2009年2月20日金曜日

ほほえみりんごでみんなが笑顔

 青森県津軽地方のヒョウ害りんご「ほほえみりんご」は全国に微笑みの輪を広げています。
 新聞で売れないヒョウ害りんごが紹介されて以来、津軽農民組合では在庫1万ケースに次々と注文が入りおとといで完売。個人から学校給食などたくさん利用されています。
 芦屋では潮見小学校が2月18日りんごサラダ、19日りんごゼリー、25日ひとり1/4個でメニューにとりいれられます。自校方式の給食ならではの対応に嬉しく思います。
りんごを洗い→むいて→細かく刻んで柔らかく炊いて→ジュースを加えて固めて完成!アルミカップはアレルギー児用。すべて手作りの愛情いっぱいりんごゼリーです!
 子どもたちの感想は
「サラダにはいつもの2倍のりんごが入ってておいしかった」(りんごは生がいいという子には不評だったようで...)
「りんご食べたら笑顔になる!」「ゼリーだとりんご、食べれたよ。りんご食べるの2回目やねん」(果物ではみかんしか食べれなかった子だそうですが、よかったね)これぞ!ほほえみりんご!
 青森では数年前の台風被害以来、生産者も消費者も笑顔になるようにと「ほほえみりんご」の産地直送に取り組んでいます。被害額の軽減や農家が元気を出していこうという活動が今回のヒョウ害りんごでまた大きくなったようです。消費者が農家を支えること、本当に大切ですよね。
 ちょうど今日の赤旗には、18日にJA全国農協青年組織協議会の集会が紹介されていました。日本共産党からは紙智子参院議員が出席。自給率40%という低さを指摘して、農業と農村の大切さを強調。党の「農業再生プラン」を紹介しながら、自国の食料政策を決める権利「食料主権」の農政へ転換をと呼びかけ共感が広がっています。
 「ほほえみりんご」から潮見小ではどんな取り組みがされるのでしょうか。子どもたちにはおいしいりんごの味と生産者のおもい、日本の農業を学んでほしいなと期待しています。

2009年2月17日火曜日

いよいよ3月議会です

 2月24日開会の3月議会一週間前の本日、上程される議案の説明が総務部長よりありました。現年度分補正や来年度の予算分など盛りだくさんの議案です。詳しくは木野下あきらさんのブログで紹介されています。是非ご覧くださいね。(これって手抜き?!木野下さんのブログ宣伝!)それにしても山積みの議案と資料に目を通すにはかなり時間がかかりそう...

 午後は民生文教委員全体協議会で「第二次芦屋市生涯学習推進基本構想」の原案、引き続く委員会で「介護保険制度について」の説明と質疑と続きました。

 震災を経験しさらに地域での市民活動を通して、また実施されたアンケートの結果から、今の芦屋市にはどのような「生涯学習」が求められているのか。
 407ある社会教育団体がスポーツ・文化施設や地域の集会所、学校で場所や時間の取り合いで結構大変な状況にあり、一方で子どもも含めて団体のリーダーが育たない、担い手となる人づくりが進まないなど悩みや課題はたくさんあります。基本理念が絵に描いた餅にならないよう、現場の声を分析して各部門の施策に活かしてもらいたいなどということを質問、要望しました。
 5分休憩後、今度は介護保険へ。準備不足や会場がいつもと違い隣席との距離が近く、集中力もなくなってきそうなところで、つい焦って質問して失敗!言いたいことがうまく言えず、メモや資料がちっとも頭に入りません。今度の議案内容に踏み込まないように...というような声も近くから聞こえてますます焦りました。
 介護認定が軽くなっているケースはないか、要介護認定の新方式の矛盾を明らかにしたかったのですが、かえってわかりにくくしたようで自己嫌悪。ずらりと当局や委員が並ぶ雰囲気にはなかなか慣れません。でも直接の担当職員の方が時折うなづいてくださったのにはホントに救われました。
 教育や福祉に限らず、国はつぎつぎと制度の見直しをすすめるので理解するのに大変です!しかも、いったい国民のくらしはいつになったら豊かになったと実感できるのでしょうか。見直しされてもちっとも良くなってないよ!
 委員会終わりに山口議員や松木議員と「いくら議論しても自分たちの時には必要な介護受けられないよね」「長生きしても医療費かさむだけ」「だから、ぴんぴんころりがいいんだよ」...朝から続いた質疑で、なんだか力の抜ける最後でした。

2009年2月15日日曜日

第34回自治体政策セミナーに参加

 13日と14日の二日間、姫路でたくさんの刺激を受け、これまでの自分の考えも整理できました。たくさんの資料や情報で消化しきれない課題に押しつぶされそうになるなか、今の情勢をどう見るかの話はとてもよかったです。
 さらば「構造改革」―自治と公共性の復権を求めて...という大きなテーマがどの講義でもおさえられていて、何よりも憲法を守っていくことの大切さが深く語られていました

憲法9条の戦争はしないという決意
24条 家族での個人の尊厳と両性の平等
25条 生存権、国の社会保障的義務
26条 教育を受ける権利
27条 働く権利と義務など

 普段の生活はどんな人であろうとどんな境遇であろうと無条件で日本国憲法によって守られているんですよね。それが今、「あなたが努力をしてこなかったからでしょう...」「100年に一度の経済危機だから」ということを理由に国民に犠牲を押し付けて、憲法まで変えようとしている。もっと私たちは、世界のなかでの日本国憲法をもつ日本の良さをしっかりと見つめていかなきゃいけない、次の世代のためにも守っていかないといけない...そう思います。

 13日全体会の記念講演
新自由主義的構造改革の破局と自治体における決着 二宮厚美氏(神戸大学発達科学部教授)

 14日専科
・自治体病院、地域医療と医療制度構造改革 長友薫輝(津市立三重短期大学)
・地域医療と自治体病院 金川佳弘(自治労連青森県本部)
・地域のレポートなど
 地域医療崩壊は医療問題ではない、地域づくりのなかでの病院問題ととらえるという話しは納得でした。自分の住んでいる地域に安定した良質の医療をどう提供するのか、こんな病院がいるんだということをもっと住民も自治体も病院も一緒になって共有していくことが必要なんです。たくさんのレポートや意見がきけて充実した二日間でした。


 今日は次男、三男と久しぶりのゆっくりとした朝でした。そうはいっても私は2日間の洗濯と掃除や買い物に追われましたが。ふたりはリビングでわりばし鉄砲で盛り上がり部屋は輪ゴムだらけ。器用な次男がつくった鉄砲は当ったらかなり痛い!
 三男がこのあいだ学校に持って行き、友だちと遊んでいたら、遊び方が良くなかったのか即刻わりばし鉄砲は学校で禁止になったらしい。

「何で禁止になったの?」
三男「知らん!」
「遊び方、あかんかったんでしょ!」
三男「先生、すぐ男子のやること怒るねん。女子にはえこひいきや!」
私「先生に痛くないわりばし鉄砲の作り方おしえてもらったら?」
三男「先生って、危ないからダメってきっというわ」
私「危なくないことで、いっぺん先生と勝負してみたら?挑戦状でも書く?」
先生と“対決”して、先生との距離が縮まることを期待して提案。すると、
三男「書き方教えて!」と本人はやる気満々に。
さて、どうなることでしょう...

2009年2月12日木曜日

豆まきしないと福がこないかな?!

 1月末から、我が家は嵐のようでした。
長女はインフルエンザ、三男は胃腸炎の風邪、私は三男の風邪をもらってずっと不調続き
次男は部活の試合で勝ち進んで連日朝練。私と夫は交替で早起きしておにぎり5個の弁当づくりに奮闘(毎日お弁当は3個で結構おかずもご飯も要ります)
その間にも行革特別委員会、コミスクのもちつき、小学校の作品展(ずらりと個性的なシーサーが並び観る人をよろこばせてくれました。息子のシーサーもなかなかの迫力)、女性後援会街頭宣伝、潮芦屋地域まちづくりの地元説明会、諸会議などなどで、風邪気味の身体には結構しんどかったです。
...と更新の間が空いてしまったいいわけをしながら。

 娘の14歳お誕生日お祝いもすっとび、豆まきもせずで今年は福が来ないかも?!なんて心配しています。


 今日は兵庫自治体問題研究会主催の兵庫の公立病院問題交流集会に参加。
大阪府立病院機構労働組合委員長 日名廣江さん「独立行政法人化の問題点と課題」の問題提起と4つのテーマの報告
・地方公営企業法全部適用になるとどこがかわるのか
・川西市、三田市の市民病院改革プランについて
・県立塚口病院のその後
・県医務課、圏域会議情報
予想以上の参加ということで会場は人がいっぱい。午前の会議を終え10分ほど遅れて入ったのですが資料が足りなくなっていました。

 これまで市長は「独立行政法人化」しかないと突き進み、それでは市民は納得できないと議会は二度の定款否決をしてきたにもかかわらず、今度は2月4日、病院改革特別委員会ではじめて「地方公営企業法全部適用でいくしかない」と公言。市民のための病院と掲げながら、市民そっちのけで芦屋病院の進む方向を次々と変えていくのにはやはり納得はできません。
 病院も市の財政も経営効率化や健全化の名の下に、市民のくらしや健康、命が犠牲にされていってる状況が身近な相談からも感じます。国の政治がひどいからこそ、地方自治体はもっと市民にとって身近な施策で生活を守る役割を果たすべきですよね!