2011年4月2日土曜日

若年脳卒中者のリハビリ保障を

団地の桜が次々と咲いてます。
大震災の被害が加わって、春遠い北国。
それでも必ず、梅が咲き、桜が咲くからね。

昨日から、まだ65歳になっていないので、介護保険制度での介護予防訓練施設を利用できずに困っている...そんな相談を受けていました。

呉川町に昨年オープンした保健福祉センターには介護予防センターがあり、65歳以上の方は登録すれば訓練施設を利用することができます。でも、相談を受けたMさんは63歳。残念ながら予防センターは利用できません。
去年脳卒中で倒れ入院。歩けるようになりたいと頑張って毎日欠かさず訓練と自主トレに励んで、車いすから杖で歩行できるまで回復、3ヶ月ほどで退院されました。正確には、制度上退院しなければならなかったのですが。お家に戻ってからは、通院と自宅訓練、さらにあいている日をどこか施設を利用して自主トレをと考えての介護予防センター利用と計画していたのです。
退院した次の日からもおなじようにリハビリを続けたい、続けないと身体が固くなるから...と新しくできた福祉センターを利用して前向きな生活を計画していたのに、本当に残念だとMさん。
「年齢の制限があるのはおかしい。私のように65歳未満でも必要な人は、利用できるようにしてほしい、利用したい人はもっといるんです。病院で何人もいましたよ」と。

保健福祉センターでは、そんな要望があることは承知しているが難しいということでしたが、他にも利用希望があるのなら早い対応を検討すべきです。リハビリは毎日続けてこそ効果があることは、Mさんはじめ本人が一番よく分かり、実感していることです。
リハビリを毎日続けて、少しでも元の自分のように身体を動かしたいという気持ちに応えるようにしていかなくてなりません。一日一日がどんなに大切か、私もよくわかります。
しかも、焦らず展望持ってゆっくり進んでいくことも必要だということも。

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