2008年10月13日月曜日

議会視察で宮崎へ

宮崎県は暑かった!
  • 7日は日南市市議会の応接室にて
 「日南市公立保育所民営化基本方針(ガイドライン)」について、その導入に当っての経過と内容を調査。

 日南市は人口44,174人(今年4月現在)。人口減少、高齢化率28.4%のなかで限界集落を「いきいき集落」と言い換えて頑張っています。マンゴーで流通関係は儲かっても、生産者は潤わず口には入らないとか。来年3月最終の市町村合併をふまえての行革が進行中。保育所民営化(民間移管方式)もその1つ。

 公立10カ所すべてが対象で、去年1カ所、今年1カ所の公立保育所がそれぞれ別の社会福祉法人に運営されることに。民営化に当って市議会が市独自の選定基準をつくらせ、基準の内容は市の保育や子育ての方向性を示すものになっています。
 例えば、市内の法人に限る、将来建替えもできる財政力、自主事業(障害児、延長など)の実施など細かく決められていました。じゃあ保育所の運営を民間にまかせて市がやることは何か。母子健康、子育て相談、子育てネットワークの確立などを目指しているそうです。
 職員との話し合いや入所児の保護者など何度も話し合いを重ねての民営化に、地方財政の厳しさが伺えました。

  • 8日は37万都市の宮崎市市役所へ
 宮崎市も市町村合併で、広範囲な地域において地域住民の声を市政に反映させる仕組みを15の地域自治区と3つの合併特例区ですすめていました。

 地域が抱えるさまざまな課題に取り組む財源として、「地域コミュニティ税」年額一人500円が市民税均等割課税対象者に追加されるしくみです。自治会やNPO法人より一回り大きな組織の地域協議会の活動に交付され、防災訓練や見守り事業の財源になっています。
 「めざすのは、地域力アップで人づくりが課題」という市担当のお話に、市民参画には市民と行政の意思疎通と意識改革を時間をかけながら前進させていくことが大事ですね。

  • 遠い九州宮崎も飛行機で約1時間
 帰りはプロペラ機初乗り! プロペラがまわった時点でテンションアップし、着陸までご機嫌でした! 海も船も海岸線も間近に見え、ホント素晴らしかった!


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