ふりそそげ春の日 育ちゆく青草
美しいふるさとに 二度といくさを許すな
花には太陽を 子どもらには平和を
貧しいくらしにも 負けない子どもらの
幸祈るその胸に 思いおこそう広島を
花には太陽を 子どもらには平和を
苦しい毎日を 耐えぬいた私ら
命を生み育てる 世界の母の願いは
花には太陽を 子どもらには平和を
(新宿合唱団作詞、木下そんき作曲)
夙川の鯉のぼりを見て思い出しました。
大学1年生の5月、うたごえサークルに入って、初めて地域で活動したのが「子どもまつり」。
仙台市郊外のみかみね公園には一日中、子ども達の遊ぶ声でにぎわっていました。桜の木や緑いっぱいの小高い丘には、古タイヤや日曜大工の残りのような木片を置いて、自由に遊ベるように準備したのは、市内新婦人のお母さんたちや地域文庫の会の方々でした。
おまけに、うたごえサークルやセツルメントの元気なお兄さんお姉さんたちもいたりして。
子ども達は一緒に歌って、鬼ごっこして、めいいっぱいあそぶというなんとものどかなこどもの日らしい「子どもまつり」。
その時のスローガンが「花には太陽を!子どもらには平和を!」。
その時歌って覚えたのが、この歌でした。
今日鳩山首相は、沖縄普天間基地を近くの小学校の屋上で見て説明を聞きながら何を考えたのでしょうか。米軍基地の県外国外移設の公約を破って、新たな基地建設を辺野古や徳之島につくる...沖縄県民も本土の国民もそれはノー!だと言っているのに。市民との対話集会で宜野湾市長は首相に「沖縄県民ではなくアメリカの方を向いている」と痛烈な言葉で挨拶をしていました。
自然豊かな海、その命育む沖縄の海を守る!
これ以上沖縄がなぜ犠牲にならなければならないのか!
沖縄の人々の叫びがテレビ画面から伝わりました。
明日は子どもの日。
毎年夙川にかかる鯉のぼりですが、特に今年は元気よく泳いでいました。
私たちが育ち、子どもたちが生きていくこの先の社会の平和は、大人たちがずっと守り続けてきたものだと実感した一日でした。
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