2009年4月14日火曜日

嬉し、せつなき新学期

 新学期、子どもが次々と学校からお便りを持ってきます。
学校だより、学級だより、保健室だより...逆に学校には部活入部の書類や保健調査、家庭状況調査、PTA役割アンケート、家庭訪問希望などいろんな書類を提出しなければなりません。今年はひとり減って三人分。小6、中3は5月に修学旅行なので、書類にある日程チェックに結構手間がかかりました。

 昨年、木野下議員も私も議会でもとりあげた就学援助。(国会では日本共産党山下よしき参議院議員が、予算委員会で質問。ぜひ山下議員のブログを)

 申請は基本的に5月中旬ですが、転入や途中で生活状況が変われば随時受付も可。対象にはならない家庭でも、今年のこの不況時、家計が厳しくなっているところは増えています。申請を待つのではなくて、申請用紙を全員に配るくらいの配慮はあっていいのでは。7月に決定というのも実際には遅すぎます。なんせ、3、4月には子どもの進級や入学の準備でお金がかかるし、5月には4月と5月2回分の学校費用が銀行から引き落とされます。この3ヶ月間でお金がいるのですよ!

 ちなみに我が家では、
  • 小6→学校費用二ヶ月分14920円、ミニバスの月謝と5月遠征費で24000円 計38920円
  • 中3→学校二ヶ月分10000円、部活用品5000円、4月から塾に通えば35000円が!? 計5万円
  • 高3→学校授業料12000円、部活費用約6000円、計18000円
  • 大2→前期授業料50万円、今年から仕送りなしで頑張ってくれる...感謝!(奨学金月8万とバイト代5〜7万でなんとかやるとの彼の決意)
合計4人で約606920円!どうやって工面したらいいのか...

 人によっては、保育所や幼稚園の保育料がかかります。病気で病院にもかかることもあるでしょう。所得が低かったり、不安定な収入だったりしたら子育てにかける費用のどこを削っていったらいいのか!これでは毎年安心して子育てなどできません!出るのはため息ばかりなり...

 政府がホントに子育てを応援するのなら、一回だけの応援特別手当ではどうにもなりません。子どもの医療費や学校費用、高校や大学の授業料軽減や無料化の方向にすすむべきです。
日本は家庭での子育ての負担が多過ぎ!
 今年の新学期は「嬉し、せつなき新学期」なんです。

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