2008年9月23日火曜日

原爆症認定集団訴訟ー札幌地裁全員救済

 今朝の「しんぶん赤旗」(日刊紙)1面を朝起きがけに見て、一気に目が覚めました。
合わせて7人全員認定すべきの判決は、本当によかったです。
 
 これで、2006年大阪地裁以来11回、原告が連続勝利!!
これ以上裁判を長引かせるようなことなんかしないで、1日も早い認定と保障をすべきですよね!

 入院先から車いすで来られた原告団長は84歳。
「必ず勝利するという確信でたたかい、支援者のみなさんとの運動が実りました。核兵器がある限り、被爆者はなくならない。たたかいは死ぬまで続けます」と語る側には87歳のご夫人と娘さんが見守っていらっしゃる。
 全国の原爆症認定者数は、被爆者の1%にも満たない2000人台に厚労省は抑えられています。あり得ない数です。8月6日広島で、9日長崎で普通に生活していた人が...また、支援に入市した人がどれほどその場にいて、その日を境に以後苦しい毎日を余儀なくされたことでしょう。今も、これからも不安や苦しみを胸の奥に抱えて生活しなければならないことに胸が痛みます。

 25年前、東北福祉大学で「うたごえ」(サークル“おたまじゃくし”:大先輩に宮沢勝之さん「陽気に生きようこの人生をさ」作詞作曲)に出会って以来、「地底のうた」「青い空は」「にのしま」「夾竹桃のうた」「さとうきび畑」ほか数えきれない平和を求める歌を仲間と胸熱くして歌ってきました。
 結婚し、4人のどの子にも原爆被害者の話を聞く機会を一緒につくってきました。子ども達がいつか思い出し、考えることを願って。私は、私ができることをこれからもこだわり続けていきたいな。
 
 

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