2011年5月5日木曜日

「仙台つどいの家」被災で資金不足、梅雨をどう過ごすか

重い障がいがあっても、その人の思いを実現しながらその人らしく地域で住み続けられることにこだわる・・・29年前、仙台の東北福祉大学で障がい児教育を学んでいたときに出会った「仙台つどいの家」施設長下郡山和子さんの言葉。
描いた夢は必ず実現させる・・・そんな情熱的な生き方に多くのことを学びました。
卒業後すぐにつどいの家に就職。重い障がいのある子を育てながら、運動されている下郡山さんはじめお母さんたちは底抜けに明るく、頼りない私を指導員というよりは、娘のように受け入れてくれました。
「仙台つどいの家」は誰もがつどえる場所でした。今もきっとそうだと思います。
当時は法人化にむけての活動、訓練と作業や療育の取り組み、資金づくりのバザーなど親の会も職員もボランティアもみんながつどい、居場所づくりとしての熱いものがありました。

その施設が、3.11の大震災で大変被害を受けている。どんなにか大変だろうかと思うと30年ほどもご無沙汰していたのに気持ちは落ち着きませんでした。
各施設が大きな被害を受け、資金不足で大変だと。
電話連絡したその日、高橋ちづ子衆議院議員と福島かずえ仙台市議が調査にきたとお話を伺い、なんと次の日の赤旗には、調査の記事が掲載されてました。(詳しくは5/3付)

4/7の余震では、天井が崩落した施設もあり、梅雨を前に工事が急がれる
震災で休所したため、障害者自立支援法のもとでの日額払いの支援費では資金不足
地盤被害に対する支援制度がないなど再建には多額の費用がかかる
記事を手にカンパを訴え、現在集まりつつあります。出発するまで頑張りましょう。
ご協力いただける方は、ホームページをご参照か下記まで

「仙台つどいの家」支援のための義援金のおねがい
七十七銀行 沖野支店 普通預金 9121552
社会福祉法人 つどいの家   理事長 下郡山徹一
連絡先:℡022-781-1571  FAX022-781-1572

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