市内呉川町に、芦屋の地域福祉の拠点となる「保健福祉センター(仮称)」の建物が見渡せるようになりました。
6月1日には、市と財団法人「木口ひょうご地域振興財団」が賃貸借契約が結ばれました。これから30年間の契約で、市は家賃を今年度は毎月およそ890万円払い続けていくことになります。
これまで団としては、利用する市民や地域の市民の声をていねいに聞いて、活用される福祉センターをと要望してきました。
簿価36億円6,000㎡の市の土地を財団に18億円で売却。公有地が民有地になっても、財団が今後公益法人をとり、「木口ユニバーサルセンター」となって芦屋の福祉前進のためにも貢献することになる...こんな説明を受けていました。
東側バス通りの看板には「はなみずき芦屋 木口記念会館 芦屋市保健福祉センター」、西側住宅街に面した案内プレートには更に「芦屋温泉」が加えられていました。地域福祉の拠点になるセンターですから、市民はこの福祉センターに様々な期待をもっています。でも看板にある「記念会館」の文字に、この建物はあくまで(当然ながら)木口財団なんだ...と思うのは私だけでしょうか。
2008年10月の財団主催地元説明会に初めて市長、副市長が出席したその時の内容を伝えたニュースをあらためて読み返してみました。市民からの質問や要望には
・約50台の駐車場では足りないのでは?芦屋温泉駐車場との相互利用は?
・周辺マンションへの環境問題の対策と話し合いの場を(①出入り口の再検討②周辺に駐車させない保障③車の排ガス対策④予想される東側の渋滞対策⑤隣接マンションへのプライバシー保護と日照保障など)
・障害児の親は子どもと気兼ねなく出かけるところがない。早くつくってほしい。
など。その後利用団体などと話し合う中で、今年7月17日オープンにむけて最終準備がすすんでいることだと思います。
私自身、西宮の福祉施設で働いていたこともあって、よく耳にしていたのが「芦屋の福祉は遅れている」...今度は「芦屋の福祉」が良くなってきたと実感できるようにしていきたいんです。6月11日からの6月議会には設置管理の条例が出る予定。たくさんのご意見を市議団にもおよせください。
手前が木口会館入り口。奥が福祉センター入り口
東(建物裏)側の休日歯科診療センター入り口あたり
オレンジ色が、芦屋市保健福祉センター、緑は木口会館、ブルーはあしや温泉
0 件のコメント:
コメントを投稿