2010年6月7日月曜日

明日の絵本は「からすたろう」です

 潮見小学校での絵本読みきかせボランティアも5年目を迎えました。我が子は3月に卒業して今はいませんが、子ども達と絵本を楽しむのが心地良くて続けさせてもらっています。

 先月は「てんぐのかくれみの」を4年生に、明日は5年1組で「からすたろう」八島太郎文・絵(偕成社)
 明日の子ども達には、どんなふうに受け止めてくれるのでしょうか。ここ芦屋浜のからすと絵本の山のからすでは、湿気のある鳴き声もきっとちがうよね〜と想像しながら、明日に備えときましょう。

 おとといの晩から夏風邪で高熱を出していた三男は、薬であっという間に治り、長女が夕方からダウン。夕方から元気を盛り返した三男は、私の背中やお腹をサンドバッグ代わりにパンチの連打。(確かにいい音はしますが...)ならばと、久しぶりに一緒に臨港線をジョギングしました。
 4人どの子とも小学5〜6年か中1あたりで一緒に走ってきました。運動会前やロードレースの練習で走るのにつき合ったり、私の気まぐれジョギングについてきたり...でもたいていは私がすぐ息が切れて、先を走る子どもの姿をやっとのことで追いかけるのがオチです。「息切れるのはやいやろ〜」「先いくで〜」と言ってどの子もタッタと走っていく速さがとっても頼もしく、「4人みんな自分の先を走っていくな〜」とつくづく思うのです。

 夫はいつからか朝に晩にジョギングを始め、体重が10㌔減ったとか。今や私だけが運動不足の毎日で、かなりヤバい感じ!でも議会が始まったらさらにやばいかも。

2010年6月4日金曜日

学習会「日米安保条約と日本経済」

 午後、山手後援会主催の学習会でした。林 直道大阪市立大学名誉教授の90分授業は勉強になりました。
1、新安保条約はなぜつくられたか
2、なぜ経済協力条項が入っているのか?アメリカの狙い
3、日本、高度経済成長→反共経済援助激増
4、アメリカの衰退、ドル危機、日本大損害
5、日米経済対立激化、日本バッシング始まる
6、日本経済のバブルを促進
7、クリントンの「日米包括経済協議」
8、小泉内閣による対米迎合総仕上げ
9、日本の財界はこんな仕打ちをされてどうおもっているのか?
10、新しい日本経済繁栄の道

 レジメの項目をもてもわかるように多岐にわたる内容と資料、しかもエピソード盛りだくさんの話には一回限りではもったいない。シリーズでゆっくり受けたい授業という内容でした。
「サブプライムローン破綻の金融危機が世界大不況へひろまった現在、日米経済関係はかなり縮小した。日米貿易は、最盛期の49%、日本がアメリカへの奴隷を断ち切る好機到来。東アジア経済共同体を結成すべき」という言葉には希望を感じましたね。
 北朝鮮がせめて来たらどうするとか、やっぱりアメリカに守ってもらわないと困るとか、沖縄の人には申し訳ないけど基地は必要などなど、この間訪問して言われる意見が多いのですが、「そんなことはない。日本が安保はもう要らないといえばなくすことが出来るし、日本がアジアの平和のために友好条約のために率先して動いていけばいい」と話していくことが必要と思いました。
 林先生は80歳を超えていらっしゃいましたが、なんのなんのマイクをもって、90分しゃべりっぱなしでも疲れを感じさせません。お見事!
 今日午前には議員むけの6月議会に出される議案の説明がありました。民主党政権での国の予算補正が地方に及ぶ内容になります。子ども手当の税源を6歳未満や16歳以上19歳未満の子どもがいる家庭にされていた扶養控除廃止でつくるようなやり方では、結局国民は負担増に。福祉センター関係など民生文教委員会にかかる議案がたくさん出ています。明日夕方の説明会に是非お越しください。ご意見をお待ちしています。

 そして、いよいよ一般質問の通告期限14日も迫ってきました。今回も身近で切実な要求実現のためのテーマを選んでいます。毎日の暮らしの中で、頭を切り替えながら仕事、家事、子どもとのつきあいなどやってるつもりですが、議会になると頭がいっぱいで、どれもこれも中途半端に。睡魔に負け、自分に負けそうになりながら今回もやってしまいそう...

2010年6月3日木曜日

芦屋の福祉に期待するものは...

 市内呉川町に、芦屋の地域福祉の拠点となる「保健福祉センター(仮称)」の建物が見渡せるようになりました。
6月1日には、市と財団法人「木口ひょうご地域振興財団」が賃貸借契約が結ばれました。これから30年間の契約で、市は家賃を今年度は毎月およそ890万円払い続けていくことになります。
これまで団としては、利用する市民や地域の市民の声をていねいに聞いて、活用される福祉センターをと要望してきました。
簿価36億円6,000㎡の市の土地を財団に18億円で売却。公有地が民有地になっても、財団が今後公益法人をとり、「木口ユニバーサルセンター」となって芦屋の福祉前進のためにも貢献することになる...こんな説明を受けていました。
東側バス通りの看板には「はなみずき芦屋 木口記念会館 芦屋市保健福祉センター」、西側住宅街に面した案内プレートには更に「芦屋温泉」が加えられていました。地域福祉の拠点になるセンターですから、市民はこの福祉センターに様々な期待をもっています。でも看板にある「記念会館」の文字に、この建物はあくまで(当然ながら)木口財団なんだ...と思うのは私だけでしょうか。
2008年10月の財団主催地元説明会に初めて市長、副市長が出席したその時の内容を伝えたニュースをあらためて読み返してみました。市民からの質問や要望には
・約50台の駐車場では足りないのでは?芦屋温泉駐車場との相互利用は?
・周辺マンションへの環境問題の対策と話し合いの場を(①出入り口の再検討②周辺に駐車させない保障③車の排ガス対策④予想される東側の渋滞対策⑤隣接マンションへのプライバシー保護と日照保障など)
・障害児の親は子どもと気兼ねなく出かけるところがない。早くつくってほしい。
など。その後利用団体などと話し合う中で、今年7月17日オープンにむけて最終準備がすすんでいることだと思います。
私自身、西宮の福祉施設で働いていたこともあって、よく耳にしていたのが「芦屋の福祉は遅れている」...今度は「芦屋の福祉」が良くなってきたと実感できるようにしていきたいんです。6月11日からの6月議会には設置管理の条例が出る予定。たくさんのご意見を市議団にもおよせください。

手前が木口会館入り口。奥が福祉センター入り口







東(建物裏)側の休日歯科診療センター入り口あたり






オレンジ色が、芦屋市保健福祉センター、緑は木口会館、ブルーはあしや温泉

2010年6月2日水曜日

鳩山首相が辞任で夕方宣伝へ

ついに鳩山首相が「責任をとって辞める」と。
 沖縄の米軍普天間基地問題を結局は自公政権と同じ辺野古に戻し、さらに、徳之島や国内の基地に移転や拡大するようなやり方には、沖縄県民も怒り爆発、国民は許しません。
 お昼からの娘の高校の系統別学習の説明会に行った後、夕方木野下議員とJR芦屋で宣伝をしました。普段はそれほどビラの受け取りも良い方ではないのですが、さすがに今日は、どの世代とも良く受け取ってくれました。引き続き明日は、団の朝立ち宣伝。志位委員長の迫力ある夕方の街頭訴えをパソコンで聴き、明日の準備をしてと...

 そうそう...高校説明会に一緒に行った娘の友人のお母さんと電車では、ひたすら鳩山首相や民主党への失望と批判の話でした。
彼女曰く「一体この数年で、何人の首相がおったん?」「結局、政治は誰のためなん?国民のために何してくれるん?」と。
私「高校の授業料は無償化されても、結局その他結構物入りで、既に4月と5月で軽く15万は超えたよ〜」「入学してまだ2ヶ月なのに進路のコースを決めなあかん。早くコースを決めて、授業をどれにするかなんて...うちの子決めてるようでもまだはっきりしないわ...」

 入学したとたん、卒業後の進路決定を迫られます。高卒、大卒後の就職がホントに厳しい中で、自分のペースで経験し、余裕もって学ぶことも難しくなっているのです。これからを生きる若者が、ちゃんと希望の仕事に就いて、働らいて生きていける社会を実現させていかないと!そう、だから日本の政治を良くしていかないとね!