2009年1月29日木曜日

子育て応援特別手当って?!

 27日成立した第二次補正予算にある「子育て応援特別手当」って、本当に不合理・不公平です。651億円計上されているのですが、
対象は08年3月時点で3〜5歳
かつ第二子以降の児童(約170万人)
一人当たり3万6千円を一回限りで支給というもの

 子育て負担軽減なのになぜか第二子以降に限られているので
例えば4歳、2歳、ゼロ歳の三人の子どもの場合→年齢でOKでも4歳の子は第一子なのでダメ
6歳、2歳の双子の三人の場合も→ダメ
同じ年頃の子どもを育て、同じように経済的負担が強くても支給される家庭とされない家庭がある.....これでは不合理・不公平ですよね。しかも一回限りでは、その先の子どもにかかる負担をおもえばもうひとり...とはならないよね。定額給付金とおなじで、効果が疑問の対策です。

 今朝の朝立ち打出駅では、赤旗の宣伝紙の受け取りがとっても良かったです!男女の別や世代関係なく受け取り、歩きながら広げていました。選挙までたくさんの人に日本共産党や赤旗に出会ってほしい、そう思いながら手渡しました。しかも今朝はわりとあったかくて、手がかじかまなくて良かった!

 明日は午前は木野下議員が議会運営委員会、午後から私は行革委員会総務関係の調査です。庁内の非正規雇用の状況などを聞く予定で質問内容をこれから少し整理します。もっと早くに準備を...と思いながら、今日はパーマ&白髪染めに行ってゆったりとした時間を過ごしたけど...今から焦る?!みたいな...


2009年1月27日火曜日

今日のショックなこと、三つ!

 まず一つ目は
今日の「赤旗」を読んで
①一面トップ記事...「食べ物ちょうだい」といって小学4年生の子が昨年夏休みに買い物袋をさげた通りすがりの人に食べ物をねだっていたのを近所の人が見ていた。同居のおばあちゃんが亡くなって障害のある母親とふたり暮らし。給食のない夏休み、プール登校で先生からおにぎりなどをもらっていたが、とうとう自分から先生に児童相談所にいくと言って母親と会わずに施設へ。子どもをとりまく「貧困」の状況が深刻化しているその実態の記事が連載されます。
これも一面に...「友だちと一緒に生きたい。イスラエル軍はぼくたちのような子どもをミサイルで撃つのはやめてほしい」ガザ市のシファ病院に入院する被弾した少年(12歳)の痛々しい写真が切なくなりました。右腕と右足が複雑骨折、全身に爆弾の破片を浴びたという少年の足には4本の固定用金具が差し込まれていて、目はじっとこちらを見つめています。
 戦争や貧困で子どもたちが犠牲になるのは辛過ぎます。

 二つ目は
市内で年収200万円未満の方の割合が尼崎市の割合よりも多いらしい
 詳しくは聞いていないのでこれ以上はわからないのですが、芦屋では所得格差がますます大きくなっているようです。厳しい生活を余儀なくされている方にとって、一回こっきりの定額給付金でそのあとずっと消費税増税ではどうやって暮らせというのか...
 国も地方自治体も施策の転換が求められています。

 三つ目は
娘の試験つづりの結果をみて
 私も虫の居所が悪く、カミナリを落としてしまいました。「やる気あるんか?!」
 今年度の中間や期末試験の成績表が貼られ、本人、保護者のコメントが書く欄があるのですが反省のことばは「これから計画的に勉強します」とお決まりの文句、努力したところは「なし」...これはないでしょう!ということで...『母は激怒した』わけです。
 でもホントのところは「もっとあなたの得意なところ伸ばそうよ」とやさしく言ってあげたかったのですが、口から出た言葉は....
 もっと勉強わかりたいよね、友だちと塾に行きたがっているのは知っていますが高い塾代は払えません。やりたいことを叶えさせてやりたいのに、してあげれなくて情けなくなります。
 高すぎる子育て費用をなんとかしてほしいよね!

 今日の市議団生活相談に来られた方は3名でしたが、ほぼ2時間かかりました。濱本弁護士の隣で訴えを伺いながら勉強です。団ニュースの案内を見てこられた方が2名でした。とにかく話しを聞いてほしいという方から急ぎの件まで私も木野下議員も生活相談は絶えません。いろんな点で社会のゆとりのなさを痛感します。

2009年1月25日日曜日

世直し!新春のつどい

 日本共産党後援会の方がたくさん集い、にぎやかな会でした。
近畿ブロック比例の瀬戸恵子さんの訴えはいつも胸に響きます。
 今度の選挙は勝負の選挙と訴えたら、いや!勝つ選挙や!といわれたこと。ハケン問題では若者が人を物のように扱うこんな政治はもうごめんだといって立ち上がり、若い夫婦の家族では収入が低い、共働きは保育料が高く16万円もかかる月もあるなど子育てにお金がかかり過ぎすぎる、震災で市民のくらしより神戸空港が優先されたことなどひどい政治への怒り、そしてだからなんとしても政治をかえていきたい!日本共産党を大きくしたい!いっしょにかえていきましょう!....そんな力のこもった訴えに大きな拍手でした。

 二部は、兵庫7区政策自治体部長の平野貞雄さんも西宮後援会のつどいからかけつけ、訴え。地域の生の声や最新の情勢がきけて良かったです。
 今度は攻めの選挙!モラルをかかげる本人にそのモラルが問われているんだ!とするどい批判は平野さんの市議6期の経験の重みが。好感度さらにアップでした。

 つどいのおたのしみ、後援会の出し物も模擬政党討論会、世直し白波五人娘!?、替え歌や川柳などどれもユニークで楽しい企画。本格的手品もあってほんとに元気の出る「世直し!新春のつどい」でした。また、明日から頑張りましょう!

 明日は6時から、市民センターで生活相談会。あいおい法律事務所の濱本由(ゆかり)弁護士は若い子育て真っ最中のお母さん弁護士さんです。どうぞ、お気軽にお越し下さい。

2009年1月24日土曜日

消費税なくす会で宣伝のあとの夕食で...

 本日の夕食は、北海道物産での”特製海鮮弁当”ちらし寿司とにしん寿司、そして娘とつくったおいなりさんとおすましです。すっごい奮発しましたが...

 午後JR芦屋のペデストリアンデッキで消費税なくす会と年金者組合芦屋支部合同の月一回の署名行動に珍しく参加。
 この不景気で所得は上がらずむしろ手取りが減っているという人が増えているなかで、次々と税負担がされ、お買い物すればお財布からは一万円札が千円札のようにあっという間に消えていく...庶民は厳しい生活のやりくりにホントに頭が痛いですよね!
 なのに、自民・公明内閣は23日消費税率引き上げを2011年度までに法制化することを盛り込んだ09年度税制「改正」法案を閣議決定しました。税率アップでは民主党も同じ。
 世論調査で消費税率引き上げ「評価せず」が58%(「日経」08.12.29付)と多数。「社会保障の財源確保」のためという理由でも消費税増税反対が6割(「毎日』、共同通信ともに08.7月)。こんな世論に背き、選挙で問うことなく庶民増税のレールを敷くことになります。

 日本生活協同組合連合の調査では、平均的家庭の消費税負担額は、5%の現在、年間約18万。10%になれば、年間約36万円の負担に!
 署名をしてもらいながら「ご意見を聞かせて」とたずねると
「やっぱり日用品にお金がかかるのは困る、贅沢品にかかるのはわかるけど」と年配の女性
 三世代の家族連れではおばあちゃんが率先して
「書きますよ!これ以上あがったらほんまに困るわ。あなたもしなさいよ」と娘さんかお嫁さんでしょうか書くようすすめてくれました。
私「是非お願いします。子育てにもホントにお金がかかるしね」と署名用紙を向けると、
子どもとの手を離して書いてくれた若いお母さんは
「三人の子どもがいるんだけど、かなりかかります。がんばってくださいね」
と話してくれました。

 約一時間の行動ですっかり身体が冷え、疲れたので晩ご飯はちょっと手抜きで...と考えていたらカバンに法事のお返しの商品券があることに気づき、さっそく目の前のお店に入って購入。たまの贅沢とばかりに調子に乗って精算すると6274円也でうち消費税は298円。質より量の我が家は山盛りのおいなりさん(紅ショウガ入り)のほうが好評で、
次男「このお弁当高いなあ...本場で食べたらおいしくてしかもこの値段の半分やで!」

 奮発したんだけど..消費税なければその分であと一品買えたなあ...我が家にとっては市場やスーパーが味方だよね...食べることにこんなに真剣になる我が家。やっぱり食料品は非課税にしてもらわないと困ります。食べることは生きることだもの!

2009年1月23日金曜日

青森ひょう害りんごが捨てられてしまう?!

 去年のひょう害でりんごが売れない、青森りんご生産者は販売不振と価格低迷にあえいでいる...そんな記事が赤旗に載りました。(1/19付
 ふるさと弘前の記事ではありませんか!
高橋ちづ子衆院議員がりんご生産者から実情を聞いていました。
 2008年青森県産りんごは降ひょうと降霜で103億円もの被害。産地市場価格(昨年12月)も前年同月を36%も下回っています。加工業者がとってくれない、傷はあっても生果で食べられるものが300箱ある、...生産者の悲痛な訴えにはじっとしていられませんでした。
 母や生産者の津軽農民組合に電話しました。今日でまだ全体で1万箱のうち1000箱しか出荷の予定が決まっていないとのこと。りんごにカビが生えれば、山川市場へ出さなければならない(山や川に捨てること)と聞いて、もったいない!
 
 さっそく母はたくさんりんごを送ってくれたので、煮りんごをつくり風邪の子どもたちに食べさせることができました。そういえば、亡くなった曾祖母はよく少し傷んだりんごを大きな鍋で煮て、外の雪に鍋ごと冷やして食べさせてくれたっけ。砂糖だけで煮たほんのりあまい煮りんごの味を思い出します。
 雪の重みでりんごの木が折れないように冬も手をかけ、枝の剪定、春の手作業の人工授粉、葉摘み、袋掛けや無袋には色づけ、りんごもぎなどなど一年中手間をかけて育てた生産者の苦労は、私も昔りんご農家で育ったので子ども心に覚えています。その苦労を思うと、おいしいりんごを捨てさせてはいけない、と思うのです。


津軽農民組合の電話は:0172(37)0141

関連記事:
ひょう害に負けないぞ
 気落ちしたりんご農家励ます ほほえみ産直 青森・津軽農民組合

 (農民運動全国連合会の新聞「農民」1/5付)
ひょう害で売れない 青森 リンゴ農家 苦境訴え 高橋議員調査
 (「しんぶん赤旗」1/19付)


2009年1月22日木曜日

来年度から給食費値上げ10%も!

 19日の民生文教常任委員会協議会で説明がありました。
 食材が値上がりしたため、食材費として保護者負担している小学校の給食費を21年度から10%値上げ改定すると。高学年は月3600円が360円値上がりして3960円に。低学年は3580円が3940円に。
 教育委員会は、これまで芦屋市学校給食会で検討を重ねてきたということですが、食材が値上がりしたから値上げやむなし、4000円を割ったからいいではないかと主な説明でした。保護者負担の食材高騰だから、当然保護者がその高騰分負担していただく...そんな考えが先にありきの勢いプンプンの答弁でした。
 でも、
「例えば母子家庭や低所得の家庭にとって負担が増えることはどんなに大変かを十分議論したのか」と私が質問すると
「経済的に困難な家庭は別の支援を考える」と答えるだけで、給食費が値上がりすることで払えなくなる人が出てくるのではないか、保護者にとって値上げはどんな影響があるかについては十分議論されていないような答弁でした。

 「学校給食は、これからの日本を担う子どもたちの豊かな心と丈夫な体をつくる大切な教育活動の一環です」と学校給食法第2条にあると書かれた資料を当日配布しながら、そんな話しはぬきの説明にはがっかり、腹が立ちました。
 芦屋市では給食の滞納はないようですが、要保護・準要保護家庭による公費負担は18年度で398人、19年度で396人。収入は増えず、一方で諸物価高騰や税負担増、子育てにお金がかかる今、これ以上子育て中の家庭負担はすべきではありません。むしろ、子育て費用の軽減策がいるときです!
 保護者負担増は市全体で1800万円。しかも、改正の付帯条件には、これからも給食費の適正価格について検討する研究会を設置する、毎年適正価格を見直すとあります。
「大きな検討は別として、このままでいくのか、いかないのか検討する」といいますが、
「それって大きな検討でしょう!!」「毎年上げるのか」ときくと
「むこう3年間はそのままでいきたい」と。

 これまでの値上げの理由は
平成3年の時は→消費税導入
  5年〃  →消費税3%が5%になったから
  14年  →米飯への国庫補助がなくなったから
  21年  →物価高騰のため
これって、いずれも国、政府の施策で子どもの給食にしわ寄せさせているんじゃないですか!
こんな時だからこそ、子どもの給食を守るのが自治体の役割ではないでしょうか。

 さらに、19日民生文教委員会では、来年度からの障害者福祉計画について二度目の審議をしました。基本計画ということで理念の明記が多く、目標数値も現実にはどうかと考えるとなかなかわかりにくいところがありますが、市は来週から一ヶ月間、計画についての市民意見を募集します。市のホームページからみることができるのでこの機会になまの声を届けましょう!

 おとといから娘はインフルエンザでダウン、三男は胃腸炎の風邪で今晩再び嘔吐数回。この分だと明日もふたりとも欠席だね...次男は日曜日大事なラグビー新人戦2試合目とあって体調管理に余念がありません。私はこのところ家事と育児、仕事に追われてこんな時間にやっと自分の時間です。

2009年1月18日日曜日

今年で14年目の1月17日

 夕べから三男と朝5時46分には芦屋公園の慰霊と復興のモニュメントに献花に行く予定でしたが、朝何度起こしても起きず、10時過ぎにやっと出かけました。震災後生まれた彼にはどのように心に残っていくのでしょうか。その後、浜風小でのどんど焼きと防災訓練へ。

 三男が小学校の追悼集会後持って帰った学級だよりに載っていた感想のひとつ。
「震災の時、生まれていない。お母さんが大変なことになっているのに生まれていない。お母さんは、ぼくを守ってくれたのか。生んでくれてありがとうと思います」
 子どもっていろんな感じ方をしているのがお便りを読んでてわかるのですが、特にこの感想にはぐっときました。悲惨な状況を先生方から聞くなかで、そこには自分はいなかったけど、それはお母さんがまだ自分を外の世界に生み出さずに守ってくれていたんだと思っている。尊い命は失われたけど、一方で今自分がいることにありがとうと言える子どもってすごいですよね。
 芦屋の被災写真を見るたびに被害の大きさ、恐ろしさを思います。私たち一家は当時は神戸市北区におり、20日後の2月6日に三人目を出産。もし芦屋にいたなら落ち着いた頃に生まれておいでとお腹の子に言い聞かせていたことでしょう。
「命があり、元気に暮らせていられてよかった」と思う子どもたち。その気持ちをずっと持ち続けていきましょう。
 午後は精道小学校に献花に行き、昨年がんの闘病後なくなられたSさんと震災の犠牲になったSさんの息子さん、今は天国できっと一緒に遊んでるよねと声をかけてきました。
 震災後生き残った私たちが次の世代に伝えていきたいこと...「あなたが生きていることが大事、生きていく力を大きくしていこうね」。議会では、災害援護資金の返済に苦しむ人がなお後を絶たない状況が審議されます。もはや14年経った今は生活の保障を優先に進めていくときです、国の責任のもとで。そもそも融資を受けないと生活していけなかったわけだから。

 夜は、浜芦屋自治連合会の新年会が盛大に開かれました。市長、議長、山田みち子県議、国際高校校長、潮見中や小学校長、福祉施設関係や民生委員、地元業者や地元自治連合の方々など勢揃いで、手作りのごちそうでまちづくり30周年をお祝いしました!
「30年前に移り住んだ方の二世が結婚して、今、芦屋浜はふるさととして若い家族も帰ってきている。これからも地域でつながりあって住みやすいまちにしていきましょう」と簡単な挨拶をしてきました。
 正月休みの後、ひどい風邪で三日ほど寝込んでしまい、ようやくエンジンがかかってきたところです。復活後、新年会が続きましたが、明日の潮見のどんど焼きでお正月行事はひととおり終了。来週から民生文教常任委員会の調査が始まります。
 

2009年1月7日水曜日

あけましておめでとうございます

 新しい年も慌ただしく始まりました!
今年こそ、計画的に活動したい...と思ったのに、年のはじめから予定変更!
夫の実家に子どもたちとあいさつにと思っていたのが中止。
結局、家でゆっくりすると言う次男が留守番で、家族5人では初めてのボーリングへ!
これがまた思いがけなく盛り上がり、次の日の筋肉痛も心配したほどに。
 今年のお正月はいつものおせちを囲んで、ボーリング、買い物とホントに何年ぶりかで家族揃って過ごすことができました。

 5日朝、駅前の今年初めの宣伝は平野さんと田中さんとで。その後は控室で用事を済ませ、家に戻って家事と子どもと昼食、また控室に戻り生活相談、夕方の宣伝とフル活動。今日も団会議後、当局に聞き取りと夕方から後援会の会議へ。それから遅い夕飯、家事...

 結構忙しかった。だからこそ、今年はもっと勉強する時間を確保しなくっちゃ!それと運動不足解消も!!
 我が子も大2、高3、中3、小6と節目の年、一緒にがんばりましょう!
 それにしても子育てしてると、社会が変化している、動いているってこと実感します。自分やまわりのママ友だちの子どもに対する見方というか期待の仕方が変わっていってるのです。
「せめて自分の子どもは...」と頑張っている人は多いのですが
「子どもにこんなに頑張らせるのってホントはせつない」「内定取り消しとかありすぎて、世の中おかしくない?」という声も増えている。
 今年の子どもの保育所仲間の新年会では「今はホントに国のお金の使い方がおかしいよ!もっと子どもや若者にお金をかけるべき」と子どもや若者を大切にしない政府に批判がいっぱいでした。
 いよいよ選挙の年、子育てしやすい政治につくりかえるチャンスがやってきました!