2008年11月23日日曜日

人は人とつながって生きてる!

 子育ての悩みや家族、学校のことで相談にのることがありますが、最近感じるのは、悩み事が深刻でその場でどんな言葉をかけてあげたらいいのかホントに言葉を選んで話さなくてはならないということです。
 親しくつき合いわかり合っているとお互いに思っていても、なかなか悩みの核心部分に触れてわかり合えるには難しい。お互いにここまでなら話せる、自分を出してもOKという近づく距離がどこまでなのか測るのが難しいのです。結局悩みをわかってあげることはできても、なんとかしなくちゃそりゃ大変だよ〜って思っても、解決してあげられないことが多くて...
 そもそもその人の代わりにはなれないし、つらいんだよねと言っても、わかってもらえない...と言われてはホントにつらくなるのです。
 でも、なんでこんなに子育てに悩まなくっちゃいけないのか、なんでこんなに子育てしにくくなったのか、学校や家族のことで悩みが増えちゃったのか...と考えるとやっぱり今の生きにくい社会にも大きな原因があるのです。
 もっとおおらかに子育てができる人間関係をつくりたいね...親子、きょうだい、夫婦、家族、友人や地域のなかの人間関係でね!

 11月20日 芦屋市障害者(児)福祉計画策定委員会の傍聴
 障害者自立支援法が実際に芦屋でも施設の運営が大変だということ、また介護保険との整合性や今後の福祉環境を取り巻く社会がどう変わるかで見直しが大きく変わっていくことなど話し合われました。計画の基本理念には国際権利条約をふまえた考え方への配慮も必要、現実には絵に描いた餅にならないような計画にしていかなければならないなどの意見に同感。
「自己決定、自己選択」とあるが、何が我が子にとって何が「自分らしい」のかわからない障害のむずかしさがあると話された言葉には親の深い思いを感じます。
 障害が有る無しにかかわらず、今の社会は何でも「自己選択」といって「自己責任」にされてしまう!それっておかしいよね。選ぶ前に、選びようがない現実になっていること多いでしょう!

 21日 市民活動センターの活動展へ
 市役所北広場あたりにテントで障害者団体が物品販売のお店を開いているので出かけました。メンタルサポートセンターのさおり織りはとても素敵で、気に入ってます。今回はポーチと名刺入れ、笑い栗やラスクも購入。あったかい仲間が集う活動はいいですね!元気になります!やっぱり、人は人とつながって生きてるんですよ、ほどよい距離感でつき合っていきましょう!

2008年11月20日木曜日

来年度予算編成への要求書を提出

 やっと色あざやかな紅葉が撮れました。リビングにいると、雨の音のように葉っぱが舞い落ちる音が聞こえてきます。

 先週日本共産党芦屋市会議団は、日本共産党芦屋市委員会と連名で芦屋市長と芦屋市教育長あてに2009年度予算編成に対する要求書を提出しました。100項目を超える市民の切実な要求を実現するよう求めています。
 今芦屋市内での格差も進んでいて、課税所得200万以下の人の数はこの5年間で17%も増え、その人たちの平均所得は17万円(8.5%)も低くなり、一方で所得の高いそうはさらにその所得が上がるという状況。
 そんななかで、お年寄りや子どもたちの命やくらしをどう守っていくかが自治体に問われています。特に子どもの教育格差は身につまされるものが。なんといっても子どもはこれからの社会を生き、つくっていくのですから...
 主な項目のうちから
 ・市民生活に密着した施策の切り捨てや市民負担増の行政改革実施計画の撤回
 ・国保保険料の値上げはしないこと。保険証のとりあげ、特に子どもの無保険の解消
 ・市内循環型のコミュニティバスと芦屋病院への利便を
 ・77歳99歳の敬老福祉金の復活
 ・来年見直しされる介護保険の保険料値上げはしないこと
 ・保育所待機児童の解消は認定保育園ではなく公立保育所の増設を
 ・つめこみと選別を強める学習指導要領の撤回を、全国学力テストの実施はしないこと、複数志願制は実施しないように県へ要求することなど
 ・山手幹線事業については部分的ではあれ共用開始に伴う影響への万全な対策を、大型車両の流入を避けることなど

 要求書は出しましたが、これからもご意見ご要望を市議団にお寄せください。私もひとつずつ勉強して、自分に引き寄せながら一緒に頑張っていきます!

 18日芦屋浜管理センターでまちづくり懇談会が開かれました。
 市長、教育委員長、芦屋警察はじめ各部局部長が市民の要望や意見に答える懇談会です。市側と連合自治会会長他役員の皆さんで25名ほど、市民約30名の参加で、意見としては
 ・潮芦屋地域住民が住みよいまちづくりをとバス増便と横断歩道設置、マンホールの騒音問題
 ・奥池地域での山手小児童40人の阪急バス運賃補助の復活、狂犬病の予防接種実施、ハイカーのためのトイレ設置
 ・中央緑道の街路樹整備
 ・花と緑のコンクールについて
 ・飼い主のいない猫、犬のフンの始末の問題、などの要望が出されました。
 帰り道、ひとりの女性が「芦屋病院がこれからどうなっていくのかお尋ねすれば良かった...」と話されていましたが、尋ねたいことまだたくさんありましたよね、きっと。

2008年11月17日月曜日

紅葉は見事だけど...

 ここで紹介ができないのが残念!
せっかく写真を撮ったのに、横サイズに変換できず...明日また写真に挑戦しましょう。
我が家の窓からの紅葉は今が見頃!緑町の街路樹はホントに今が最高の紅葉です。
 というわけで、気づけば随分と更新をさぼってしまいました。
この間、三男の指は思いっきり固定され、なんとか23日ミニバス阪神大会までには回復しそうです。しかしまあ、自然学校の後は指で整形外科、風邪で耳鼻科、脇腹痛で小児科へ、次の日ぷつぷつが出て再度小児科で受診...結果帯状疱疹と診断とこんな具合で病院通いが10日ほど続きました。
 かかった医療費13590円!子どもに少し我慢をなんて言えませんが、ラグビーの次男、バレーの長女も部活や普段にもケガの多い我が子、今月かなりの医療費になりました。
 子どもの病気やケガは親の都合に合わせてはくれません。いつでも安心して病院にかかれる制度がやっぱり要るんです。

 全国で国民健康保険での「子どもの無保険」の実態調査がされ、結果が明らかになるなかで日本共産党や市民団体のこれまでの運動が実を結び始めてる!大阪府8自治体、兵庫県でも尼崎市で、短期保険証ですが交付されるようになり、今度は芦屋でも!!と思います。

2008年11月7日金曜日

つどいの最中に丹波から電話が!

 何事もなく無事で...と見送ったのに
 夜、芦屋後援会のつどいの最中に丹波にいる担任の先生から電話が入りました。三男が、数日前に痛めていた指にテーピングをしてなかったらしく無防備のまま過ごし、しかもドッジボールを思いっきりやったようでさらに悪化。腫れて痛がるので救急で病院へ。骨折はしていないが靭帯をまた痛めたとのことで、先生に随分とお世話になっていました。本人は痛くて、しまったと思ったでしょうが、先生や他の人に迷惑がかかっていないか、心配なのと申し訳ないのとで複雑な心境。

 決して多くはない先生の引率で、何かハプニングがあったらどうなるんだろうと思ってましたが、それがまさか自分の息子のケガで起きるとは...。すみませんでしたと謝るしかありません。集団行動なので、明日の朝に病院の支払いのためにスケジュールの合間を縫ってどの先生が行けるかどうかということでしたが、なにせ明日は自然学校の最終日でしかも土曜日。昼には芦屋到着を目指してスケジュールは厳しいようで、医療費をどのようにして病院へ支払いに行くか検討していただいています。
 そんな先生や親の心配をよそに、息子は最後の夜の活動をはりきって楽しんでいるときいて、やれやれ...です。

 あす、「おかえり」の後なんて声をかけようかと悩みます。
それにしてもわが子4人分の自然学校を終えてみれば、それぞれ違う思い出です。明日の顔つきを見てから、続きの言葉は考えることにしましょう。

 本日の日本共産党を語るつどいは40人ほどの参加だったでしょうか。
 志位和夫委員長の記念講演のビデオと平野さんの訴えも良かったですが、
フリートーキングでは:
男性「共産党は関心があがってきているし、ポスターの文句もいい。昨年は12000人入党している。じゃあ、いったいどれくらい増やして、どれくらいになったらガッツポーズができるのか?」とユニークな質問も出て、
平野「議席増やすのが一番だが、小選挙区ではむずかしい。ただ、国会で1議席増えれば党首討論ができ、議席が2倍で議案提案権が得られる...」
と答えるなど有意義な意見交換の場になりました。 
 「日本共産党ってどんな政治をめざして、どのように考えているのか
その関心が高まっていているのを感じるつどいでした。
この機会に、ぜひ多くの方に日本共産党の政策や提言に出会ってほしいです。まずは、しんぶん赤旗日本共産党のホームページにアクセスを!


2008年11月4日火曜日

三男は自然学校へ

 3日から8日まで丹波少年自然の家へ。
 前日まで親子で荷物の準備に追われました。なんと言っても5日分の着替えは大きなカバンにいっぱいです。小さい体にリュックとカバンを背負って出かけました。
 先週は「新しい服がほしい! 大きいカバンがない!」と言って...
 確かに彼はお下がりが多いし、枚数も心細い...
 大きなカバンは京都にいる長男がもっていってしまって、ない...
ということで、やむなく長袖の服数枚と下着やカバンなどを購入。合計2万円ほどの臨時出費でした。

 5年生全員で68人の5泊6日という集団生活。子どもも先生も結構疲れることでしょう。体力のある子は次々と活動をこなせるかもしれないけど、5日間でクタクタになる子もいるのでは。
 長女の時は、まだ暑い季節だったので汗でアトピーがひどくならないかと心配でした。実際移動のバスに酔い、半日活動に参加できずしんどかったと後でききましたが。
 先生7人、学校以外の若い指導員4人、救急看護1人体制ですが、6日間ずっとこの人数の先生がいるわけではなようで、出発でお見送りする先生もいました。先生は途中交替ありですが、子どもは6日間。体力もつき、集団としてもまとまってくる6年生の修学旅行より長い日程の6日間、本当に要りますか? 子どもや先生の負担を考えると、せめて2泊3日で十分と思います。

 そう考えながら、今日は夫は泊り、次男は帰りが遅い、娘とふたりのやけに静かな夜を過ごしています。中学の娘は「ややこしいのがいなくていいわ〜」と言ってますが、きょうだいあっての実感だよね。母は、ひとり、またひとりと親からはなれて大きくなっていく子どもたちを見守るだけです。


2008年11月2日日曜日

「無保険」の子どもの問題

 9月議会でとりあげたこの問題。厚労省が10月末に全国調査の結果を発表して実態が明らかになりました。
 親が国民健康保険の保険料を滞納し続けると、市から「短期保険証」が発行され、さらに続くと「資格証明書」が発行されて、病院の窓口で10割負担になってしまいます。

 全国で資格証明書が発行された世帯は33万742人、そのうち中学校以下の子どもがいる世帯は18240世帯で32903人。芦屋では10世帯14人の中学校以下の子どもが「無保険」に。(2008.9.15現在)

 おまけになんと、私の出身弘前では、207人も「無保険」の子どもが! 小学校入学前の子どもだけには国保保険証を交付しているようですが、おなじ県の八戸市では昨年度から「親の滞納で子どもが不利益になるのはよくない」と中学生以下の子どもがいる場合は資格証明書の発行はしていませんでした〔←保険証のとりあげをしていないということですね〕(asahi.com MyTown青森より)。自治体によってこんなにも対応が違う...

 子どもはどこに住んでいても、どんな親の元であろうと病気の時には病院にかかり治せるようにすべきです。保険料が高くて払えずに滞納になっていることも多々あるんです。中学までは風邪やケガはしょっちゅうだし、健康診断で要治療なんていわれても治療や早めの診察の機をのがしてこじらせることもあるかもしれません。でも保険料を払えない世帯が窓口で全額負担できるでしょうか... 児童福祉法にはどの子も社会の責任で守るべきだとあります!

 今回厚労省は調査発表と同時に「被保険者資格証明書の交付に際しての留意点」という通知も出し、きめ細かな配慮をするよう求めてる。県は市町村にも同様の通知を出していて、そんななかで、大阪や尼崎でも中学生以下には国保保険証を発行する動きが進んでいるんですよね。

 芦屋でも子どもには保険証発行して、安心して子育てできるまちに!