2009年3月25日水曜日

子どもの分の定額給付金って...

 娘「焼き肉行くから、お金ちょうだい!」
前から要望していた焼き肉食べ放題のお金。本日夕方、部活のみんなと行くことになったらしく、朝の慌ただしさのなかで請求するものだから、こちらもとっさに
 「半分の千円は自分でだしなさいよ」
と言ってしまいました。
 中学2年生の女子が、集団で焼き肉食べ放題に行くことの善し悪しは横において、そのお金はどこから出したらいいのか...
 基本は本人のお小遣いだが、一ヶ月2千円のお小遣いを使えばあっという間に無くなってしまうし、2月はバレンタインですっかりお財布はからっぽ... それは母親の私がよく知っている! 今さら貯金しとけば良かっただの、考えて使えば良かっただの言ってる暇もなく...
 結局、返事は「半分出すから」と甘やかしてしまったことに、自分の甘さを反省してます。

 そこで気づいたのが、定額給付金...18歳以下の子どもは一人2万円。子どもに支給されてはいますが、そのまま子どもに渡す親はどのくらいいるんでしょうか?
 娘からは「自分の分の定額給付金ちょうだい」とは言われてませんが、言われたらなんとしましょうか...
 「それ以上にあなたにはお金かかってるでしょ!」と言いたいところですが...

 議会最終日の「現行保育制度の堅持・拡充...子育て支援予算の大幅増額求める陳情」賛成討論原稿を書きながら、
「ホントに子育てにお金かかるわ! 我が家4人みんながお世話になった保育所15年間、学童保育所10年間、いったいいくらになるのか...」
そんな計算をしてたら、疲れてきました。

 定額給付金より、子育て支援だべさ!

2009年3月24日火曜日

歴史とモダン、非核・平和...芦屋

 「わが街 ふるさと」赤旗日刊紙3月23日付に芦屋市を紹介した記事が載りました!
写真は、湾岸線から望むシーサイド(真ん中右寄りの中高層団地が我が家)と芦屋川河口です。
 会下山遺跡、万葉集や伊勢物語の時代から明治モダニズム、そして戦後「具体」美術や小説「ミーナの行進」小川洋子さん、1953年原水爆禁止の運動に立ち上がった女性たち...
弥生時代から今この時までの芦屋のあゆみをじっくり学びたくなりました。特に、今なお現役で草の根の平和活動を続けておられる80代、90代の女性先輩の姿は凛としていて、本当に素敵!尊敬します!
 5月31日には、兵庫県母親大会が開かれます。
「いのちをうみだす母親は いのちをそだて いのちをまもります」を合い言葉に、県下のお母さんやお父さんが芦屋に集合します!芦屋がにぎやかになるよ!

 平和の取り組みもうひとつ...
2009年度の「芦屋非核平和のつどい」の実行委員会に今晩参加してきました。大まかな企画が決まりつつあります。
予定は...
10月24日(土)午後〜上宮川文化センター
講演 富田宏治氏 関西学院大学教授・原水爆禁止世界大会宣言起草委員長
他有意義な企画で...

 遅い夕食をとりながら、テレビのWBC優勝のイチローに拍手して、
民主党小沢代表の記者会見姿とノーコメントの麻生首相にがっかり!

2009年3月22日日曜日

なんでも相談会

 20日午後から、芦屋版派遣村の「何でも相談会」を日本共産党と後援会で開きました(写真下)
 同じ日三宮の東遊園地でも開かれ、1時開始にはたくさんの人が相談に訪れたとのこと(写真上)
 芦屋では濱本弁護士も参加しての相談会でしたが、相談者はいませんでした。平野貞雄7区政策自治体部長はじめ議員団や後援会で、消費税廃止の国会請願の署名の協力を呼びかけ、にぎやかにチラシを配りながら「非正規切りて撤回を、大企業は責任を果たせ」と2時間ほどリレートーク。人通りは少なかったものの用意したチラシや赤旗新聞の見本紙は2時間ほどでなくなってしまいました。
 大企業の大量「派遣切り」「期間社員切り」で解雇・雇い止めにあった労働者が、解雇撤回、正社員化を求めて労働組合に加入し、厚労省労働局に違法派遣で集団申告する動きが広がっています。「年越し派遣村」で派遣労働の実態が多くの人の前に明らかになり、個人の問題ではなく国の政策、政治の問題としてとりあげられるようになって、さらに労働者自身が組合に入り立ち上がっていく...まさに「蟹工船」の世界をみるようです。
 社会の変動のなかにいる、時代の変化を感じます。

 21日は朝から息子が入っているコミスクのミニバスの卒業生お別れ会と総会の準備。5年生以下のお母さんの手作り料理ちらしずしとにゅうめん、唐揚げやおひたしなど心のこもった準備はてきぱきと進みました。コミスクの自主運営は親にとっては結構大変ですが、指導してくださるコーチや先生のおかげでミニバスができるようになっていくことは本当に感謝しています。
 おわかれ会はごちそうやゲームで盛り上がり、卒業生が先生や親たちに感謝のメッセージを届けたところではもらい泣きしてしまいました。地域で親同士や異年齢の子どもたちが一緒になって、コーチなど地域の指導者のもとで活動できることは貴重な体験です。我が家のどの子も厳しく、たくましく育ててもらいました。いろんな人たちに手や声をかけてもらって子どもを育てていくことは今の時代、特に大事にしていきたいことですよね。4月からは小6、中3、高3、大2とどの子も節目の年になりました。なんだか私はいつも子どもたちの後をついていくのがやっとで、育ててもらっているのです。

2009年3月19日木曜日

さくらが咲き始めたよ!

 三月議会でバタバタしている間に、とうとう団地のさくらが今日咲き出しました。
そういえば更新を随分と休んでしまいました!
議会準備と花粉症、娘の反抗期?!か私の更年期か...母親と娘にやってくる独特の人間関係にエネルギーを使い果たしています。
でも、冷静にみれば単なる私のイライラでしょうか...父親とはうまくやってる娘です。
いえいえ!はじめから娘に甘い父親ですから衝突などしないのかも...
 な〜んて言い訳しながら、自分自身を保っているのですが、
こんな私の愚痴を聞いてくれる友人が身近にいることも大きな支えです。そんな友だちにホント感謝してます!

 さて議会はやっと峠を越えたような感じです。現年度(2008年度)補正予算と新年度(2009年度)予算の審議がひととおり終わりました。準備不足を痛感して落ち込んでしまいましたが、それが現在の自分なんだよね。家事と子育て、地域の活動や議会の準備などなんとかやってます。
 それにしても先週相談を受けた保育所入所不承諾で困っている若いお母さん。1歳の女の子は元気いっぱです。育児休暇を一ヶ月延長しても入所できなかったらまた延長しなければならない。それができなければ無認可保育所の選択もありです。夫婦お互い実家は遠くふたりで頑張っています。ホントに悩んでいました。今芦屋では約180人の待機。保育所の民営化うんぬんよりあと一カ所保育所が要ります!

 昨日は保育所の修了式でした。保育所は生活丸ごとの良さがあって、修了児も保護者も保育士さんもみんなお疲れさま!おめでとう!でした。今週は中学校、幼稚園そして今日の小学校卒業式の出席が続きました。まっすぐ前を向いて立っている子の姿を見ながら「どの子にも同じようにしあわせになる権利がある」と痛感。教育格差といわれる時代、親の経済格差で進路が歴然と分かれていくことに胸が痛くなります。せめて高校まではどの子も安心して進学でき学べるように..そう思うのは今の不況下での雇用不安から。

2009年2月20日金曜日

ほほえみりんごでみんなが笑顔

 青森県津軽地方のヒョウ害りんご「ほほえみりんご」は全国に微笑みの輪を広げています。
 新聞で売れないヒョウ害りんごが紹介されて以来、津軽農民組合では在庫1万ケースに次々と注文が入りおとといで完売。個人から学校給食などたくさん利用されています。
 芦屋では潮見小学校が2月18日りんごサラダ、19日りんごゼリー、25日ひとり1/4個でメニューにとりいれられます。自校方式の給食ならではの対応に嬉しく思います。
りんごを洗い→むいて→細かく刻んで柔らかく炊いて→ジュースを加えて固めて完成!アルミカップはアレルギー児用。すべて手作りの愛情いっぱいりんごゼリーです!
 子どもたちの感想は
「サラダにはいつもの2倍のりんごが入ってておいしかった」(りんごは生がいいという子には不評だったようで...)
「りんご食べたら笑顔になる!」「ゼリーだとりんご、食べれたよ。りんご食べるの2回目やねん」(果物ではみかんしか食べれなかった子だそうですが、よかったね)これぞ!ほほえみりんご!
 青森では数年前の台風被害以来、生産者も消費者も笑顔になるようにと「ほほえみりんご」の産地直送に取り組んでいます。被害額の軽減や農家が元気を出していこうという活動が今回のヒョウ害りんごでまた大きくなったようです。消費者が農家を支えること、本当に大切ですよね。
 ちょうど今日の赤旗には、18日にJA全国農協青年組織協議会の集会が紹介されていました。日本共産党からは紙智子参院議員が出席。自給率40%という低さを指摘して、農業と農村の大切さを強調。党の「農業再生プラン」を紹介しながら、自国の食料政策を決める権利「食料主権」の農政へ転換をと呼びかけ共感が広がっています。
 「ほほえみりんご」から潮見小ではどんな取り組みがされるのでしょうか。子どもたちにはおいしいりんごの味と生産者のおもい、日本の農業を学んでほしいなと期待しています。

2009年2月17日火曜日

いよいよ3月議会です

 2月24日開会の3月議会一週間前の本日、上程される議案の説明が総務部長よりありました。現年度分補正や来年度の予算分など盛りだくさんの議案です。詳しくは木野下あきらさんのブログで紹介されています。是非ご覧くださいね。(これって手抜き?!木野下さんのブログ宣伝!)それにしても山積みの議案と資料に目を通すにはかなり時間がかかりそう...

 午後は民生文教委員全体協議会で「第二次芦屋市生涯学習推進基本構想」の原案、引き続く委員会で「介護保険制度について」の説明と質疑と続きました。

 震災を経験しさらに地域での市民活動を通して、また実施されたアンケートの結果から、今の芦屋市にはどのような「生涯学習」が求められているのか。
 407ある社会教育団体がスポーツ・文化施設や地域の集会所、学校で場所や時間の取り合いで結構大変な状況にあり、一方で子どもも含めて団体のリーダーが育たない、担い手となる人づくりが進まないなど悩みや課題はたくさんあります。基本理念が絵に描いた餅にならないよう、現場の声を分析して各部門の施策に活かしてもらいたいなどということを質問、要望しました。
 5分休憩後、今度は介護保険へ。準備不足や会場がいつもと違い隣席との距離が近く、集中力もなくなってきそうなところで、つい焦って質問して失敗!言いたいことがうまく言えず、メモや資料がちっとも頭に入りません。今度の議案内容に踏み込まないように...というような声も近くから聞こえてますます焦りました。
 介護認定が軽くなっているケースはないか、要介護認定の新方式の矛盾を明らかにしたかったのですが、かえってわかりにくくしたようで自己嫌悪。ずらりと当局や委員が並ぶ雰囲気にはなかなか慣れません。でも直接の担当職員の方が時折うなづいてくださったのにはホントに救われました。
 教育や福祉に限らず、国はつぎつぎと制度の見直しをすすめるので理解するのに大変です!しかも、いったい国民のくらしはいつになったら豊かになったと実感できるのでしょうか。見直しされてもちっとも良くなってないよ!
 委員会終わりに山口議員や松木議員と「いくら議論しても自分たちの時には必要な介護受けられないよね」「長生きしても医療費かさむだけ」「だから、ぴんぴんころりがいいんだよ」...朝から続いた質疑で、なんだか力の抜ける最後でした。

2009年2月15日日曜日

第34回自治体政策セミナーに参加

 13日と14日の二日間、姫路でたくさんの刺激を受け、これまでの自分の考えも整理できました。たくさんの資料や情報で消化しきれない課題に押しつぶされそうになるなか、今の情勢をどう見るかの話はとてもよかったです。
 さらば「構造改革」―自治と公共性の復権を求めて...という大きなテーマがどの講義でもおさえられていて、何よりも憲法を守っていくことの大切さが深く語られていました

憲法9条の戦争はしないという決意
24条 家族での個人の尊厳と両性の平等
25条 生存権、国の社会保障的義務
26条 教育を受ける権利
27条 働く権利と義務など

 普段の生活はどんな人であろうとどんな境遇であろうと無条件で日本国憲法によって守られているんですよね。それが今、「あなたが努力をしてこなかったからでしょう...」「100年に一度の経済危機だから」ということを理由に国民に犠牲を押し付けて、憲法まで変えようとしている。もっと私たちは、世界のなかでの日本国憲法をもつ日本の良さをしっかりと見つめていかなきゃいけない、次の世代のためにも守っていかないといけない...そう思います。

 13日全体会の記念講演
新自由主義的構造改革の破局と自治体における決着 二宮厚美氏(神戸大学発達科学部教授)

 14日専科
・自治体病院、地域医療と医療制度構造改革 長友薫輝(津市立三重短期大学)
・地域医療と自治体病院 金川佳弘(自治労連青森県本部)
・地域のレポートなど
 地域医療崩壊は医療問題ではない、地域づくりのなかでの病院問題ととらえるという話しは納得でした。自分の住んでいる地域に安定した良質の医療をどう提供するのか、こんな病院がいるんだということをもっと住民も自治体も病院も一緒になって共有していくことが必要なんです。たくさんのレポートや意見がきけて充実した二日間でした。


 今日は次男、三男と久しぶりのゆっくりとした朝でした。そうはいっても私は2日間の洗濯と掃除や買い物に追われましたが。ふたりはリビングでわりばし鉄砲で盛り上がり部屋は輪ゴムだらけ。器用な次男がつくった鉄砲は当ったらかなり痛い!
 三男がこのあいだ学校に持って行き、友だちと遊んでいたら、遊び方が良くなかったのか即刻わりばし鉄砲は学校で禁止になったらしい。

「何で禁止になったの?」
三男「知らん!」
「遊び方、あかんかったんでしょ!」
三男「先生、すぐ男子のやること怒るねん。女子にはえこひいきや!」
私「先生に痛くないわりばし鉄砲の作り方おしえてもらったら?」
三男「先生って、危ないからダメってきっというわ」
私「危なくないことで、いっぺん先生と勝負してみたら?挑戦状でも書く?」
先生と“対決”して、先生との距離が縮まることを期待して提案。すると、
三男「書き方教えて!」と本人はやる気満々に。
さて、どうなることでしょう...

2009年2月12日木曜日

豆まきしないと福がこないかな?!

 1月末から、我が家は嵐のようでした。
長女はインフルエンザ、三男は胃腸炎の風邪、私は三男の風邪をもらってずっと不調続き
次男は部活の試合で勝ち進んで連日朝練。私と夫は交替で早起きしておにぎり5個の弁当づくりに奮闘(毎日お弁当は3個で結構おかずもご飯も要ります)
その間にも行革特別委員会、コミスクのもちつき、小学校の作品展(ずらりと個性的なシーサーが並び観る人をよろこばせてくれました。息子のシーサーもなかなかの迫力)、女性後援会街頭宣伝、潮芦屋地域まちづくりの地元説明会、諸会議などなどで、風邪気味の身体には結構しんどかったです。
...と更新の間が空いてしまったいいわけをしながら。

 娘の14歳お誕生日お祝いもすっとび、豆まきもせずで今年は福が来ないかも?!なんて心配しています。


 今日は兵庫自治体問題研究会主催の兵庫の公立病院問題交流集会に参加。
大阪府立病院機構労働組合委員長 日名廣江さん「独立行政法人化の問題点と課題」の問題提起と4つのテーマの報告
・地方公営企業法全部適用になるとどこがかわるのか
・川西市、三田市の市民病院改革プランについて
・県立塚口病院のその後
・県医務課、圏域会議情報
予想以上の参加ということで会場は人がいっぱい。午前の会議を終え10分ほど遅れて入ったのですが資料が足りなくなっていました。

 これまで市長は「独立行政法人化」しかないと突き進み、それでは市民は納得できないと議会は二度の定款否決をしてきたにもかかわらず、今度は2月4日、病院改革特別委員会ではじめて「地方公営企業法全部適用でいくしかない」と公言。市民のための病院と掲げながら、市民そっちのけで芦屋病院の進む方向を次々と変えていくのにはやはり納得はできません。
 病院も市の財政も経営効率化や健全化の名の下に、市民のくらしや健康、命が犠牲にされていってる状況が身近な相談からも感じます。国の政治がひどいからこそ、地方自治体はもっと市民にとって身近な施策で生活を守る役割を果たすべきですよね!

2009年1月29日木曜日

子育て応援特別手当って?!

 27日成立した第二次補正予算にある「子育て応援特別手当」って、本当に不合理・不公平です。651億円計上されているのですが、
対象は08年3月時点で3〜5歳
かつ第二子以降の児童(約170万人)
一人当たり3万6千円を一回限りで支給というもの

 子育て負担軽減なのになぜか第二子以降に限られているので
例えば4歳、2歳、ゼロ歳の三人の子どもの場合→年齢でOKでも4歳の子は第一子なのでダメ
6歳、2歳の双子の三人の場合も→ダメ
同じ年頃の子どもを育て、同じように経済的負担が強くても支給される家庭とされない家庭がある.....これでは不合理・不公平ですよね。しかも一回限りでは、その先の子どもにかかる負担をおもえばもうひとり...とはならないよね。定額給付金とおなじで、効果が疑問の対策です。

 今朝の朝立ち打出駅では、赤旗の宣伝紙の受け取りがとっても良かったです!男女の別や世代関係なく受け取り、歩きながら広げていました。選挙までたくさんの人に日本共産党や赤旗に出会ってほしい、そう思いながら手渡しました。しかも今朝はわりとあったかくて、手がかじかまなくて良かった!

 明日は午前は木野下議員が議会運営委員会、午後から私は行革委員会総務関係の調査です。庁内の非正規雇用の状況などを聞く予定で質問内容をこれから少し整理します。もっと早くに準備を...と思いながら、今日はパーマ&白髪染めに行ってゆったりとした時間を過ごしたけど...今から焦る?!みたいな...


2009年1月27日火曜日

今日のショックなこと、三つ!

 まず一つ目は
今日の「赤旗」を読んで
①一面トップ記事...「食べ物ちょうだい」といって小学4年生の子が昨年夏休みに買い物袋をさげた通りすがりの人に食べ物をねだっていたのを近所の人が見ていた。同居のおばあちゃんが亡くなって障害のある母親とふたり暮らし。給食のない夏休み、プール登校で先生からおにぎりなどをもらっていたが、とうとう自分から先生に児童相談所にいくと言って母親と会わずに施設へ。子どもをとりまく「貧困」の状況が深刻化しているその実態の記事が連載されます。
これも一面に...「友だちと一緒に生きたい。イスラエル軍はぼくたちのような子どもをミサイルで撃つのはやめてほしい」ガザ市のシファ病院に入院する被弾した少年(12歳)の痛々しい写真が切なくなりました。右腕と右足が複雑骨折、全身に爆弾の破片を浴びたという少年の足には4本の固定用金具が差し込まれていて、目はじっとこちらを見つめています。
 戦争や貧困で子どもたちが犠牲になるのは辛過ぎます。

 二つ目は
市内で年収200万円未満の方の割合が尼崎市の割合よりも多いらしい
 詳しくは聞いていないのでこれ以上はわからないのですが、芦屋では所得格差がますます大きくなっているようです。厳しい生活を余儀なくされている方にとって、一回こっきりの定額給付金でそのあとずっと消費税増税ではどうやって暮らせというのか...
 国も地方自治体も施策の転換が求められています。

 三つ目は
娘の試験つづりの結果をみて
 私も虫の居所が悪く、カミナリを落としてしまいました。「やる気あるんか?!」
 今年度の中間や期末試験の成績表が貼られ、本人、保護者のコメントが書く欄があるのですが反省のことばは「これから計画的に勉強します」とお決まりの文句、努力したところは「なし」...これはないでしょう!ということで...『母は激怒した』わけです。
 でもホントのところは「もっとあなたの得意なところ伸ばそうよ」とやさしく言ってあげたかったのですが、口から出た言葉は....
 もっと勉強わかりたいよね、友だちと塾に行きたがっているのは知っていますが高い塾代は払えません。やりたいことを叶えさせてやりたいのに、してあげれなくて情けなくなります。
 高すぎる子育て費用をなんとかしてほしいよね!

 今日の市議団生活相談に来られた方は3名でしたが、ほぼ2時間かかりました。濱本弁護士の隣で訴えを伺いながら勉強です。団ニュースの案内を見てこられた方が2名でした。とにかく話しを聞いてほしいという方から急ぎの件まで私も木野下議員も生活相談は絶えません。いろんな点で社会のゆとりのなさを痛感します。

2009年1月25日日曜日

世直し!新春のつどい

 日本共産党後援会の方がたくさん集い、にぎやかな会でした。
近畿ブロック比例の瀬戸恵子さんの訴えはいつも胸に響きます。
 今度の選挙は勝負の選挙と訴えたら、いや!勝つ選挙や!といわれたこと。ハケン問題では若者が人を物のように扱うこんな政治はもうごめんだといって立ち上がり、若い夫婦の家族では収入が低い、共働きは保育料が高く16万円もかかる月もあるなど子育てにお金がかかり過ぎすぎる、震災で市民のくらしより神戸空港が優先されたことなどひどい政治への怒り、そしてだからなんとしても政治をかえていきたい!日本共産党を大きくしたい!いっしょにかえていきましょう!....そんな力のこもった訴えに大きな拍手でした。

 二部は、兵庫7区政策自治体部長の平野貞雄さんも西宮後援会のつどいからかけつけ、訴え。地域の生の声や最新の情勢がきけて良かったです。
 今度は攻めの選挙!モラルをかかげる本人にそのモラルが問われているんだ!とするどい批判は平野さんの市議6期の経験の重みが。好感度さらにアップでした。

 つどいのおたのしみ、後援会の出し物も模擬政党討論会、世直し白波五人娘!?、替え歌や川柳などどれもユニークで楽しい企画。本格的手品もあってほんとに元気の出る「世直し!新春のつどい」でした。また、明日から頑張りましょう!

 明日は6時から、市民センターで生活相談会。あいおい法律事務所の濱本由(ゆかり)弁護士は若い子育て真っ最中のお母さん弁護士さんです。どうぞ、お気軽にお越し下さい。

2009年1月24日土曜日

消費税なくす会で宣伝のあとの夕食で...

 本日の夕食は、北海道物産での”特製海鮮弁当”ちらし寿司とにしん寿司、そして娘とつくったおいなりさんとおすましです。すっごい奮発しましたが...

 午後JR芦屋のペデストリアンデッキで消費税なくす会と年金者組合芦屋支部合同の月一回の署名行動に珍しく参加。
 この不景気で所得は上がらずむしろ手取りが減っているという人が増えているなかで、次々と税負担がされ、お買い物すればお財布からは一万円札が千円札のようにあっという間に消えていく...庶民は厳しい生活のやりくりにホントに頭が痛いですよね!
 なのに、自民・公明内閣は23日消費税率引き上げを2011年度までに法制化することを盛り込んだ09年度税制「改正」法案を閣議決定しました。税率アップでは民主党も同じ。
 世論調査で消費税率引き上げ「評価せず」が58%(「日経」08.12.29付)と多数。「社会保障の財源確保」のためという理由でも消費税増税反対が6割(「毎日』、共同通信ともに08.7月)。こんな世論に背き、選挙で問うことなく庶民増税のレールを敷くことになります。

 日本生活協同組合連合の調査では、平均的家庭の消費税負担額は、5%の現在、年間約18万。10%になれば、年間約36万円の負担に!
 署名をしてもらいながら「ご意見を聞かせて」とたずねると
「やっぱり日用品にお金がかかるのは困る、贅沢品にかかるのはわかるけど」と年配の女性
 三世代の家族連れではおばあちゃんが率先して
「書きますよ!これ以上あがったらほんまに困るわ。あなたもしなさいよ」と娘さんかお嫁さんでしょうか書くようすすめてくれました。
私「是非お願いします。子育てにもホントにお金がかかるしね」と署名用紙を向けると、
子どもとの手を離して書いてくれた若いお母さんは
「三人の子どもがいるんだけど、かなりかかります。がんばってくださいね」
と話してくれました。

 約一時間の行動ですっかり身体が冷え、疲れたので晩ご飯はちょっと手抜きで...と考えていたらカバンに法事のお返しの商品券があることに気づき、さっそく目の前のお店に入って購入。たまの贅沢とばかりに調子に乗って精算すると6274円也でうち消費税は298円。質より量の我が家は山盛りのおいなりさん(紅ショウガ入り)のほうが好評で、
次男「このお弁当高いなあ...本場で食べたらおいしくてしかもこの値段の半分やで!」

 奮発したんだけど..消費税なければその分であと一品買えたなあ...我が家にとっては市場やスーパーが味方だよね...食べることにこんなに真剣になる我が家。やっぱり食料品は非課税にしてもらわないと困ります。食べることは生きることだもの!

2009年1月23日金曜日

青森ひょう害りんごが捨てられてしまう?!

 去年のひょう害でりんごが売れない、青森りんご生産者は販売不振と価格低迷にあえいでいる...そんな記事が赤旗に載りました。(1/19付
 ふるさと弘前の記事ではありませんか!
高橋ちづ子衆院議員がりんご生産者から実情を聞いていました。
 2008年青森県産りんごは降ひょうと降霜で103億円もの被害。産地市場価格(昨年12月)も前年同月を36%も下回っています。加工業者がとってくれない、傷はあっても生果で食べられるものが300箱ある、...生産者の悲痛な訴えにはじっとしていられませんでした。
 母や生産者の津軽農民組合に電話しました。今日でまだ全体で1万箱のうち1000箱しか出荷の予定が決まっていないとのこと。りんごにカビが生えれば、山川市場へ出さなければならない(山や川に捨てること)と聞いて、もったいない!
 
 さっそく母はたくさんりんごを送ってくれたので、煮りんごをつくり風邪の子どもたちに食べさせることができました。そういえば、亡くなった曾祖母はよく少し傷んだりんごを大きな鍋で煮て、外の雪に鍋ごと冷やして食べさせてくれたっけ。砂糖だけで煮たほんのりあまい煮りんごの味を思い出します。
 雪の重みでりんごの木が折れないように冬も手をかけ、枝の剪定、春の手作業の人工授粉、葉摘み、袋掛けや無袋には色づけ、りんごもぎなどなど一年中手間をかけて育てた生産者の苦労は、私も昔りんご農家で育ったので子ども心に覚えています。その苦労を思うと、おいしいりんごを捨てさせてはいけない、と思うのです。


津軽農民組合の電話は:0172(37)0141

関連記事:
ひょう害に負けないぞ
 気落ちしたりんご農家励ます ほほえみ産直 青森・津軽農民組合

 (農民運動全国連合会の新聞「農民」1/5付)
ひょう害で売れない 青森 リンゴ農家 苦境訴え 高橋議員調査
 (「しんぶん赤旗」1/19付)


2009年1月22日木曜日

来年度から給食費値上げ10%も!

 19日の民生文教常任委員会協議会で説明がありました。
 食材が値上がりしたため、食材費として保護者負担している小学校の給食費を21年度から10%値上げ改定すると。高学年は月3600円が360円値上がりして3960円に。低学年は3580円が3940円に。
 教育委員会は、これまで芦屋市学校給食会で検討を重ねてきたということですが、食材が値上がりしたから値上げやむなし、4000円を割ったからいいではないかと主な説明でした。保護者負担の食材高騰だから、当然保護者がその高騰分負担していただく...そんな考えが先にありきの勢いプンプンの答弁でした。
 でも、
「例えば母子家庭や低所得の家庭にとって負担が増えることはどんなに大変かを十分議論したのか」と私が質問すると
「経済的に困難な家庭は別の支援を考える」と答えるだけで、給食費が値上がりすることで払えなくなる人が出てくるのではないか、保護者にとって値上げはどんな影響があるかについては十分議論されていないような答弁でした。

 「学校給食は、これからの日本を担う子どもたちの豊かな心と丈夫な体をつくる大切な教育活動の一環です」と学校給食法第2条にあると書かれた資料を当日配布しながら、そんな話しはぬきの説明にはがっかり、腹が立ちました。
 芦屋市では給食の滞納はないようですが、要保護・準要保護家庭による公費負担は18年度で398人、19年度で396人。収入は増えず、一方で諸物価高騰や税負担増、子育てにお金がかかる今、これ以上子育て中の家庭負担はすべきではありません。むしろ、子育て費用の軽減策がいるときです!
 保護者負担増は市全体で1800万円。しかも、改正の付帯条件には、これからも給食費の適正価格について検討する研究会を設置する、毎年適正価格を見直すとあります。
「大きな検討は別として、このままでいくのか、いかないのか検討する」といいますが、
「それって大きな検討でしょう!!」「毎年上げるのか」ときくと
「むこう3年間はそのままでいきたい」と。

 これまでの値上げの理由は
平成3年の時は→消費税導入
  5年〃  →消費税3%が5%になったから
  14年  →米飯への国庫補助がなくなったから
  21年  →物価高騰のため
これって、いずれも国、政府の施策で子どもの給食にしわ寄せさせているんじゃないですか!
こんな時だからこそ、子どもの給食を守るのが自治体の役割ではないでしょうか。

 さらに、19日民生文教委員会では、来年度からの障害者福祉計画について二度目の審議をしました。基本計画ということで理念の明記が多く、目標数値も現実にはどうかと考えるとなかなかわかりにくいところがありますが、市は来週から一ヶ月間、計画についての市民意見を募集します。市のホームページからみることができるのでこの機会になまの声を届けましょう!

 おとといから娘はインフルエンザでダウン、三男は胃腸炎の風邪で今晩再び嘔吐数回。この分だと明日もふたりとも欠席だね...次男は日曜日大事なラグビー新人戦2試合目とあって体調管理に余念がありません。私はこのところ家事と育児、仕事に追われてこんな時間にやっと自分の時間です。

2009年1月18日日曜日

今年で14年目の1月17日

 夕べから三男と朝5時46分には芦屋公園の慰霊と復興のモニュメントに献花に行く予定でしたが、朝何度起こしても起きず、10時過ぎにやっと出かけました。震災後生まれた彼にはどのように心に残っていくのでしょうか。その後、浜風小でのどんど焼きと防災訓練へ。

 三男が小学校の追悼集会後持って帰った学級だよりに載っていた感想のひとつ。
「震災の時、生まれていない。お母さんが大変なことになっているのに生まれていない。お母さんは、ぼくを守ってくれたのか。生んでくれてありがとうと思います」
 子どもっていろんな感じ方をしているのがお便りを読んでてわかるのですが、特にこの感想にはぐっときました。悲惨な状況を先生方から聞くなかで、そこには自分はいなかったけど、それはお母さんがまだ自分を外の世界に生み出さずに守ってくれていたんだと思っている。尊い命は失われたけど、一方で今自分がいることにありがとうと言える子どもってすごいですよね。
 芦屋の被災写真を見るたびに被害の大きさ、恐ろしさを思います。私たち一家は当時は神戸市北区におり、20日後の2月6日に三人目を出産。もし芦屋にいたなら落ち着いた頃に生まれておいでとお腹の子に言い聞かせていたことでしょう。
「命があり、元気に暮らせていられてよかった」と思う子どもたち。その気持ちをずっと持ち続けていきましょう。
 午後は精道小学校に献花に行き、昨年がんの闘病後なくなられたSさんと震災の犠牲になったSさんの息子さん、今は天国できっと一緒に遊んでるよねと声をかけてきました。
 震災後生き残った私たちが次の世代に伝えていきたいこと...「あなたが生きていることが大事、生きていく力を大きくしていこうね」。議会では、災害援護資金の返済に苦しむ人がなお後を絶たない状況が審議されます。もはや14年経った今は生活の保障を優先に進めていくときです、国の責任のもとで。そもそも融資を受けないと生活していけなかったわけだから。

 夜は、浜芦屋自治連合会の新年会が盛大に開かれました。市長、議長、山田みち子県議、国際高校校長、潮見中や小学校長、福祉施設関係や民生委員、地元業者や地元自治連合の方々など勢揃いで、手作りのごちそうでまちづくり30周年をお祝いしました!
「30年前に移り住んだ方の二世が結婚して、今、芦屋浜はふるさととして若い家族も帰ってきている。これからも地域でつながりあって住みやすいまちにしていきましょう」と簡単な挨拶をしてきました。
 正月休みの後、ひどい風邪で三日ほど寝込んでしまい、ようやくエンジンがかかってきたところです。復活後、新年会が続きましたが、明日の潮見のどんど焼きでお正月行事はひととおり終了。来週から民生文教常任委員会の調査が始まります。
 

2009年1月7日水曜日

あけましておめでとうございます

 新しい年も慌ただしく始まりました!
今年こそ、計画的に活動したい...と思ったのに、年のはじめから予定変更!
夫の実家に子どもたちとあいさつにと思っていたのが中止。
結局、家でゆっくりすると言う次男が留守番で、家族5人では初めてのボーリングへ!
これがまた思いがけなく盛り上がり、次の日の筋肉痛も心配したほどに。
 今年のお正月はいつものおせちを囲んで、ボーリング、買い物とホントに何年ぶりかで家族揃って過ごすことができました。

 5日朝、駅前の今年初めの宣伝は平野さんと田中さんとで。その後は控室で用事を済ませ、家に戻って家事と子どもと昼食、また控室に戻り生活相談、夕方の宣伝とフル活動。今日も団会議後、当局に聞き取りと夕方から後援会の会議へ。それから遅い夕飯、家事...

 結構忙しかった。だからこそ、今年はもっと勉強する時間を確保しなくっちゃ!それと運動不足解消も!!
 我が子も大2、高3、中3、小6と節目の年、一緒にがんばりましょう!
 それにしても子育てしてると、社会が変化している、動いているってこと実感します。自分やまわりのママ友だちの子どもに対する見方というか期待の仕方が変わっていってるのです。
「せめて自分の子どもは...」と頑張っている人は多いのですが
「子どもにこんなに頑張らせるのってホントはせつない」「内定取り消しとかありすぎて、世の中おかしくない?」という声も増えている。
 今年の子どもの保育所仲間の新年会では「今はホントに国のお金の使い方がおかしいよ!もっと子どもや若者にお金をかけるべき」と子どもや若者を大切にしない政府に批判がいっぱいでした。
 いよいよ選挙の年、子育てしやすい政治につくりかえるチャンスがやってきました!

2008年12月29日月曜日

今年最後の宣伝納め

 平野さんと市会議員団、後援会の皆さんとの市内街頭宣伝が終わりました。昼からのスタートでしたが終わる5時には陽も落ち始めて結構寒かったです。
 宣伝したところは主に買い物でにぎわう商店街スーパーの前でしたが、のぼりを立てて準備をしてると「ご苦労さん、今度は共産党さんの出番やね」と声をかけてくださる方が何カ所かあり、元気が出ました。私の担当したピーコック、シーサイドのダイエー前ではあったかい声援や車のなかから手も振ってくださるなどあったかい応援に感激です。
 平野さんは「雇用対策の問題では、政治の責任で一歩でも前進させるべきだ。普段は共産党に辛口の田原総一郎も「共産党はいいことをいう、この気持ちはみんなにあると思う」といっている。与野党の合意形成を最後までよびかける日本共産党の姿勢を評価している」と訴え、来年にむけての決意にも力がはいっていました。

 いよいよ今年もあと2日。残った仕事を終わらせなくっちゃいけないけど、新しい年を前にもう少しがんばりましょう!
 来年は政治が大きく変わる年、変えていける年ですね!どんな年になっていくのでしょうか、楽しみです。

2008年12月26日金曜日

クリスマスと年の瀬あいさつまわりで

 12月議会が終わってもまだまだ忙しい日が続いています。
  ・議会報告の団ニュースづくり
  ・市役所や地域の集金まわり
  ・議会の調査でお世話になったところにご挨拶
  ・衆議院兵庫7区予定候補の平野さんと緊急経済提言で地域まわり
  ・子どものミニバス当番・練習会場までの引率
  ・我が家でクリスマス
などなど、年の瀬はなにかと本当に慌ただしいです。

 今日平野さんと提言を持って伺ったある精肉店では、「日本共産党の言ってることって、筋が通って一番まともや。心の中では応援してるで!(市議会での)平野さんの活躍はどこよりもええ!がんばってや!そやけど、共産党っていう名前がなあ...」と嬉しいエールをいただき、ホンネも聞かせていただいて嬉しかったです。
 側で話を聞かせてもらいながら、これまでの平野さんの活躍や期待がよく伝わります。
地域でいろんな方とこうして話していくこともっと増やさなきゃ。
 あるクリーニング店では20年前に赤旗を読んでたという話も出て、「今の派遣の首切りはひどい」と怒っておられました。大企業が非正規労働者を解雇しながら、株主には配当を増やし続け、内部留保は大企業全体で230兆円もあることなど話すと、「ほんとにひどいね。私ら年末でも今年はちっとも忙しくない」とこの不景気を嘆いていました。
 
 そうですよね、私たち庶民は美容院や散髪、クリーニングなど回数を減らして家計のやりくりをしているもの。それに、これまでの年末ならば日頃買えない物を買い、家族と出かけることも増えるものですが、今年は家で...となってる家庭が多いのでは?


 そんな中ですが、我が家では、せめてクリスマスケーキはちょっと贅沢に...とお気に入りのビゴのケーキを二つ奮発して楽しみました。
 写真はクランベリーシャーベットが入ったアイスケーキ!とってもおいしかった!!
 子どもたちはサンタさんから念願のプレゼントももらいかなりご機嫌です。しばらくは、かしこく家のお手伝いも続いてて、きっとサンタさんもどこかでにんまりしていることでしょう。しかも今年は私にも届きました。デジカメ...ブログ用の写真はいままで携帯で撮ってたのですが、これからはこれでどうぞということですね。

 明日、あさっては訪問、29日は平野さん、木野下さんと宣伝納めです。そのあと家の大掃除とおせちづくり... まだまだ忙しい年の瀬です


2008年12月22日月曜日

青年が社会を変える!

 日曜日の「しんぶん赤旗」(毎日発行)の最後のページ「にちよう特番」は毎回楽しみです!
 21日付は青年特集、写真の顔がいいですね〜 学生も働く若者も「声を上げ、たたかえば変えられる」とつながる姿に、すっかりオバサンになった私も元気づけられます。
 「兵庫民報」の2009年新年号(1月4日付)では、有名ロリータファッションブランドのBABYによる不当解雇とたたかっている岩上愛さんが、お客さんや労働組合の仲間といっしょにたたかったこの1年間や、さらにはファッションについて、日本共産党の瀬戸恵子さんと対談しています。カラー2ページ分の大特集です。
 「日本共産党と一緒に日本をかえるネットワーク・全国交流センター(日本をかえる全国ネット)」のブログなかなかいいです。「かえるネット兵庫」のブログもいいですよ。
 芦屋のオバサン(芦屋のイメージ悪くなるかしら...)も応援するからね〜!というノリで来年も明るく、元気にがんばろうかな!
 
 12議会では、一般質問に高校生や大学生の奨学金をとりあげたけど、ホントに切実ですよね。次男の友達で高校中退、今は仕事でがんばっている子がいるけどそんな子ほど、学費の心配なく、しかも大人に見守られながら勉強できたら、もっと自信もつくのにな...と思ったりします。
 今度会ったら、がんばって働いていることをいっぱいほめてあげましょう。必要のない人なんかひとりもいないと応援してあげたい。
 

*08年12月議会一般質問 教育についての部分です

 いま親の経済状況が子どもたちに深刻な影響を及ぼし、家庭の経済格差が教育格差につながっていくという実態が大きく広がっています。働きながら子育てをする親のなかには、低賃金・低収入の非正規雇用や母子家庭が増え、ダブルワークや深夜労働で一生懸命働いてもなお生活が厳しい状況があります。週刊東洋経済2008年5月号では「子ども貧困大国日本」という特集を組み、子どもを取り巻く実態が紹介されていました。データからみえてくる実態は低学歴と貧困、虐待の相関関係です。生活保護世帯を対象とした調査で、母子家庭では貧困が世代を超えて受け継がれているということ、児童相談所に寄せられた虐待相談の分析からは、貧困家庭で多く虐待が発生しています。記事ではこうしたデータを紹介したうえで、子どもの人権を守るためにも貧困問題の取り組みが急がれており、教育費は家計間の格差が極端に多いということでも、公的な教育保障の拡充の必要があると指摘しています。この記事は主に大阪府堺市の調査ですが、実態を受けて市では新たな施策を検討中ということです。まさに今市民が必要とするところに実態にあった施策を展開していくことが行政に求められているのです。

 教育の格差について一つ目に伺いたいのは、就学援助の充実についてです。
 芦屋市の「就学援助についてのお知らせ」にはこのように書いてあります。「芦屋市では、市立の小・中学校に就学しているお子さんが学校で楽しく勉強できるよう、学用品費等学校への教育費の支払いにお困りの方に対し、その費用の一部を援助します」つまり、就学援助の制度は、経済面から教育を受ける権利を保障する重要な制度なのです。
 では、市内の小・中学校の申請と認定が20年度でどうなっているでしょうか。小学校では低いところで全校生徒の4%、高いところで19%の子どもが受けています。しかし、就学援助を申請したのに却下された割合をみると、就学援助を受けている子どもの割合が低い4%の学校では31%が却下されているのです。逆に援助を受けている子どもの割合が19%と高い学校ではわずか6%。この数字から援助を受けている子どもが少ない学校でも生活が厳しいと大勢の子どもが就学援助の申請をしていることがわかります。中学校では、援助を受けている生徒の割合が高いところは25%、低いところは11%です。中学校では多いところでも申請の却下が多くなっていて、就学援助が必要と感じ申請しても却下された人も他に比べて多いということになります。地域によって就学援助を受けている子供の数の差はありますが、同時に申請の却下の割合からいえば、保護者の教育費負担の実感は、地域差は決して大きいわけではなく、どの地域でも同じように教育費負担を何とかしてほしいということではないでしょうか。
 就学援助の基準額についてみると、阪神間の市でたとえば3人世帯で比較すると高い順から西宮市242万7千円、川西市235万6千円、尼崎市226万4千円、芦屋市213万円と芦屋市が一番所得の基準が厳しく、一番上限が高い西宮市との差は29万4千円です。教育費に困っている家庭への支援としての就学援助制度です。厳しい基準額を引き上げて対象の拡大をはかるべきではないでしょうかお伺いします。

 教育格差の二つ目は、義務教育での保護者負担の軽減についてです。
 毎月学校に納める金額は学校により多少の違いはありますが、8小学校で給食費も含んで19年度は1年生が1人当たり4,599円、6年生は7,305円。学年ごとに購入する算数セットやピアニカ、習字・絵の具・裁縫セットや体操服、校外学習や自然学校、修学旅行、行事ごとの記念写真1枚500円などなど本当に次々と負担が増えていきます。中学校では平均で1年生が2,909円、3年生では3,200円です。給食はないのでこの他に昼食のお弁当の費用、学校でパンを買う日だと1個110円のパンを3~4個に牛乳を加えると1回で550円が要ることになります。また部活動の費用も加わると毎月の中学校への負担は大きく、とても義務教育は無償と思えないのです。憲法では義務教育無償がうたわれています。無償とまではいかなくても学校での保護者負担軽減の実施を求めますがいかがでしょうか。

 教育の最後は高校生・大学生の奨学金の充実についてです。
 世界一高いと言われる日本の学費ですが、教育ローン利用者を対象にした日本政策金融公庫の調査(今年10月26日)によると、小学生以上の子どもがいる家庭が2008年度に見込む教育費は、平均で世帯収入の34.1%に上り、昨年より0.5ポイント増加し、教育費の割合は収入が低いほど上昇し、家計を圧迫している実態が浮かんだとありました。
 具体的には、授業料や通学費、塾の月謝など教育費の割合は200万以上400万未満の年収世帯では55.6%、400万以上600万未満では33.8%、600万以上800万未満は27.3%という結果です。収入に関係なく家計全体でどれだけ教育費に充てているかの割合を見ると2割以上3割未満の回答が一番多く28.9%、4割以上も26.2%もありました。
 欧米諸国では学費は無償であるか、又は安価で返済義務のない給付が基本です。学費が有料で給付制度がない国はOECD加盟30カ国のなかで日本、韓国、メキシコだけです。高等教育を受ける権利を保障するために、その無償化を進めるというのが世界の流れです。
 納付金が払えず高校入学取り消しになったり、アルバイトをして家計を助けないと学校を続けられないという高校生は珍しくありません。大学4年間の学費約400万などのために月10万の有利子奨学金を受け、高校の時借りた分と利子も合わせて20年間で約580万円を返済するという私学に通う女子大生の場合は大学で社会福祉士の資格を取得し老人ホームで働いたが月収は約12万円。体調を崩し休職を経て退職し、10月から返済が始まり約30万の貯金から毎月27,000円引かれていくが返済を心配しています。高い学費を払うために有利子の奨学金を利用する学生は3人に1人という状況のなかで卒業後も低賃金や正規の仕事に就けないため返済に苦しんでいる人が増えているのです。大学生や高校生の内定取り消し、大学生・大学院生の採用削減倍増15.7%と「大卒就職氷河期の足音」という文字が新聞に載るほどです。
 芦屋では行政改革によって奨学金が二度にわたって減額され公立高校8,000円が5,000円に私立高校11,000が7,000円となり、大学の11,000円は廃止されました。高校・大学の入学時貸与制度も廃止され8年が経ちます。しかし今年の不況や教育の格差の拡大をみるといっそう、芦屋の子どもたちの進学、学び続ける教育環境を整え応援していくことが必要ではないかとお考えにはならないでしょうか。高校生の奨学金の充実と大学生の奨学金復活を強く求めますがいかがでしょうか。

2008年12月20日土曜日

12月議会終えて

 一般質問を終えて次の日、三男とふたり京都嵯峨大覚寺すぐ側にいる長男をたずねました。ちょうど嵯峨嵐山では花灯路(はなとうろ)で、おまけに満月の幻想的な世界にうっとりでした。...長男の部屋は...ご想像どおり。速攻退散!




 今議会は議案のボリュームがかなりのものでした。
途中で追加議案あり、さらに福祉センターや芦屋温泉、障害福祉計画や潮芦屋に予定の国際交流センターと集会所、芦有道路売却問題や市立芦屋病院問題などなど...継続調査・審査項目にあがっている課題について常任委員会と特別委員会が開かれ、新米の私は日々の準備に追われました。おまけに、子どものケガやふたり分の個人懇談会と夫の仕事も年末で忙しくなって家事が溜まる一方で大変なことに...
 というわけで、更新するまもなくきょう本会議が終了。
芦屋病院の定款は賛成9:反対11で否決。私たちは、独立法人化が国のガイドラインにそってすすむものであり反対。しかも今政府が大きく揺らいでいるとき、国の医療政策についていってOKといえる状況ではないですよね。市民も病院職員も芦屋病院や地域医療について広く意見を交換し、方向をつくっていくことがいると思います。

 採択の状況は...
34議案のうち病院定款の1議案が否決、他は可決
2つの請願のうち「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択の請願」は賛成7:反対13で否決、
「キャナルパーク水路におけるプレジャボート航行禁止に関する請願」は賛成19と退席1で可決、
議員提出議案「障害児・者の福祉・医療サービスの利用に対する応益負担・負担増の中止を求める意見書」は賛成10:反対9、退席1で可決 これは本当に嬉しい!一般質問でとりあげたことだしね!

 病院問題で今日は傍聴も多く、新聞記者も複数いて議事の行方が注目されました。結果後、市長閉会の挨拶は形式的であったのといつもは終了後市長、副市長が控室に挨拶に来られるのですがそれもなく控室まわりは今日は本当に静まり返っていました。明日の新聞にはどのように載るのでしょうか...