2009年1月29日木曜日

子育て応援特別手当って?!

 27日成立した第二次補正予算にある「子育て応援特別手当」って、本当に不合理・不公平です。651億円計上されているのですが、
対象は08年3月時点で3〜5歳
かつ第二子以降の児童(約170万人)
一人当たり3万6千円を一回限りで支給というもの

 子育て負担軽減なのになぜか第二子以降に限られているので
例えば4歳、2歳、ゼロ歳の三人の子どもの場合→年齢でOKでも4歳の子は第一子なのでダメ
6歳、2歳の双子の三人の場合も→ダメ
同じ年頃の子どもを育て、同じように経済的負担が強くても支給される家庭とされない家庭がある.....これでは不合理・不公平ですよね。しかも一回限りでは、その先の子どもにかかる負担をおもえばもうひとり...とはならないよね。定額給付金とおなじで、効果が疑問の対策です。

 今朝の朝立ち打出駅では、赤旗の宣伝紙の受け取りがとっても良かったです!男女の別や世代関係なく受け取り、歩きながら広げていました。選挙までたくさんの人に日本共産党や赤旗に出会ってほしい、そう思いながら手渡しました。しかも今朝はわりとあったかくて、手がかじかまなくて良かった!

 明日は午前は木野下議員が議会運営委員会、午後から私は行革委員会総務関係の調査です。庁内の非正規雇用の状況などを聞く予定で質問内容をこれから少し整理します。もっと早くに準備を...と思いながら、今日はパーマ&白髪染めに行ってゆったりとした時間を過ごしたけど...今から焦る?!みたいな...


2009年1月27日火曜日

今日のショックなこと、三つ!

 まず一つ目は
今日の「赤旗」を読んで
①一面トップ記事...「食べ物ちょうだい」といって小学4年生の子が昨年夏休みに買い物袋をさげた通りすがりの人に食べ物をねだっていたのを近所の人が見ていた。同居のおばあちゃんが亡くなって障害のある母親とふたり暮らし。給食のない夏休み、プール登校で先生からおにぎりなどをもらっていたが、とうとう自分から先生に児童相談所にいくと言って母親と会わずに施設へ。子どもをとりまく「貧困」の状況が深刻化しているその実態の記事が連載されます。
これも一面に...「友だちと一緒に生きたい。イスラエル軍はぼくたちのような子どもをミサイルで撃つのはやめてほしい」ガザ市のシファ病院に入院する被弾した少年(12歳)の痛々しい写真が切なくなりました。右腕と右足が複雑骨折、全身に爆弾の破片を浴びたという少年の足には4本の固定用金具が差し込まれていて、目はじっとこちらを見つめています。
 戦争や貧困で子どもたちが犠牲になるのは辛過ぎます。

 二つ目は
市内で年収200万円未満の方の割合が尼崎市の割合よりも多いらしい
 詳しくは聞いていないのでこれ以上はわからないのですが、芦屋では所得格差がますます大きくなっているようです。厳しい生活を余儀なくされている方にとって、一回こっきりの定額給付金でそのあとずっと消費税増税ではどうやって暮らせというのか...
 国も地方自治体も施策の転換が求められています。

 三つ目は
娘の試験つづりの結果をみて
 私も虫の居所が悪く、カミナリを落としてしまいました。「やる気あるんか?!」
 今年度の中間や期末試験の成績表が貼られ、本人、保護者のコメントが書く欄があるのですが反省のことばは「これから計画的に勉強します」とお決まりの文句、努力したところは「なし」...これはないでしょう!ということで...『母は激怒した』わけです。
 でもホントのところは「もっとあなたの得意なところ伸ばそうよ」とやさしく言ってあげたかったのですが、口から出た言葉は....
 もっと勉強わかりたいよね、友だちと塾に行きたがっているのは知っていますが高い塾代は払えません。やりたいことを叶えさせてやりたいのに、してあげれなくて情けなくなります。
 高すぎる子育て費用をなんとかしてほしいよね!

 今日の市議団生活相談に来られた方は3名でしたが、ほぼ2時間かかりました。濱本弁護士の隣で訴えを伺いながら勉強です。団ニュースの案内を見てこられた方が2名でした。とにかく話しを聞いてほしいという方から急ぎの件まで私も木野下議員も生活相談は絶えません。いろんな点で社会のゆとりのなさを痛感します。

2009年1月25日日曜日

世直し!新春のつどい

 日本共産党後援会の方がたくさん集い、にぎやかな会でした。
近畿ブロック比例の瀬戸恵子さんの訴えはいつも胸に響きます。
 今度の選挙は勝負の選挙と訴えたら、いや!勝つ選挙や!といわれたこと。ハケン問題では若者が人を物のように扱うこんな政治はもうごめんだといって立ち上がり、若い夫婦の家族では収入が低い、共働きは保育料が高く16万円もかかる月もあるなど子育てにお金がかかり過ぎすぎる、震災で市民のくらしより神戸空港が優先されたことなどひどい政治への怒り、そしてだからなんとしても政治をかえていきたい!日本共産党を大きくしたい!いっしょにかえていきましょう!....そんな力のこもった訴えに大きな拍手でした。

 二部は、兵庫7区政策自治体部長の平野貞雄さんも西宮後援会のつどいからかけつけ、訴え。地域の生の声や最新の情勢がきけて良かったです。
 今度は攻めの選挙!モラルをかかげる本人にそのモラルが問われているんだ!とするどい批判は平野さんの市議6期の経験の重みが。好感度さらにアップでした。

 つどいのおたのしみ、後援会の出し物も模擬政党討論会、世直し白波五人娘!?、替え歌や川柳などどれもユニークで楽しい企画。本格的手品もあってほんとに元気の出る「世直し!新春のつどい」でした。また、明日から頑張りましょう!

 明日は6時から、市民センターで生活相談会。あいおい法律事務所の濱本由(ゆかり)弁護士は若い子育て真っ最中のお母さん弁護士さんです。どうぞ、お気軽にお越し下さい。

2009年1月24日土曜日

消費税なくす会で宣伝のあとの夕食で...

 本日の夕食は、北海道物産での”特製海鮮弁当”ちらし寿司とにしん寿司、そして娘とつくったおいなりさんとおすましです。すっごい奮発しましたが...

 午後JR芦屋のペデストリアンデッキで消費税なくす会と年金者組合芦屋支部合同の月一回の署名行動に珍しく参加。
 この不景気で所得は上がらずむしろ手取りが減っているという人が増えているなかで、次々と税負担がされ、お買い物すればお財布からは一万円札が千円札のようにあっという間に消えていく...庶民は厳しい生活のやりくりにホントに頭が痛いですよね!
 なのに、自民・公明内閣は23日消費税率引き上げを2011年度までに法制化することを盛り込んだ09年度税制「改正」法案を閣議決定しました。税率アップでは民主党も同じ。
 世論調査で消費税率引き上げ「評価せず」が58%(「日経」08.12.29付)と多数。「社会保障の財源確保」のためという理由でも消費税増税反対が6割(「毎日』、共同通信ともに08.7月)。こんな世論に背き、選挙で問うことなく庶民増税のレールを敷くことになります。

 日本生活協同組合連合の調査では、平均的家庭の消費税負担額は、5%の現在、年間約18万。10%になれば、年間約36万円の負担に!
 署名をしてもらいながら「ご意見を聞かせて」とたずねると
「やっぱり日用品にお金がかかるのは困る、贅沢品にかかるのはわかるけど」と年配の女性
 三世代の家族連れではおばあちゃんが率先して
「書きますよ!これ以上あがったらほんまに困るわ。あなたもしなさいよ」と娘さんかお嫁さんでしょうか書くようすすめてくれました。
私「是非お願いします。子育てにもホントにお金がかかるしね」と署名用紙を向けると、
子どもとの手を離して書いてくれた若いお母さんは
「三人の子どもがいるんだけど、かなりかかります。がんばってくださいね」
と話してくれました。

 約一時間の行動ですっかり身体が冷え、疲れたので晩ご飯はちょっと手抜きで...と考えていたらカバンに法事のお返しの商品券があることに気づき、さっそく目の前のお店に入って購入。たまの贅沢とばかりに調子に乗って精算すると6274円也でうち消費税は298円。質より量の我が家は山盛りのおいなりさん(紅ショウガ入り)のほうが好評で、
次男「このお弁当高いなあ...本場で食べたらおいしくてしかもこの値段の半分やで!」

 奮発したんだけど..消費税なければその分であと一品買えたなあ...我が家にとっては市場やスーパーが味方だよね...食べることにこんなに真剣になる我が家。やっぱり食料品は非課税にしてもらわないと困ります。食べることは生きることだもの!

2009年1月23日金曜日

青森ひょう害りんごが捨てられてしまう?!

 去年のひょう害でりんごが売れない、青森りんご生産者は販売不振と価格低迷にあえいでいる...そんな記事が赤旗に載りました。(1/19付
 ふるさと弘前の記事ではありませんか!
高橋ちづ子衆院議員がりんご生産者から実情を聞いていました。
 2008年青森県産りんごは降ひょうと降霜で103億円もの被害。産地市場価格(昨年12月)も前年同月を36%も下回っています。加工業者がとってくれない、傷はあっても生果で食べられるものが300箱ある、...生産者の悲痛な訴えにはじっとしていられませんでした。
 母や生産者の津軽農民組合に電話しました。今日でまだ全体で1万箱のうち1000箱しか出荷の予定が決まっていないとのこと。りんごにカビが生えれば、山川市場へ出さなければならない(山や川に捨てること)と聞いて、もったいない!
 
 さっそく母はたくさんりんごを送ってくれたので、煮りんごをつくり風邪の子どもたちに食べさせることができました。そういえば、亡くなった曾祖母はよく少し傷んだりんごを大きな鍋で煮て、外の雪に鍋ごと冷やして食べさせてくれたっけ。砂糖だけで煮たほんのりあまい煮りんごの味を思い出します。
 雪の重みでりんごの木が折れないように冬も手をかけ、枝の剪定、春の手作業の人工授粉、葉摘み、袋掛けや無袋には色づけ、りんごもぎなどなど一年中手間をかけて育てた生産者の苦労は、私も昔りんご農家で育ったので子ども心に覚えています。その苦労を思うと、おいしいりんごを捨てさせてはいけない、と思うのです。


津軽農民組合の電話は:0172(37)0141

関連記事:
ひょう害に負けないぞ
 気落ちしたりんご農家励ます ほほえみ産直 青森・津軽農民組合

 (農民運動全国連合会の新聞「農民」1/5付)
ひょう害で売れない 青森 リンゴ農家 苦境訴え 高橋議員調査
 (「しんぶん赤旗」1/19付)


2009年1月22日木曜日

来年度から給食費値上げ10%も!

 19日の民生文教常任委員会協議会で説明がありました。
 食材が値上がりしたため、食材費として保護者負担している小学校の給食費を21年度から10%値上げ改定すると。高学年は月3600円が360円値上がりして3960円に。低学年は3580円が3940円に。
 教育委員会は、これまで芦屋市学校給食会で検討を重ねてきたということですが、食材が値上がりしたから値上げやむなし、4000円を割ったからいいではないかと主な説明でした。保護者負担の食材高騰だから、当然保護者がその高騰分負担していただく...そんな考えが先にありきの勢いプンプンの答弁でした。
 でも、
「例えば母子家庭や低所得の家庭にとって負担が増えることはどんなに大変かを十分議論したのか」と私が質問すると
「経済的に困難な家庭は別の支援を考える」と答えるだけで、給食費が値上がりすることで払えなくなる人が出てくるのではないか、保護者にとって値上げはどんな影響があるかについては十分議論されていないような答弁でした。

 「学校給食は、これからの日本を担う子どもたちの豊かな心と丈夫な体をつくる大切な教育活動の一環です」と学校給食法第2条にあると書かれた資料を当日配布しながら、そんな話しはぬきの説明にはがっかり、腹が立ちました。
 芦屋市では給食の滞納はないようですが、要保護・準要保護家庭による公費負担は18年度で398人、19年度で396人。収入は増えず、一方で諸物価高騰や税負担増、子育てにお金がかかる今、これ以上子育て中の家庭負担はすべきではありません。むしろ、子育て費用の軽減策がいるときです!
 保護者負担増は市全体で1800万円。しかも、改正の付帯条件には、これからも給食費の適正価格について検討する研究会を設置する、毎年適正価格を見直すとあります。
「大きな検討は別として、このままでいくのか、いかないのか検討する」といいますが、
「それって大きな検討でしょう!!」「毎年上げるのか」ときくと
「むこう3年間はそのままでいきたい」と。

 これまでの値上げの理由は
平成3年の時は→消費税導入
  5年〃  →消費税3%が5%になったから
  14年  →米飯への国庫補助がなくなったから
  21年  →物価高騰のため
これって、いずれも国、政府の施策で子どもの給食にしわ寄せさせているんじゃないですか!
こんな時だからこそ、子どもの給食を守るのが自治体の役割ではないでしょうか。

 さらに、19日民生文教委員会では、来年度からの障害者福祉計画について二度目の審議をしました。基本計画ということで理念の明記が多く、目標数値も現実にはどうかと考えるとなかなかわかりにくいところがありますが、市は来週から一ヶ月間、計画についての市民意見を募集します。市のホームページからみることができるのでこの機会になまの声を届けましょう!

 おとといから娘はインフルエンザでダウン、三男は胃腸炎の風邪で今晩再び嘔吐数回。この分だと明日もふたりとも欠席だね...次男は日曜日大事なラグビー新人戦2試合目とあって体調管理に余念がありません。私はこのところ家事と育児、仕事に追われてこんな時間にやっと自分の時間です。

2009年1月18日日曜日

今年で14年目の1月17日

 夕べから三男と朝5時46分には芦屋公園の慰霊と復興のモニュメントに献花に行く予定でしたが、朝何度起こしても起きず、10時過ぎにやっと出かけました。震災後生まれた彼にはどのように心に残っていくのでしょうか。その後、浜風小でのどんど焼きと防災訓練へ。

 三男が小学校の追悼集会後持って帰った学級だよりに載っていた感想のひとつ。
「震災の時、生まれていない。お母さんが大変なことになっているのに生まれていない。お母さんは、ぼくを守ってくれたのか。生んでくれてありがとうと思います」
 子どもっていろんな感じ方をしているのがお便りを読んでてわかるのですが、特にこの感想にはぐっときました。悲惨な状況を先生方から聞くなかで、そこには自分はいなかったけど、それはお母さんがまだ自分を外の世界に生み出さずに守ってくれていたんだと思っている。尊い命は失われたけど、一方で今自分がいることにありがとうと言える子どもってすごいですよね。
 芦屋の被災写真を見るたびに被害の大きさ、恐ろしさを思います。私たち一家は当時は神戸市北区におり、20日後の2月6日に三人目を出産。もし芦屋にいたなら落ち着いた頃に生まれておいでとお腹の子に言い聞かせていたことでしょう。
「命があり、元気に暮らせていられてよかった」と思う子どもたち。その気持ちをずっと持ち続けていきましょう。
 午後は精道小学校に献花に行き、昨年がんの闘病後なくなられたSさんと震災の犠牲になったSさんの息子さん、今は天国できっと一緒に遊んでるよねと声をかけてきました。
 震災後生き残った私たちが次の世代に伝えていきたいこと...「あなたが生きていることが大事、生きていく力を大きくしていこうね」。議会では、災害援護資金の返済に苦しむ人がなお後を絶たない状況が審議されます。もはや14年経った今は生活の保障を優先に進めていくときです、国の責任のもとで。そもそも融資を受けないと生活していけなかったわけだから。

 夜は、浜芦屋自治連合会の新年会が盛大に開かれました。市長、議長、山田みち子県議、国際高校校長、潮見中や小学校長、福祉施設関係や民生委員、地元業者や地元自治連合の方々など勢揃いで、手作りのごちそうでまちづくり30周年をお祝いしました!
「30年前に移り住んだ方の二世が結婚して、今、芦屋浜はふるさととして若い家族も帰ってきている。これからも地域でつながりあって住みやすいまちにしていきましょう」と簡単な挨拶をしてきました。
 正月休みの後、ひどい風邪で三日ほど寝込んでしまい、ようやくエンジンがかかってきたところです。復活後、新年会が続きましたが、明日の潮見のどんど焼きでお正月行事はひととおり終了。来週から民生文教常任委員会の調査が始まります。
 

2009年1月7日水曜日

あけましておめでとうございます

 新しい年も慌ただしく始まりました!
今年こそ、計画的に活動したい...と思ったのに、年のはじめから予定変更!
夫の実家に子どもたちとあいさつにと思っていたのが中止。
結局、家でゆっくりすると言う次男が留守番で、家族5人では初めてのボーリングへ!
これがまた思いがけなく盛り上がり、次の日の筋肉痛も心配したほどに。
 今年のお正月はいつものおせちを囲んで、ボーリング、買い物とホントに何年ぶりかで家族揃って過ごすことができました。

 5日朝、駅前の今年初めの宣伝は平野さんと田中さんとで。その後は控室で用事を済ませ、家に戻って家事と子どもと昼食、また控室に戻り生活相談、夕方の宣伝とフル活動。今日も団会議後、当局に聞き取りと夕方から後援会の会議へ。それから遅い夕飯、家事...

 結構忙しかった。だからこそ、今年はもっと勉強する時間を確保しなくっちゃ!それと運動不足解消も!!
 我が子も大2、高3、中3、小6と節目の年、一緒にがんばりましょう!
 それにしても子育てしてると、社会が変化している、動いているってこと実感します。自分やまわりのママ友だちの子どもに対する見方というか期待の仕方が変わっていってるのです。
「せめて自分の子どもは...」と頑張っている人は多いのですが
「子どもにこんなに頑張らせるのってホントはせつない」「内定取り消しとかありすぎて、世の中おかしくない?」という声も増えている。
 今年の子どもの保育所仲間の新年会では「今はホントに国のお金の使い方がおかしいよ!もっと子どもや若者にお金をかけるべき」と子どもや若者を大切にしない政府に批判がいっぱいでした。
 いよいよ選挙の年、子育てしやすい政治につくりかえるチャンスがやってきました!

2008年12月29日月曜日

今年最後の宣伝納め

 平野さんと市会議員団、後援会の皆さんとの市内街頭宣伝が終わりました。昼からのスタートでしたが終わる5時には陽も落ち始めて結構寒かったです。
 宣伝したところは主に買い物でにぎわう商店街スーパーの前でしたが、のぼりを立てて準備をしてると「ご苦労さん、今度は共産党さんの出番やね」と声をかけてくださる方が何カ所かあり、元気が出ました。私の担当したピーコック、シーサイドのダイエー前ではあったかい声援や車のなかから手も振ってくださるなどあったかい応援に感激です。
 平野さんは「雇用対策の問題では、政治の責任で一歩でも前進させるべきだ。普段は共産党に辛口の田原総一郎も「共産党はいいことをいう、この気持ちはみんなにあると思う」といっている。与野党の合意形成を最後までよびかける日本共産党の姿勢を評価している」と訴え、来年にむけての決意にも力がはいっていました。

 いよいよ今年もあと2日。残った仕事を終わらせなくっちゃいけないけど、新しい年を前にもう少しがんばりましょう!
 来年は政治が大きく変わる年、変えていける年ですね!どんな年になっていくのでしょうか、楽しみです。

2008年12月26日金曜日

クリスマスと年の瀬あいさつまわりで

 12月議会が終わってもまだまだ忙しい日が続いています。
  ・議会報告の団ニュースづくり
  ・市役所や地域の集金まわり
  ・議会の調査でお世話になったところにご挨拶
  ・衆議院兵庫7区予定候補の平野さんと緊急経済提言で地域まわり
  ・子どものミニバス当番・練習会場までの引率
  ・我が家でクリスマス
などなど、年の瀬はなにかと本当に慌ただしいです。

 今日平野さんと提言を持って伺ったある精肉店では、「日本共産党の言ってることって、筋が通って一番まともや。心の中では応援してるで!(市議会での)平野さんの活躍はどこよりもええ!がんばってや!そやけど、共産党っていう名前がなあ...」と嬉しいエールをいただき、ホンネも聞かせていただいて嬉しかったです。
 側で話を聞かせてもらいながら、これまでの平野さんの活躍や期待がよく伝わります。
地域でいろんな方とこうして話していくこともっと増やさなきゃ。
 あるクリーニング店では20年前に赤旗を読んでたという話も出て、「今の派遣の首切りはひどい」と怒っておられました。大企業が非正規労働者を解雇しながら、株主には配当を増やし続け、内部留保は大企業全体で230兆円もあることなど話すと、「ほんとにひどいね。私ら年末でも今年はちっとも忙しくない」とこの不景気を嘆いていました。
 
 そうですよね、私たち庶民は美容院や散髪、クリーニングなど回数を減らして家計のやりくりをしているもの。それに、これまでの年末ならば日頃買えない物を買い、家族と出かけることも増えるものですが、今年は家で...となってる家庭が多いのでは?


 そんな中ですが、我が家では、せめてクリスマスケーキはちょっと贅沢に...とお気に入りのビゴのケーキを二つ奮発して楽しみました。
 写真はクランベリーシャーベットが入ったアイスケーキ!とってもおいしかった!!
 子どもたちはサンタさんから念願のプレゼントももらいかなりご機嫌です。しばらくは、かしこく家のお手伝いも続いてて、きっとサンタさんもどこかでにんまりしていることでしょう。しかも今年は私にも届きました。デジカメ...ブログ用の写真はいままで携帯で撮ってたのですが、これからはこれでどうぞということですね。

 明日、あさっては訪問、29日は平野さん、木野下さんと宣伝納めです。そのあと家の大掃除とおせちづくり... まだまだ忙しい年の瀬です


2008年12月22日月曜日

青年が社会を変える!

 日曜日の「しんぶん赤旗」(毎日発行)の最後のページ「にちよう特番」は毎回楽しみです!
 21日付は青年特集、写真の顔がいいですね〜 学生も働く若者も「声を上げ、たたかえば変えられる」とつながる姿に、すっかりオバサンになった私も元気づけられます。
 「兵庫民報」の2009年新年号(1月4日付)では、有名ロリータファッションブランドのBABYによる不当解雇とたたかっている岩上愛さんが、お客さんや労働組合の仲間といっしょにたたかったこの1年間や、さらにはファッションについて、日本共産党の瀬戸恵子さんと対談しています。カラー2ページ分の大特集です。
 「日本共産党と一緒に日本をかえるネットワーク・全国交流センター(日本をかえる全国ネット)」のブログなかなかいいです。「かえるネット兵庫」のブログもいいですよ。
 芦屋のオバサン(芦屋のイメージ悪くなるかしら...)も応援するからね〜!というノリで来年も明るく、元気にがんばろうかな!
 
 12議会では、一般質問に高校生や大学生の奨学金をとりあげたけど、ホントに切実ですよね。次男の友達で高校中退、今は仕事でがんばっている子がいるけどそんな子ほど、学費の心配なく、しかも大人に見守られながら勉強できたら、もっと自信もつくのにな...と思ったりします。
 今度会ったら、がんばって働いていることをいっぱいほめてあげましょう。必要のない人なんかひとりもいないと応援してあげたい。
 

*08年12月議会一般質問 教育についての部分です

 いま親の経済状況が子どもたちに深刻な影響を及ぼし、家庭の経済格差が教育格差につながっていくという実態が大きく広がっています。働きながら子育てをする親のなかには、低賃金・低収入の非正規雇用や母子家庭が増え、ダブルワークや深夜労働で一生懸命働いてもなお生活が厳しい状況があります。週刊東洋経済2008年5月号では「子ども貧困大国日本」という特集を組み、子どもを取り巻く実態が紹介されていました。データからみえてくる実態は低学歴と貧困、虐待の相関関係です。生活保護世帯を対象とした調査で、母子家庭では貧困が世代を超えて受け継がれているということ、児童相談所に寄せられた虐待相談の分析からは、貧困家庭で多く虐待が発生しています。記事ではこうしたデータを紹介したうえで、子どもの人権を守るためにも貧困問題の取り組みが急がれており、教育費は家計間の格差が極端に多いということでも、公的な教育保障の拡充の必要があると指摘しています。この記事は主に大阪府堺市の調査ですが、実態を受けて市では新たな施策を検討中ということです。まさに今市民が必要とするところに実態にあった施策を展開していくことが行政に求められているのです。

 教育の格差について一つ目に伺いたいのは、就学援助の充実についてです。
 芦屋市の「就学援助についてのお知らせ」にはこのように書いてあります。「芦屋市では、市立の小・中学校に就学しているお子さんが学校で楽しく勉強できるよう、学用品費等学校への教育費の支払いにお困りの方に対し、その費用の一部を援助します」つまり、就学援助の制度は、経済面から教育を受ける権利を保障する重要な制度なのです。
 では、市内の小・中学校の申請と認定が20年度でどうなっているでしょうか。小学校では低いところで全校生徒の4%、高いところで19%の子どもが受けています。しかし、就学援助を申請したのに却下された割合をみると、就学援助を受けている子どもの割合が低い4%の学校では31%が却下されているのです。逆に援助を受けている子どもの割合が19%と高い学校ではわずか6%。この数字から援助を受けている子どもが少ない学校でも生活が厳しいと大勢の子どもが就学援助の申請をしていることがわかります。中学校では、援助を受けている生徒の割合が高いところは25%、低いところは11%です。中学校では多いところでも申請の却下が多くなっていて、就学援助が必要と感じ申請しても却下された人も他に比べて多いということになります。地域によって就学援助を受けている子供の数の差はありますが、同時に申請の却下の割合からいえば、保護者の教育費負担の実感は、地域差は決して大きいわけではなく、どの地域でも同じように教育費負担を何とかしてほしいということではないでしょうか。
 就学援助の基準額についてみると、阪神間の市でたとえば3人世帯で比較すると高い順から西宮市242万7千円、川西市235万6千円、尼崎市226万4千円、芦屋市213万円と芦屋市が一番所得の基準が厳しく、一番上限が高い西宮市との差は29万4千円です。教育費に困っている家庭への支援としての就学援助制度です。厳しい基準額を引き上げて対象の拡大をはかるべきではないでしょうかお伺いします。

 教育格差の二つ目は、義務教育での保護者負担の軽減についてです。
 毎月学校に納める金額は学校により多少の違いはありますが、8小学校で給食費も含んで19年度は1年生が1人当たり4,599円、6年生は7,305円。学年ごとに購入する算数セットやピアニカ、習字・絵の具・裁縫セットや体操服、校外学習や自然学校、修学旅行、行事ごとの記念写真1枚500円などなど本当に次々と負担が増えていきます。中学校では平均で1年生が2,909円、3年生では3,200円です。給食はないのでこの他に昼食のお弁当の費用、学校でパンを買う日だと1個110円のパンを3~4個に牛乳を加えると1回で550円が要ることになります。また部活動の費用も加わると毎月の中学校への負担は大きく、とても義務教育は無償と思えないのです。憲法では義務教育無償がうたわれています。無償とまではいかなくても学校での保護者負担軽減の実施を求めますがいかがでしょうか。

 教育の最後は高校生・大学生の奨学金の充実についてです。
 世界一高いと言われる日本の学費ですが、教育ローン利用者を対象にした日本政策金融公庫の調査(今年10月26日)によると、小学生以上の子どもがいる家庭が2008年度に見込む教育費は、平均で世帯収入の34.1%に上り、昨年より0.5ポイント増加し、教育費の割合は収入が低いほど上昇し、家計を圧迫している実態が浮かんだとありました。
 具体的には、授業料や通学費、塾の月謝など教育費の割合は200万以上400万未満の年収世帯では55.6%、400万以上600万未満では33.8%、600万以上800万未満は27.3%という結果です。収入に関係なく家計全体でどれだけ教育費に充てているかの割合を見ると2割以上3割未満の回答が一番多く28.9%、4割以上も26.2%もありました。
 欧米諸国では学費は無償であるか、又は安価で返済義務のない給付が基本です。学費が有料で給付制度がない国はOECD加盟30カ国のなかで日本、韓国、メキシコだけです。高等教育を受ける権利を保障するために、その無償化を進めるというのが世界の流れです。
 納付金が払えず高校入学取り消しになったり、アルバイトをして家計を助けないと学校を続けられないという高校生は珍しくありません。大学4年間の学費約400万などのために月10万の有利子奨学金を受け、高校の時借りた分と利子も合わせて20年間で約580万円を返済するという私学に通う女子大生の場合は大学で社会福祉士の資格を取得し老人ホームで働いたが月収は約12万円。体調を崩し休職を経て退職し、10月から返済が始まり約30万の貯金から毎月27,000円引かれていくが返済を心配しています。高い学費を払うために有利子の奨学金を利用する学生は3人に1人という状況のなかで卒業後も低賃金や正規の仕事に就けないため返済に苦しんでいる人が増えているのです。大学生や高校生の内定取り消し、大学生・大学院生の採用削減倍増15.7%と「大卒就職氷河期の足音」という文字が新聞に載るほどです。
 芦屋では行政改革によって奨学金が二度にわたって減額され公立高校8,000円が5,000円に私立高校11,000が7,000円となり、大学の11,000円は廃止されました。高校・大学の入学時貸与制度も廃止され8年が経ちます。しかし今年の不況や教育の格差の拡大をみるといっそう、芦屋の子どもたちの進学、学び続ける教育環境を整え応援していくことが必要ではないかとお考えにはならないでしょうか。高校生の奨学金の充実と大学生の奨学金復活を強く求めますがいかがでしょうか。

2008年12月20日土曜日

12月議会終えて

 一般質問を終えて次の日、三男とふたり京都嵯峨大覚寺すぐ側にいる長男をたずねました。ちょうど嵯峨嵐山では花灯路(はなとうろ)で、おまけに満月の幻想的な世界にうっとりでした。...長男の部屋は...ご想像どおり。速攻退散!




 今議会は議案のボリュームがかなりのものでした。
途中で追加議案あり、さらに福祉センターや芦屋温泉、障害福祉計画や潮芦屋に予定の国際交流センターと集会所、芦有道路売却問題や市立芦屋病院問題などなど...継続調査・審査項目にあがっている課題について常任委員会と特別委員会が開かれ、新米の私は日々の準備に追われました。おまけに、子どものケガやふたり分の個人懇談会と夫の仕事も年末で忙しくなって家事が溜まる一方で大変なことに...
 というわけで、更新するまもなくきょう本会議が終了。
芦屋病院の定款は賛成9:反対11で否決。私たちは、独立法人化が国のガイドラインにそってすすむものであり反対。しかも今政府が大きく揺らいでいるとき、国の医療政策についていってOKといえる状況ではないですよね。市民も病院職員も芦屋病院や地域医療について広く意見を交換し、方向をつくっていくことがいると思います。

 採択の状況は...
34議案のうち病院定款の1議案が否決、他は可決
2つの請願のうち「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択の請願」は賛成7:反対13で否決、
「キャナルパーク水路におけるプレジャボート航行禁止に関する請願」は賛成19と退席1で可決、
議員提出議案「障害児・者の福祉・医療サービスの利用に対する応益負担・負担増の中止を求める意見書」は賛成10:反対9、退席1で可決 これは本当に嬉しい!一般質問でとりあげたことだしね!

 病院問題で今日は傍聴も多く、新聞記者も複数いて議事の行方が注目されました。結果後、市長閉会の挨拶は形式的であったのといつもは終了後市長、副市長が控室に挨拶に来られるのですがそれもなく控室まわりは今日は本当に静まり返っていました。明日の新聞にはどのように載るのでしょうか...

2008年12月11日木曜日

一般質問をしました

きょう、一般質問にたちました。
  • 子どもの命を守る施策の充実を
  • 教育の格差について
  • 障害者自立支援法について
…について質問しました。でも、連日徹夜で原稿を書いたので、きょうはもう眠くて…という訳で、詳しくは後ほど。

今議会から本会議のインターネット中継が始まりました。
当日は実況中継(ライブ)されているのですが、録画(オンデマンド)は1週間後ぐらいたってから公開されます。

なお、左の2枚の写真は画面をグラブしただけですので、ボタンをおしても再生はされません。悪しからず。







明日は民生文教常任委員会です。
請願が1つ、陳情が4つ。それから、きょう、産科医療補償制度と出産一時金に関連する議案が3つ追加提案されましたので、その審議も。


2008年12月7日日曜日

2008年福祉もちつき大会

 師走最初の日曜日は毎年恒例のもちつきの日。
 準備は昨日から進められていて、しかも初雪の寒い日に浜連合会役員の皆さま本当にごくろうさまです!
 今年は高浜3の公園。用意された餅米は250キロ、炊き出しに使うほどの大きなガスコンロ三つになべと三段のせいろがのせられて、蒸気が勢い良くあがってました。何臼つくことになるのでしょうか。質問原稿の確認など朝からバタバタして、行ったのが10時過ぎ。次男も少しだけつかせてもらいました。
 浜連合会と高浜自治会・管理組合主催ですが、集まった募金は毎回すべて芦屋市社会福祉協議会に寄付されてます。地域でこんなに力合わせて取り組めるのはいまどき本当に少なくなってきてるので、嬉しいですね。
 しかもやんちゃの次男が餅をつくのをはずかしがっている弟に
「少しは地域のために力出せ!」と言って背中を押してくれたのには意外。
 そのあと次男は餅を中学校の元担任の先生のところに持っていくと意気揚々と中学校へ。でも次男は頭にピンクのタオル、ツナギといった格好で、これはちょっと学校にはふさわしくないよな...と思い止めたのですが...
次男は「俺の母校やん、かまわんよ」
なんて言って学校に入っていきました。家に戻ってきた次男に様子を聞くと
次男「やっぱ、せんせいひとりやった」
内心ほっとした私です。
 さんざん迷惑をかけた学校なのに、大歓迎と受け入れてくれる学校でないかもしれないのに次男はなぜか学校は好きなんですよね。
 我が家にとってもなんだかほっこりとさせともらった福祉もちつき大会でした。

2008年12月3日水曜日

議会が開会され、3日から委員会審議

 本会議が開かれ、最初に2007年度の決算が賛成16:反対4で認定されました。
 木野下議員が「新自由主義」路線のもとで国は規制緩和や「官から民」へと進め、さらに地方自治体が本来の役割を果たさず、市民サービス切り捨てが進んでいったと指摘し反対討論で奮闘しました。

 さらに、今議会の議案が市長から提案され、芦屋病院の定款についての議案に木野下議員と新社会党議員が市長に質問。
 9月議会では議会が定款を否決したのですが再度の提案ということで、今回の市長の「病院を守る」ことへの考えや思いが市民には伝わらないとしてたずねたのに対して、市長は「独法化しかない」「反対の対場の人にはいかなる説得を申し上げてもわかってもらえない」と真っ向から話す気なしの答弁と態度には、さすがに議場にもざわつきが起こりました。
 明日の都市環境常任委員会での審議の行方はどうなることか...

 明日5時までが一般質問の通告締め切り。
 なのに明日の請願・陳情審査の準備にも時間がかかって大変! 資料を一度読んだら、たちまち頭に入る...そんなふうにならないかなと真剣に考えてかえって先に進まない。学生の時からちっとも進歩がない自分が情けない...
 明日はあしや温泉の建替えについての説明もあります。福祉センターとの関係がこれで少しは具体的にイメージできるようになるでしょか。

 日本共産党は「障害者自立支援法を廃止し、人間らしく生きるための新たな法制度を」を発表しました。(「赤旗」12月2日付
 今回市議会にも陳情が出ていた「障害者自立支援法の応益負担廃止などについて」は切実な問題です。一昨年まで8年ほどでしたが砂子療育園で働いていたので、この法律で現場が変わってきていると聞くたびに、接してきた利用者さんはどうしているかと心配でした。
 あたりまえの生活を求めて頑張っている人たちに希望の法律ができていくようにがんばりましょう!


2008年12月1日月曜日

忙しいときこそ食べて、頑張る!

 今日は明日からの本会議を前に追加議案の説明として全体協議会と議会運営委員会。午後は議案の調査。
 夕方から久しぶりの平野さんとの団宣伝。阪急芦屋駅とJR芦屋駅では通勤帰りの女性の反応がよかった! 女性向けのチラシがわりと好印象のようで、寄って取りにきてくださる方が何人かいました。嬉しくなり寒さも吹っ飛んで「日本共産党です〜!」の声もトーンがひとつ高くなったりして...


 急いで買い物をして、さっそく夕飯のおでんにづくりに。牛スジこそ入っていませんが本日は手羽もと・ウインナー・もち入り巾着と豪華版! 約30分でできたおでん、空腹の私にはたまりません! なのに...
次男「おでんはおやつやろ〜、おかずちゃうで〜! 大根に味が滲みてないなあ、やっぱ!」
「おでんはつくったその日は食べたらあかんで〜」
三男「もち入り、おいしいで〜」
 できたてのおでんに言いたい放題で、しかもぱくぱく食べてる夕食は今日もにぎやかでした。「疲れたときこそ食べて、寝る」これが我が家流。しかし、これでは学校の期末試験も私の議会準備も進まない...


 忙しいながらも何冊か本を読んでますが、とっても素敵な絵本を見つけました。本の帯にはこうあります。
くらしと憲法をつなぐはじめての絵本
  希望は、憲法。
12歳から学ぶ市民のための人権ガイド

『しあわせに生きるための道具
      「えほん日本国憲法」』
 絵・文 野村まり子
 監修 笹沼弘志
 明石書店刊


12月議会がはじまります

 明日からいよいよ12月(もう日付がかわってる!)。師走とは...はやいですね〜
 2日から本会議が始まり、3日〜5日まで各常任委員会で議案や付託された請願、陳情を審議することに。質問準備と合わせて今回もまた焦るものの進まない...たくさんの課題と焦る気持ちばかりが前にあって、今日もまた日が過ぎていきます。
 
 今議会の議案は、芦屋病院独立法人化「定款」再提案、指定管理8件など33議案と請願・陳情は7件。
 主なものは、災害援護資金の借受人や連帯保証人から、市の支払い督促に対して異議申し立てがあり訴訟になったものがまず報告として13件。その調査するなかで、甚大な被害をもたらしたあの震災は多くの人の人生を狂わせ、そしていまなお再建に苦しんでいることがわかります。他に潮見小や潮見中の耐震補強・空調整備工事と精道中・小槌幼稚園の耐震工事の前倒し、来年度市民税年金天引き・介護保険制度改定に伴うシステム改修など含む一般会計補正予算など多くの議案が。私は4日木曜日の民生文教常任委員会、来週10・11日の終わりの方に一般質問...となるかも。

 29日に市政報告会と議案説明会 多くの意見も伺いました。
・芦屋が国際文化住宅都市というが、ルナホールの音響や楽屋などよくない。国際音楽関係を招くことができるような設備を整えてほしい。文化水準まずしい、文化芸術に十分な予算を。
・芦屋病院について。200億円かけた総合公園に今は毎年6億円の返済を当てているが、芦屋病院のように採算はどうかなどとはいわれない。病院の救急も含めそもそも病院が採算重視されることがおかしい。
・ゴミの問題、特にパイプラインの問題について。
などなど時間いっぱいの懇談となりました。貴重なご意見ありがとうございました。

2008年11月23日日曜日

人は人とつながって生きてる!

 子育ての悩みや家族、学校のことで相談にのることがありますが、最近感じるのは、悩み事が深刻でその場でどんな言葉をかけてあげたらいいのかホントに言葉を選んで話さなくてはならないということです。
 親しくつき合いわかり合っているとお互いに思っていても、なかなか悩みの核心部分に触れてわかり合えるには難しい。お互いにここまでなら話せる、自分を出してもOKという近づく距離がどこまでなのか測るのが難しいのです。結局悩みをわかってあげることはできても、なんとかしなくちゃそりゃ大変だよ〜って思っても、解決してあげられないことが多くて...
 そもそもその人の代わりにはなれないし、つらいんだよねと言っても、わかってもらえない...と言われてはホントにつらくなるのです。
 でも、なんでこんなに子育てに悩まなくっちゃいけないのか、なんでこんなに子育てしにくくなったのか、学校や家族のことで悩みが増えちゃったのか...と考えるとやっぱり今の生きにくい社会にも大きな原因があるのです。
 もっとおおらかに子育てができる人間関係をつくりたいね...親子、きょうだい、夫婦、家族、友人や地域のなかの人間関係でね!

 11月20日 芦屋市障害者(児)福祉計画策定委員会の傍聴
 障害者自立支援法が実際に芦屋でも施設の運営が大変だということ、また介護保険との整合性や今後の福祉環境を取り巻く社会がどう変わるかで見直しが大きく変わっていくことなど話し合われました。計画の基本理念には国際権利条約をふまえた考え方への配慮も必要、現実には絵に描いた餅にならないような計画にしていかなければならないなどの意見に同感。
「自己決定、自己選択」とあるが、何が我が子にとって何が「自分らしい」のかわからない障害のむずかしさがあると話された言葉には親の深い思いを感じます。
 障害が有る無しにかかわらず、今の社会は何でも「自己選択」といって「自己責任」にされてしまう!それっておかしいよね。選ぶ前に、選びようがない現実になっていること多いでしょう!

 21日 市民活動センターの活動展へ
 市役所北広場あたりにテントで障害者団体が物品販売のお店を開いているので出かけました。メンタルサポートセンターのさおり織りはとても素敵で、気に入ってます。今回はポーチと名刺入れ、笑い栗やラスクも購入。あったかい仲間が集う活動はいいですね!元気になります!やっぱり、人は人とつながって生きてるんですよ、ほどよい距離感でつき合っていきましょう!

2008年11月20日木曜日

来年度予算編成への要求書を提出

 やっと色あざやかな紅葉が撮れました。リビングにいると、雨の音のように葉っぱが舞い落ちる音が聞こえてきます。

 先週日本共産党芦屋市会議団は、日本共産党芦屋市委員会と連名で芦屋市長と芦屋市教育長あてに2009年度予算編成に対する要求書を提出しました。100項目を超える市民の切実な要求を実現するよう求めています。
 今芦屋市内での格差も進んでいて、課税所得200万以下の人の数はこの5年間で17%も増え、その人たちの平均所得は17万円(8.5%)も低くなり、一方で所得の高いそうはさらにその所得が上がるという状況。
 そんななかで、お年寄りや子どもたちの命やくらしをどう守っていくかが自治体に問われています。特に子どもの教育格差は身につまされるものが。なんといっても子どもはこれからの社会を生き、つくっていくのですから...
 主な項目のうちから
 ・市民生活に密着した施策の切り捨てや市民負担増の行政改革実施計画の撤回
 ・国保保険料の値上げはしないこと。保険証のとりあげ、特に子どもの無保険の解消
 ・市内循環型のコミュニティバスと芦屋病院への利便を
 ・77歳99歳の敬老福祉金の復活
 ・来年見直しされる介護保険の保険料値上げはしないこと
 ・保育所待機児童の解消は認定保育園ではなく公立保育所の増設を
 ・つめこみと選別を強める学習指導要領の撤回を、全国学力テストの実施はしないこと、複数志願制は実施しないように県へ要求することなど
 ・山手幹線事業については部分的ではあれ共用開始に伴う影響への万全な対策を、大型車両の流入を避けることなど

 要求書は出しましたが、これからもご意見ご要望を市議団にお寄せください。私もひとつずつ勉強して、自分に引き寄せながら一緒に頑張っていきます!

 18日芦屋浜管理センターでまちづくり懇談会が開かれました。
 市長、教育委員長、芦屋警察はじめ各部局部長が市民の要望や意見に答える懇談会です。市側と連合自治会会長他役員の皆さんで25名ほど、市民約30名の参加で、意見としては
 ・潮芦屋地域住民が住みよいまちづくりをとバス増便と横断歩道設置、マンホールの騒音問題
 ・奥池地域での山手小児童40人の阪急バス運賃補助の復活、狂犬病の予防接種実施、ハイカーのためのトイレ設置
 ・中央緑道の街路樹整備
 ・花と緑のコンクールについて
 ・飼い主のいない猫、犬のフンの始末の問題、などの要望が出されました。
 帰り道、ひとりの女性が「芦屋病院がこれからどうなっていくのかお尋ねすれば良かった...」と話されていましたが、尋ねたいことまだたくさんありましたよね、きっと。

2008年11月17日月曜日

紅葉は見事だけど...

 ここで紹介ができないのが残念!
せっかく写真を撮ったのに、横サイズに変換できず...明日また写真に挑戦しましょう。
我が家の窓からの紅葉は今が見頃!緑町の街路樹はホントに今が最高の紅葉です。
 というわけで、気づけば随分と更新をさぼってしまいました。
この間、三男の指は思いっきり固定され、なんとか23日ミニバス阪神大会までには回復しそうです。しかしまあ、自然学校の後は指で整形外科、風邪で耳鼻科、脇腹痛で小児科へ、次の日ぷつぷつが出て再度小児科で受診...結果帯状疱疹と診断とこんな具合で病院通いが10日ほど続きました。
 かかった医療費13590円!子どもに少し我慢をなんて言えませんが、ラグビーの次男、バレーの長女も部活や普段にもケガの多い我が子、今月かなりの医療費になりました。
 子どもの病気やケガは親の都合に合わせてはくれません。いつでも安心して病院にかかれる制度がやっぱり要るんです。

 全国で国民健康保険での「子どもの無保険」の実態調査がされ、結果が明らかになるなかで日本共産党や市民団体のこれまでの運動が実を結び始めてる!大阪府8自治体、兵庫県でも尼崎市で、短期保険証ですが交付されるようになり、今度は芦屋でも!!と思います。