2011年3月23日水曜日

卒業生半数が進路あきらめざるを得ない中学校も...

今日の「赤旗」記事を読んで、朝から涙がでました。

*沿岸部の中学教員からの手紙(注)
「・・・親も家もなくして、4月から高校進学するのに制服もなく、通学もできず、学習用品もなく、もしかしたら進学をあきらめざるを得ない生徒が卒業生の半数にのぼりそう・・・子どもには、教育と明るい未来が必要・・・」
被災地でこそ、将来のためにも希望する卒業生には、高校進学の保障を!

*福島南相馬市では
「市の大部分が屋内退避地域。その地域の住民の早期避難がすすめられているが、介護が必要な高齢者は移動できず、取り残されている。寝たきりの方の家族は、避難所に連れて行くことができず、退避指示の出ている地域に時折戻って、介護を続けてきた。半径20~30㌔圏内の屋内退避地域の中には、危険にさらされながらも、避難するか残るか自己判断に任されている。行政が責任もって避難指示とすべき。国や県が責任を果たすべき」と。
震災の日が過ぎて、日が経つにつれて、被災の格差が広がっていくようでここが痛みます。

大学卒業後、当時は、重症心身障害児を守る会「仙台つどいの家」、現在は社会福祉法人「つどいの家」の最初の職員として、働らかせてもらいました。名前のとおり、重い障がいがあっても地域で生活することにこだわりつづけ、親子がつどい、どんな地域の人たちも受け入れるまさにいろんな人が集う「つどいの家」でした。施設ではなにもかも手づくりでしたが、今は施設をたくさん運営する立派な施設になっています。

その「つどいの家」が、大震災で被災。開所できない施設があり、利用者の方は困っています。
是非多くのみなさん 「つどいの家」を応援してください!
詳しくは、ホームページをご覧ください。



(注)この日記を書いた当初、手紙を書かれた方が二戸市の中学校教員だと勘違いしていました。ブログをご覧になった方から「二戸ではないのでは」とのコメントを23日にいただいていたのですが、訂正が今日になってしまいました。ご指摘に感謝するとともに、ご不安をもたらしてしまったことにお詫び申し上げます。

0 件のコメント: