2008年8月30日土曜日

9月議会はじまる

 9月議会を5日開会するとの告示がされ、今日29日(もはや30日!)は議案の説明会でした。15議案を総務部部長がざっとひととおり説明してくれます。
 説明する言葉を聞き取って、その意味やお金の動きはわかってきました。しかし、その内容がどういうことか、私たち市民にどんな影響を及ぼすのかを調べて理解するのに、私はまだ結構時間がかかります。

 同じ日午後にあった行革委員会の準備、これからの委員会や一般質問の準備などに追われしまい、かなり大変です。

 また、請願が今のところ2つ予定:
「原爆症のすみやかな認定と被爆者の救済を求める請願」
「南芦屋浜地区における迷惑行為改善にかんする請願」
いずれも、代表の方が趣旨説明に来られました。
 所属委員会の関係で、私も紹介議員で頑張らなければなりません。


 「8月6日広島の慰霊祭に初めて参加した時、当時の首相が襲われそうになって、その時の事件の新聞記事があったの。それに偶然、父と母も写ってる」と芦屋被爆者の会会長が茶色になった新聞記事を見せてくださって、
・被爆者の平均年齢が75歳以上になってること
・認定の国基準が厳しく、手帳を持っている方のわずか1%しか認定されていないこと、
・被爆者が亡くなっても、被害はなくならない
...と切々と話してくださいました。

右の写真が当時の新聞記事:昭和46年8月6日付「中国新聞」夕刊




 いろいろあるけれど、今の私ができることを、精一杯頑張らなくては....


2008年8月28日木曜日

今日もまた宿題に追われる!


 追われているのは、中2の長女と小5の三男そして私...
いずれも自由研究、読書感想文など大物ばかりで悪戦苦闘でしたが、完成したようで、良かった!

左は、息子の小型掃除機:
 作り方と感想を模造紙に書き、消しゴムのくずをこれで掃除するという、なんとも、即効役立つ優れものに仕上がっていました。
 
右は、娘のチーズケーキ!
 夕飯後に材料を買いに走り、「娘がお父さんと作ろうなんてお願いするの、これが最後だよ!」なんて脅して?! 夫に手伝わせながらの完成。さすが娘、まんざらでもない様子の夫。
 
 私はというと、午前中は控室で議会の準備、午後は昼食作りに子どもの宿題をみながら、家事と資料を読んで...一番進んでいないのは、この私かも!!

 明日の朝立ちのために早く寝ないと、ということで今日は焦るばかりで進みません。

2008年8月26日火曜日

住民と行政とで環境を守る

 年に一回の環境処理センター運営協議会に参加。
 この協議会は、現在の処理センターに建て替えられた1994(平成6)年に、炉が大きくなり公害が増えるのではないかという住民の不安を受けて、芦屋浜連合自治会ほか地元住民が14人、行政5人と地元議員とで結成。全国各地の協定書を検討し、一番厳しい基準で芦屋市環境処理センター公害防止協定書を策定し、協定を結ばれています。以来年1回(必要あればその都度)、調査の報告があり、住民代表と行政が意見交換できる有意義な場となっています。

 昨年度の運転状況の結果報告は、6/15発行の広報に記載されています。
 今日の報告では、過去5年間で人口が増えているが、ごみ発生量は減ってきているということで、減量化と分別化はできているということでした。
 
 課題はごみを埋め立てる場所で、今は湾岸線→尼崎の陸送→船で神戸沖の埋め立て地へというコースですが、いっぱいになると次は大阪南港の方に移り、そこも2021(平成33)年には満杯になるといわれているそうです。広域で考えることだが、芦屋も埋め立てる場所を見つけなければならないとの説明には、ごみ問題はホント緊急課題!

 ただ、私たち住民はマイバックや分別で、いつも山ほどのトレーやペットボトルなどお店の回収ボックスに持って行き、減量に努めてはいるのに、行政は全体の発生量のうち住民分がどれだけをあって、事業ゴミがどのくらいあるのかはっきりとした調査はしていないとの説明にええっ!?間近に迫る埋め立て問題に対して、市としては「事業所には啓発のチラシを配布することぐらいで....」という対応に、事業所にももっと具体的な対策を求めていいのではないかと思います。
 
 国全体では、ごみ発生量は一般家庭より、事業所が多いという資料をみたことがあります。しかも、地球全体では、戦争による環境破壊が深刻になってきている....「たかがゴミ、されどゴミ」の問題は足下の手間と工夫、そして地球規模での対策が緊急課題ですよね!!

 いよいよ9月議会が5日から始まります。
質問の準備に、また胃が痛くなりそう!しかもなぜか、太っちゃう!!
これからの予定は
8/28 病院特別委員会で宝塚病院視察...木野下
 /29 議案説明、全体協議会、行革特別委員会...森
 /30 10時〜市民センター403号にて 市議団の議案説明会と予算要求懇談会
9/ 1 病院特別委員会...木野下
 / 2 全体協議会、都市環境委員会
 / 4 議会運営委員会...木野下
 / 5 本会議(開会)以降は、右にある予定です


子育てしてから、絵本大好きに!


 実は、子どもの頃、本も読まずにもっぱら外で(リンゴ畑や空き地で)遊ぶ毎日でした。

 小学校の5年か6年の時、父が夏休みに「今泉本店」という土手町の本屋さんに連れて行ってくれて初めて自分で選んで買った本が、確か世界中の少数民族の紹介本。いろんな人がいるもんだと感心しましたが、以来あまり本には興味もわかず、外遊び専門。

 それが子育て中、子どもと一緒に本をみるようになって、美しい絵に浸り、読んでいて口元の振動というか、声に出す言葉が自分にも聞こえてなんと心地よい…という快感を味わってから、以来19年間絵本にはまってます。

 今日(日付がかわったから昨日ですね)、市教育委員会主催の潮見中学校区「教育トーク」に参加。家庭や地域、学校などで「子どもの読書活動を考える」という意見交換と潮中学区の提言をそれぞれの立場でつくっていくという活動を経験しました。私が参加したグループは、家庭で本好きにさせるきっかけを出し合いながらの交流。
 
 思い出せば我が子は、本をおもちゃのように積んだり並べたりして遊び、お気に入りの本は何度も読んでとせがまれました…
 クリスマスプレゼントを買ってくるお父さんを待つというストーリーの『おとうさんをまって』という本(文:片山令子、絵:スズキコージ、福音館書店刊)は、いつの間にか文やセリフを子どもが覚えてしまって、お気に入りの場面にくると待ってましたとばかりに声に出し、ついには一冊まるごと文字も読めないのにページどおりに毎晩私や夫に読んで?!くれました。絵本って楽しい!幼い子もこうして楽しむんだ!ってしみじみ思うようになって…

 絵本や本を通じてたくさんのしあわせが、幼いころから心の奥ヒダまで滲み込む、そんな思いを経験して欲しいなって思います。
 
 今日のトークでは、大阪おはなしの会の錺(かざり)栄美子さんがおはなしの実演をしてくださり、とっても良かった! 特に秋田弁での語りは、津軽弁でおはなしや絵本を読んでいる私としても心に滲みましたね。
 
 ということで、2冊を紹介;

  関西弁の語りがとってもいい
  『ぼちぼちいこか』
    文:マイク・セイラー
    絵:ロバート・グロスマン
    訳:今江祥智
    出版社:偕成社

  津軽弁がたのしい
  『けんか山』
    文:北彰介
    絵:前川かずお
    出版社:草土文化


『ぼちぼちいこか』の訳者は芦屋の子ども読書の街づくり推進委員会の委員をされていています。

2008年8月25日月曜日

朝から大忙し

 今日は朝から大忙しでした。

 三男のミニバス交歓大会が潮小であるため、早く起こして、お弁作って送り出す。30分後次男が部活へ。長女はゆっくりめの部活で、夏休みで帰っている長男は10時でまだ熟睡。電話で相談にのったあと、急いでミニバス試合の応援へ。なんとか開始に間に合いました。練習では見せないどの子も緊張した顔。頑張ってボールをつないでましたが、後半シュートが入らなくなり、残念ながら負けてしまいました。でもよく頑張ってた!
 
 昼は市役所に資料を取りに行って、昼食の用意をしてから午後はJR芦屋で31日の病院フォーラムの宣伝に参加。「ごくろうさま、病院への足の便をよくしてほしいね」とおっしゃる方やチラシの受け取りはとてもよく、立ち止まって読む方があちこちで見られ、関心の高さを感じました。
 
 30分ほどで潮芦屋の盆踊り準備へ。暑い中の提灯付けなど本当にお疲れさまでした。ひととおり終えたところで、「今はなんとかやってるけど、準備や特に太鼓を一晩叩くのはしんどくなってきた」「お金は寄付や県市の助成でなんとかなっても、力仕事や体力がこの先ねえ...」と話されていました。
 そうですよね、すっかり潮芦屋の盆踊りは夏の楽しみですよ。これからは若い世代、特に中高生の太鼓たたき後継者が育ってほしい!

 帰りの足で試合に寄りましたが、既に終了。男子は2試合とも負けて、コーチに注意を受けてました。頑張ったご褒美の晩ご飯と思ったのですが、自分の髪も気になり、思いきって美容院へ。簡単な晩ご飯のあと相談の電話と1件訪問に出かけました。

 約2名の子は、部活後いよいよ焦って宿題をしてました。私も9月議会が5日から。その前に、病院特別委員会があり、29日には行革委員会も。家族みんなが、夏休み気分から早く抜けないと....それにしてもハードな一日でした。

2008年8月23日土曜日

陽光町信号稼働もうすぐ

 潮見学区の皆さんがずっと市や県に要望していた信号機が、今年4月予算がやっとつき、8月から9月初めまで工事中です。
 7月の花火大会、夏休み中と事故もなく、ホントによかったね!

 この横断歩道の南側には、商業施設が開業予定。ますます危険が予想されたので、その前に早急に設置してほしいと住民の方や近所の病院、福祉施設、幼稚園や小・中学校の校長先生など地域全体で要望を出していました。

 電柱がない町、つまり電線が地中にあるので地面を掘っての工事ですがもう少しで完了。今朝は小雨のためか、朝9時はまだ工事が始まっていませんでした。

 地域の方々と一緒に「これ以上横断中の事故を起こしてはならない」と昨年12月、県企業庁と県警に迫ってくださった都築研二県会議員は、先月、肺がんで亡くなられましたが、無事設置されますよと報告ができます。遠い空から、安全を見守っていてくださいね....



2008年8月21日木曜日

介護は人の手と心で

 夕方からの市議団の生活相談会が終わる頃、弘前の母から電話があったと子どもから連絡が入りました。8月に精神病院から老人保健施設に移った父の様子がなんだかおかしいというので、慌てて弘前に電話してみると...
 
 父は施設に移ったその日は機嫌良く、後2〜3日怒りっぽくなって、今週からは覇気がなく、眠ってばかりで食事も全介助になったらしい。熱もなく、特に体の具合が悪いというわけではないが、明日血液検査をしましょうと言われたと母は電話口で興奮して話してくれました。
 
 よくよく事情を聞くと、母が、施設で暮らすことになった父の心や生活の変化に戸惑っているんだなということが想像できるのです。
 施設の職員を信じて、よ〜くわかるまで話してよ と母に言うと、今度は母がこれまでいかに父の為に尽くしたか、自分は無力か...ということを言い出すので、私は電話で母にこれまでの感謝の気持ちを伝えて、母に落ち着いてもらうことが精一杯でした。
 そして、施設の職員の方にホントに利用者や家族に寄り添った介護をお願いしたいと思ったのでした。
 認知症がすすむ父は父なりに、日を追うごとに自分のまわりの環境を理解しようとしていると思うし、母も同様なのだと。

 施設でも在宅でも、介護は人の手と心で行われる仕事。お互いにおもいを馳せる余裕がないと成り立ちません。でも今介護の現場は「介護とりあげ」「介護難民」の状況が深刻で、働く多くの職員は低賃金、過密労働でがんばっています。
 来年「見直し」される介護保険制度がこれ以上、利用者や働く人たちに厳しいものにさせてはなりません。

2008年8月20日水曜日

ブログに挑戦

 機械音痴で書くことの苦手な私が、今年の夏はブログに挑戦?!しました。
昨年6月に日本共産党の議員としてスタートし、議会や地域では初めてのことばかりで緊張と失敗の連続でした。何度聞いてもすっと耳にはいってこない専門用語や今年は大学1年、高校2年、中学2年、小学5年と四人の子育てに悪戦苦闘ですが、マイペースの夫(私から見ると...)と多くの皆さんの励ましでと毎日なんとか頑張っています。
 もっと多くの方と、身近な出来事から芦屋の市政について、さらには国政、世界に視野を広げて(はたしてどこまで....)、子育てや親の介護、絵本やおいしい食べものや料理、音楽など思いついたことい〜っぱい意見交換したいなと思っていました。家事や子育てで余裕がないし...となかなか実行できなかったのですが、私にとっては、自分への思い切った挑戦です。
 ここまで書いてなんですが、今は子どもの夏休みの宿題の尻たたき!と9月5日開会の議会準備で自分の尻たたき!に難儀...難儀...!
 
 昨日、兵庫自治研主催の「公立病院を考える学習交流会」で勉強してきました。今年7月に出された県の「新行革プラン」のもとで、芦屋病院も含めて県下自治体病院が今厳しい選択に迫られているとの報告に、病気になった時には看てもらうであろう病院の今と今後の実態をもっと知らなければならないし、安心してかかれる病院を守っていかなければならないと強く思いました。自治体病院赤字の原因が国の政策であり、その時自治体が病院や患者さんを守るべきことをやってきたかのかどうか。
 理解しなければならないことは山積ですが、ひとつずつ身につけていこう思います。


芦屋病院のこれからを考える市民フォーラム

 市主催の「病院トーク」は既に終わりましたが、芦屋の地域医療と公立病院を守る会が「芦屋病院のこれからを考える市民フォーラム」を開きます。このフォーラムでも様々な意見が交換されることを期待しています。

8月31日(日)午後2時〜4時30分まで
芦屋市民センター 多目的ホール(3階)
入場は無料