手夢保育園と西山幼稚園に行ってきました。オープンガーデンでもある西山幼稚園はお花いっぱい!園庭もとってもきれいでした!保護者が協力的で先生方もそれに励まされながら頑張れるとのこと。残された課題は、壁や手すりなどの補修や寒いトイレ。予算不足でガラス飛散防止シートもまだ。今年は全保育所が貼ることになってます。幼稚園でも早い実施を!

 保育園では連絡なしの訪問だったので、不在の園長先生に代わって浜風夢の園長先生との懇談ができました。
 三月議会で「現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める」意見書を国に上げることができたことを報告。園長先生の保育にかける熱意に触れ、待機児童問題や私立と市立の役割についてなど現場での思いを伺うことがでができて勉強になりました。お忙しいなか、ありがとうございました。

 午後は、久しぶりに美容院へ。カットとパーマでやっとすっきりしました。美容師さんに髪の毛がパサパサよと言われ、トリートメントを1本購入。このところ髪の毛も肌も乾燥と花粉症でひどいと話すと、美容師さんは、2日間のお休み明けで今朝、窓ガラスを拭くとぞうきんが黄色になったと。黄砂がひどかったようで...なるほど! 黄砂と花粉の嵐のなか自転車をとばす私はどおりでしんどいわけだ!!


2009年4月14日火曜日

嬉し、せつなき新学期

 新学期、子どもが次々と学校からお便りを持ってきます。
学校だより、学級だより、保健室だより...逆に学校には部活入部の書類や保健調査、家庭状況調査、PTA役割アンケート、家庭訪問希望などいろんな書類を提出しなければなりません。今年はひとり減って三人分。小6、中3は5月に修学旅行なので、書類にある日程チェックに結構手間がかかりました。

 昨年、木野下議員も私も議会でもとりあげた就学援助。(国会では日本共産党山下よしき参議院議員が、予算委員会で質問。ぜひ山下議員のブログを)

 申請は基本的に5月中旬ですが、転入や途中で生活状況が変われば随時受付も可。対象にはならない家庭でも、今年のこの不況時、家計が厳しくなっているところは増えています。申請を待つのではなくて、申請用紙を全員に配るくらいの配慮はあっていいのでは。7月に決定というのも実際には遅すぎます。なんせ、3、4月には子どもの進級や入学の準備でお金がかかるし、5月には4月と5月2回分の学校費用が銀行から引き落とされます。この3ヶ月間でお金がいるのですよ!

 ちなみに我が家では、
  • 小6→学校費用二ヶ月分14920円、ミニバスの月謝と5月遠征費で24000円 計38920円
  • 中3→学校二ヶ月分10000円、部活用品5000円、4月から塾に通えば35000円が!? 計5万円
  • 高3→学校授業料12000円、部活費用約6000円、計18000円
  • 大2→前期授業料50万円、今年から仕送りなしで頑張ってくれる...感謝!(奨学金月8万とバイト代5〜7万でなんとかやるとの彼の決意)
合計4人で約606920円!どうやって工面したらいいのか...

 人によっては、保育所や幼稚園の保育料がかかります。病気で病院にもかかることもあるでしょう。所得が低かったり、不安定な収入だったりしたら子育てにかける費用のどこを削っていったらいいのか!これでは毎年安心して子育てなどできません!出るのはため息ばかりなり...

 政府がホントに子育てを応援するのなら、一回だけの応援特別手当ではどうにもなりません。子どもの医療費や学校費用、高校や大学の授業料軽減や無料化の方向にすすむべきです。
日本は家庭での子育ての負担が多過ぎ!
 今年の新学期は「嬉し、せつなき新学期」なんです。

2009年4月9日木曜日

桜が満開の入学式と街頭宣伝

 昨日は中学校、今日は小学校の入学式。ちょうど桜も満開で、初々しい一年生をお祝いする桜吹雪になって素敵でした!
 式で名前を呼ばれて返事をする中学一年の声はかなり緊張気味。きっといろんな決意をしていることでしょう。制服姿の横顔を眺めながら、思わず「がんばれよ〜!」の声援をひそかに送りました。
 小学1年生は、とにかくぴかぴか!表情がいきいきしています。でも、足の届かない椅子に座っての式は、身体も気持ちも落ち着かないようで少しかわいそうでした。子ども目線の設備環境が整ってほしいと思います。大人だって、身体に合わない大きな椅子に座ってたら足の置き場に困るよ、きっと!学校がもっと子どもたちの居心地の良い環境であるようにと思います。


 今日夕方は、総選挙で比例代表の予定候補瀬戸恵子さんと久しぶりの宣伝でした。ピンクのスーツがとっても似合ってて満開の桜の街頭宣伝にはピッタリ!
「皆さんの生活はいかがですか...」と道行く人に語りかけるように話す瀬戸さんのテーマは、北朝鮮のロケット発射問題から派遣切り許さない非正規雇用の実態、西松建設献金問題、子どもを応援する政治を...と及んで、さすがです。立ち止まって訴えを聞く青年や車から「頑張ってや」と作業着姿の労働者からの声援などあったかい雰囲気でした。
 ここ芦屋浜ダイエーに来る前のJR芦屋では、バギーを押すお母さんがよって来て、「このままでは二人目を産む気になれない」と話されていったとか。いよいよ本番?!といったような応援で、日本共産党への関心や期待の大きさを感じさせる瀬戸さんとの宣伝でした。
 

2009年4月7日火曜日

明日から子どもは始業式

 もはや4月も一週間が過ぎてました!
子どもたちも明日から学校です。やれやれ...

 ただいま三月議会報告の市議団ニュース作成中
一通り原稿を送ったので、校正が順調にすすめばまもなく出来上がり...といきたいところですが、明日の仕上がりはどうかな
市議団ニュースは、議会ごとに編集長を交替して作ってます。今回は、私が名ばかり編集長です。

 議員になり2年、8回目の議会でした。今回は病院関係や指定管理者、予算特別委員会など議案のボリュームと重さにかなり疲れました。花粉症もいつになく重症だったし...
 ニュースを作りながら頭の整理をしとかないと次の議会で大変なことになる...と思いながら、これも結構苦手でして...
 5月連休明けには、市政報告会と生活相談会を予定。6月議会を前に自治体学校の参加と、調査活動の予定...もしかしたら総選挙?!次々とやることが増えてきます

ふと気がつけば、道ばたには可憐なスズランが...
地に根をはる植物に生命力を感じます
連休利用して、ハイキングにでかけようかな
身も心も軽くなりたいこのごろなのです!

2009年3月25日水曜日

子どもの分の定額給付金って...

 娘「焼き肉行くから、お金ちょうだい!」
前から要望していた焼き肉食べ放題のお金。本日夕方、部活のみんなと行くことになったらしく、朝の慌ただしさのなかで請求するものだから、こちらもとっさに
 「半分の千円は自分でだしなさいよ」
と言ってしまいました。
 中学2年生の女子が、集団で焼き肉食べ放題に行くことの善し悪しは横において、そのお金はどこから出したらいいのか...
 基本は本人のお小遣いだが、一ヶ月2千円のお小遣いを使えばあっという間に無くなってしまうし、2月はバレンタインですっかりお財布はからっぽ... それは母親の私がよく知っている! 今さら貯金しとけば良かっただの、考えて使えば良かっただの言ってる暇もなく...
 結局、返事は「半分出すから」と甘やかしてしまったことに、自分の甘さを反省してます。

 そこで気づいたのが、定額給付金...18歳以下の子どもは一人2万円。子どもに支給されてはいますが、そのまま子どもに渡す親はどのくらいいるんでしょうか?
 娘からは「自分の分の定額給付金ちょうだい」とは言われてませんが、言われたらなんとしましょうか...
 「それ以上にあなたにはお金かかってるでしょ!」と言いたいところですが...

 議会最終日の「現行保育制度の堅持・拡充...子育て支援予算の大幅増額求める陳情」賛成討論原稿を書きながら、
「ホントに子育てにお金かかるわ! 我が家4人みんながお世話になった保育所15年間、学童保育所10年間、いったいいくらになるのか...」
そんな計算をしてたら、疲れてきました。

 定額給付金より、子育て支援だべさ!

2009年3月24日火曜日

歴史とモダン、非核・平和...芦屋

 「わが街 ふるさと」赤旗日刊紙3月23日付に芦屋市を紹介した記事が載りました!
写真は、湾岸線から望むシーサイド(真ん中右寄りの中高層団地が我が家)と芦屋川河口です。
 会下山遺跡、万葉集や伊勢物語の時代から明治モダニズム、そして戦後「具体」美術や小説「ミーナの行進」小川洋子さん、1953年原水爆禁止の運動に立ち上がった女性たち...
弥生時代から今この時までの芦屋のあゆみをじっくり学びたくなりました。特に、今なお現役で草の根の平和活動を続けておられる80代、90代の女性先輩の姿は凛としていて、本当に素敵!尊敬します!
 5月31日には、兵庫県母親大会が開かれます。
「いのちをうみだす母親は いのちをそだて いのちをまもります」を合い言葉に、県下のお母さんやお父さんが芦屋に集合します!芦屋がにぎやかになるよ!

 平和の取り組みもうひとつ...
2009年度の「芦屋非核平和のつどい」の実行委員会に今晩参加してきました。大まかな企画が決まりつつあります。
予定は...
10月24日(土)午後〜上宮川文化センター
講演 富田宏治氏 関西学院大学教授・原水爆禁止世界大会宣言起草委員長
他有意義な企画で...

 遅い夕食をとりながら、テレビのWBC優勝のイチローに拍手して、
民主党小沢代表の記者会見姿とノーコメントの麻生首相にがっかり!

2009年3月22日日曜日

なんでも相談会

 20日午後から、芦屋版派遣村の「何でも相談会」を日本共産党と後援会で開きました(写真下)
 同じ日三宮の東遊園地でも開かれ、1時開始にはたくさんの人が相談に訪れたとのこと(写真上)
 芦屋では濱本弁護士も参加しての相談会でしたが、相談者はいませんでした。平野貞雄7区政策自治体部長はじめ議員団や後援会で、消費税廃止の国会請願の署名の協力を呼びかけ、にぎやかにチラシを配りながら「非正規切りて撤回を、大企業は責任を果たせ」と2時間ほどリレートーク。人通りは少なかったものの用意したチラシや赤旗新聞の見本紙は2時間ほどでなくなってしまいました。
 大企業の大量「派遣切り」「期間社員切り」で解雇・雇い止めにあった労働者が、解雇撤回、正社員化を求めて労働組合に加入し、厚労省労働局に違法派遣で集団申告する動きが広がっています。「年越し派遣村」で派遣労働の実態が多くの人の前に明らかになり、個人の問題ではなく国の政策、政治の問題としてとりあげられるようになって、さらに労働者自身が組合に入り立ち上がっていく...まさに「蟹工船」の世界をみるようです。
 社会の変動のなかにいる、時代の変化を感じます。

 21日は朝から息子が入っているコミスクのミニバスの卒業生お別れ会と総会の準備。5年生以下のお母さんの手作り料理ちらしずしとにゅうめん、唐揚げやおひたしなど心のこもった準備はてきぱきと進みました。コミスクの自主運営は親にとっては結構大変ですが、指導してくださるコーチや先生のおかげでミニバスができるようになっていくことは本当に感謝しています。
 おわかれ会はごちそうやゲームで盛り上がり、卒業生が先生や親たちに感謝のメッセージを届けたところではもらい泣きしてしまいました。地域で親同士や異年齢の子どもたちが一緒になって、コーチなど地域の指導者のもとで活動できることは貴重な体験です。我が家のどの子も厳しく、たくましく育ててもらいました。いろんな人たちに手や声をかけてもらって子どもを育てていくことは今の時代、特に大事にしていきたいことですよね。4月からは小6、中3、高3、大2とどの子も節目の年になりました。なんだか私はいつも子どもたちの後をついていくのがやっとで、育ててもらっているのです。

2009年3月19日木曜日

さくらが咲き始めたよ!

 三月議会でバタバタしている間に、とうとう団地のさくらが今日咲き出しました。
そういえば更新を随分と休んでしまいました!
議会準備と花粉症、娘の反抗期?!か私の更年期か...母親と娘にやってくる独特の人間関係にエネルギーを使い果たしています。
でも、冷静にみれば単なる私のイライラでしょうか...父親とはうまくやってる娘です。
いえいえ!はじめから娘に甘い父親ですから衝突などしないのかも...
 な〜んて言い訳しながら、自分自身を保っているのですが、
こんな私の愚痴を聞いてくれる友人が身近にいることも大きな支えです。そんな友だちにホント感謝してます!

 さて議会はやっと峠を越えたような感じです。現年度(2008年度)補正予算と新年度(2009年度)予算の審議がひととおり終わりました。準備不足を痛感して落ち込んでしまいましたが、それが現在の自分なんだよね。家事と子育て、地域の活動や議会の準備などなんとかやってます。
 それにしても先週相談を受けた保育所入所不承諾で困っている若いお母さん。1歳の女の子は元気いっぱです。育児休暇を一ヶ月延長しても入所できなかったらまた延長しなければならない。それができなければ無認可保育所の選択もありです。夫婦お互い実家は遠くふたりで頑張っています。ホントに悩んでいました。今芦屋では約180人の待機。保育所の民営化うんぬんよりあと一カ所保育所が要ります!

 昨日は保育所の修了式でした。保育所は生活丸ごとの良さがあって、修了児も保護者も保育士さんもみんなお疲れさま!おめでとう!でした。今週は中学校、幼稚園そして今日の小学校卒業式の出席が続きました。まっすぐ前を向いて立っている子の姿を見ながら「どの子にも同じようにしあわせになる権利がある」と痛感。教育格差といわれる時代、親の経済格差で進路が歴然と分かれていくことに胸が痛くなります。せめて高校まではどの子も安心して進学でき学べるように..そう思うのは今の不況下での雇用不安から。

2009年2月20日金曜日

ほほえみりんごでみんなが笑顔

 青森県津軽地方のヒョウ害りんご「ほほえみりんご」は全国に微笑みの輪を広げています。
 新聞で売れないヒョウ害りんごが紹介されて以来、津軽農民組合では在庫1万ケースに次々と注文が入りおとといで完売。個人から学校給食などたくさん利用されています。
 芦屋では潮見小学校が2月18日りんごサラダ、19日りんごゼリー、25日ひとり1/4個でメニューにとりいれられます。自校方式の給食ならではの対応に嬉しく思います。
りんごを洗い→むいて→細かく刻んで柔らかく炊いて→ジュースを加えて固めて完成!アルミカップはアレルギー児用。すべて手作りの愛情いっぱいりんごゼリーです!
 子どもたちの感想は
「サラダにはいつもの2倍のりんごが入ってておいしかった」(りんごは生がいいという子には不評だったようで...)
「りんご食べたら笑顔になる!」「ゼリーだとりんご、食べれたよ。りんご食べるの2回目やねん」(果物ではみかんしか食べれなかった子だそうですが、よかったね)これぞ!ほほえみりんご!
 青森では数年前の台風被害以来、生産者も消費者も笑顔になるようにと「ほほえみりんご」の産地直送に取り組んでいます。被害額の軽減や農家が元気を出していこうという活動が今回のヒョウ害りんごでまた大きくなったようです。消費者が農家を支えること、本当に大切ですよね。
 ちょうど今日の赤旗には、18日にJA全国農協青年組織協議会の集会が紹介されていました。日本共産党からは紙智子参院議員が出席。自給率40%という低さを指摘して、農業と農村の大切さを強調。党の「農業再生プラン」を紹介しながら、自国の食料政策を決める権利「食料主権」の農政へ転換をと呼びかけ共感が広がっています。
 「ほほえみりんご」から潮見小ではどんな取り組みがされるのでしょうか。子どもたちにはおいしいりんごの味と生産者のおもい、日本の農業を学んでほしいなと期待しています。